小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

地産地消

2005年04月21日 | その他
支持者の方からゴミの分別リサイクルに関することと、保育所の給食に関することについて意見を頂戴しました。

保育所の給食は、米飯給食が少なくパンが多いのです。保護者とすれば米飯給食を増やして欲しいが、パン食が多いのは供給側の論理(パンの方が手間がかからない)ではないのかというものでした。

帰宅後、現状を子どもたちに聞いてみると、保育所の米飯給食は週1回(パンは4回)、小中学校では週3回(パンは2回)でした。どちらも高浜町立の保育所・小中学校ですから、この米飯給食の比率は町の方針ということになります。

そこで少し疑問を感じました。

何も高浜町だけに限りませんが、毎年、水田の維持や農業振興に多額の税金が投入されています。しかし一方で、減反政策により多くの休耕田があります。理由は簡単で米が余っているからです。
ではなぜ米が余るのかといえばこれも簡単で、日本人があまり米を食べなくなったからです。
ではなぜ日本人があまり米を食べなくなったのかといえば、これは一概には言えませんが、戦後、学校給食でパン食を推進したのも大きな理由のひとつだと思います。
…パンは小麦から作られますので、ほとんどは海外からの輸入です。

なぜ、多くの休耕田を抱えながら水田の維持に多額の税金を投入しているにも関わらず、公立の保育所や学校の給食で地産地消の基本である米飯給食を推進しないのかを疑問に感じた次第です。