小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

再び道路特定財源

2008年02月23日 | 私の考え
本日付の福井新聞10面に、「自治体縛る特定財源 放置は怠慢怒るべき」と題した前鳥取県知事の片山義博氏(現慶応大学大学院教授)の記事がありました。

道路特定財源については一時期、全国の自治体首長・議会からの存続を求める大合唱も影響しているのか、新聞記事も暫定税率を廃止するとどれだけ大変な影響が出るのかという観点の記事が目立ちましたが、ここに来て国会の予算委員会での議論を通じて問題点が浮き彫りになってきたこともあり少し変化があるように感じます。

今日の片山前知事の記事では、全国の首長が道路特定財源堅持や暫定税率維持を主張している姿を「嘆かわしい」と、喝破しています。前知事の主張はよく理解できました。
また、先日の民主党の菅議員と逢坂議員、それに麻生知事と東国原知事との公開討論会もネットで見ました。客観的に見て民主党の主張の方が理解できましたが、民主党も「当然、道路の整備は今よりも遅れる」と、もっとはっきりと言うべきだと思います。
道路整備は大切ですが、今の特定財源制度を残して何としてもしゃにむに進めるべきだと考える人は、地方でもそれ程多くはないように感じますがどうでしょうか。

この議論もあと1ヶ月と少々の時間しかありませんが、より良い結論を期待するものです。