小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

4月度議員会

2005年04月20日 | 議会活動報告
【4月度議員会】
4月の議員会に出席。議論された主な内容をお伝えいたします。

●地方税法改正に伴う町税条例の一部改正について、専決処分内容の説明
 ⇒毎年この時期、地方税法改正に伴う町税条例の一部改正についての専決処分があります。理由は地方税法の改正が毎年3月下旬となるため3月議会に間に合わないからです。
住民の税負担という地方自治の根幹ともいえる税条例、毎年、議会の議論なしで決めているのがこの国の地方自治の実態です。
*専決処分とは、議会の議決事項である議案を議会の議決を経ないで首長が実施すること。議会の開催が物理的に間に合わない場合などに適用されます。

●全議員による視察研修の行先・行程について
 ⇒7月6日~8日の行程で青森県六ヶ所村を視察することに決定しました。

●議会の特別委員会について
 ⇒市町村合併調査特別委員会に代わる特別委員会を設置する方向で議論。5月9日にもう一度、議員会を開催して議論し、5月11日の臨時議会で最終決定します。私は、財政問題調査特別委員会の設置を提案しました。

【高浜駅舎整備計画】
高浜駅舎整備計画が、高浜町のホームページに掲載されています。駅舎整備計画に対するご意見はトップページからメールで投稿できます。まずは意見することが大切です。

ネット

2005年04月19日 | 私の考え
最近、ネットで議会活動や自分の考えを情報公開している地方議員が増えてきているように感じます。
地方議員というのは、自分の活動や考え方を住民に知っていただく機会というのはそう多くありません。そこで自分の活動の情報公開の手段としてネットを利用するのです。インターネットは今や情報収集の手段として完全に認知されていますので非常に効果的です。

議会活動を住民の方に情報公開していくことは議員としての責務だと思いますし、常に議会情報を提供していくことは住民の行政への参画意識の高揚にも繋がりますし、自分自身のモチベーションを高める作用もあります。

また私の場合、常に6~7名の地方議員や地域リーダーのネット上の活動報告をチェックしておりますがこれが非常に勉強になりますし、ネットをきっかけとした交流も生まれています。
今やネットは、地方の政治家にとって必要不可欠なツールだと思います。

慰労会

2005年04月18日 | その他
広報特別委員会の慰労会に出席。今回の議会だより第82号の発刊(4月22日発刊予定)をもって、広報特別委員会は再編されますので、メンバーが集まってこの1年間の編集作業を労いました。
会場はレストラン安土山を利用しました。和田の夜景を見下ろしながらフレンチを味わうことができ、いい気分に浸れました。


砂防ネット

2005年04月17日 | その他
和田海岸には、冬期の季節風で浜の砂が地区内に吹き込むのを防ぐため、海岸全域に二重の砂防ネットが張られています。このネットは毎年秋の設置と春の取り外し作業を区民総出で行いますが、今日は取り外し作業が午前中ありましたので参加しました。作業そのものは何ということもありませんが、花粉症の身には今日のような晴天の屋外作業は非常につらいものがあります。

午後は、家にこもってくしゃみをしながら、しばらくサボっていた「議会REPORT」づくりに没頭しました。

西村幸夫町並み塾

2005年04月16日 | 活動日記
石川県加賀市で開催された、西村幸夫氏(東大教授:都市景観保全の権威)の町並み塾に参加しました。
昨年度も加賀市で4回開催され、そのうち3回参加しましたが、今年も開催されると聞き参加したものです。昨年参加した3回の塾では、沖縄県竹富島で町並み保存に活躍されているリーダー、秋田県角館町の元町長、新潟県村上市の観光カリスマの方の、それぞれ貴重な講演を聞くことができました。

今年は、北海道函館市の旧市街地の都市再生に長年尽力されている、「函館元町倶楽部」の村岡氏から「函館のまちづくり」と題した講演を聞きました。

【講演の概略メモ】
函館は司馬遼太郎の「菜の花の沖」で知られる高田屋嘉平衛の活躍や、北洋漁業で巨万の富が蓄積し栄えます。函館は大火の多い都市であることと特殊な土地形状であることから、中心市街地が東へ移動し、旧の中心市街地がいわば使い捨てられたことから、結果として歴史的町並みが残りました。
一時はゴーストタウン化していた旧市街地ですが、その後第一次西部開拓(旧市街地は西部地区と称される)、第二次西部開拓、第三次西部開拓と、30年以上にわたる息の長い都市再生によって現在の観光都市の地位を確保しました。
この西部開拓の中心は建築物の再生です。第一次では比較的規模の小さな建物を再生し、ペンションや飲食店などに蘇らせました。
第二次では旧函館郵便局舎(ユニオンスクエア)など、大きな物件の再生が進められ、第三次では、若者たちが無理せず楽しみながら旧い建物を再生し飲み屋街などを形成していきました。
建物の再生が都市にいのちを与えるというわけです。

【橋立地区見学】
講演終了後、会場となった橋立地区の会館の周辺部を見学しました。この加賀市橋立地区は昔、北前船で栄えた地区で、会館の手前は北前船の船主邸を利用した「北前船の里資料館」があります。そして、この地区一帯が船主の屋敷が多く残っていることから、今年4月に「伝統的建造物群保存地区」に指定されました。指定地区内を町並み案内人の金沢工業大学の山崎講師と共に参加者全員で見学しました。
ここ。橋立地区は伝建地区に指定されたばかりで、まだ町並みの再生も進んでいないので、説明を聞かなければ、どこにでもある風景のように感じます。しかし、今後、伝統建築物の再生が進み町並み整備が進んでいけば観光地として十分なポテンシャルがあると感じました。全国でこうした町づくりが進められており、魅了のある観光地が次々と現れてくる現実を垣間見ました。
(写真は北前船の里資料館)

町民から意見募集(高浜駅)

2005年04月15日 | その他
本日付の中日新聞に高浜駅舎の整備事業について、高浜町役場が「町民から意見募集」をする意向を示したことが報道されていました。
4月15日(本日)に区長会に説明をする他、20日以降には高浜町のホームページに詳細な計画を掲載し、また広報誌でも呼びかけて町民から意見を募集するそうです。
出来るだけ多くの忌憚のない意見を提言していただきたいと思います。自分たちの町のことですから。

以前から一般質問などで、町民の関心が高い事業についてはホームページ等を利用して周知し、意見を求めるべきであると提言を続けてきましたが(パブリックコメント制度:平成15年12月議会一般質問)、少しは良い方向に向かいつつあることを感じました。

議会報告会

2005年04月14日 | その他
高志会の議会報告会を開催します。
●日時:4月28日(木)19時30分~21時00分
●場所:城山荘3Fホール

出来るだけ多くの方に聞きにきていただきたいと思います。主に平成17年度予算の説明を行い、その後、質疑や意見交換も考えております。
高志会としては初めての議会報告会の開催であり、上手くいくか心配ですが頑張ります。
なお、和田・青郷・内浦の各地区でも開催する予定をしております。今回は高浜地区での開催となりますので、高浜地区選出の高志会の町議会議員(粟野議員、福永議員)が主役となります。
和田地区では私が報告する予定ですが、高浜地区ではスタッフとして参加します。

映像の世紀

2005年04月13日 | その他
最近、知人から「NHK・DVD-BOX 映像の世紀」(全11巻)を借りて見ています。内容は、昔放送したNHKスペシャルを編集したものです。なにせ全部で11枚のDVDですので(7万数千円の代物)、見る時間を確保するだけでも大変ですが内容が素晴らしいの一言で、つい他のことをほったらかして見てしまいます。
今まで写真で見たことはあっても、例えばヒトラーのナチス党大会での演説の様子(かなり詳細に見ることが出来る)や、松岡洋石が国際連盟を脱退する様子等々実に見ごたえがあります。よくもここまで、20世紀の映像を入手したものだと関心します。
最近は不祥事で散々なNHKですが、このような高いレベルの番組は民放ではまず制作されないと思いますので、NHKには頑張ってもらいたいものです。


意見交換会

2005年04月12日 | 活動日記
舞鶴市・綾部市・高浜町の3市町の議員などが集まる意見交換会に参加しました。若手の市議会議員などが集まった会合で、午後3時半から深夜までありとあらゆる分野で意見交換をすることができ、非常に有意義な時間を過ごしました。

本格的な地方分権の時代を向かえ、地方も変わっていかなければなりません。地方を変えるためには、地方の政治を変えねばなりませんし、そのためには地方議会を変えていかなければなりません。地方議会が変わるということは地方議員が変わるということです。
平成12年の地方分権一括法がきっかけになっているのでしょうか、確実にここ数年、各地の自治体で変革の動きが出てきているように感じます。
高浜町がこうした動きに取り残されないように頑張らねばと感じた次第です。

広報特別委員会

2005年04月11日 | 議会活動報告
広報特別委員会に出席。議会だより第82号の編集会議は実施しました。今回編集会議はで終了します。あとは明後日に私が最終チェックを実施して、4月22日には町民の皆さんに配布することになります。ぜひ読んでいただきたいと思います。

議会だよりの編集委員を2年間勤めさせていただきました。特にこの1年間は、委員長として全面的に編集作業に携りました。議会だよりの編集作業を通じて、多くの議会の勉強をさせて頂きましたが、少し生意気かもしれませんが、もう既に、議会だよりの編集作業を通して勉強をさせていただく必要はなくなったと思っています。

最近は、高志会の仕事や自分の議員活動の仕事も増えてきております。従って、来年度は1年間、広報委員を休ませていただこうかと考えています。