小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

3月定例会3日目:全員協議会

2005年03月08日 | 議会活動報告
議会定例会3日目の全員協議会での審議を報告します。
今日は、指定管理者制度の管理者を指定する議案の審議について報告します。

【質疑の概要】
今回、高浜町の公共施設のうち、「道の駅」「海釣り桟橋及び遊歩道」「広瀬山オートキャンプ場」「はまなすパーク」「城山駐車場」「若狭和田駅」「三松駅」の7施設を、指定管理者により管理代行させることになりました。「道の駅」は指定管理者を公募せず活生タウン高浜に管理委託し、その他の施設は公募しましたが、結果として従前の管理者のみの応募しかなかったので、それらの団体に管理委託しました。以下は本件の質疑です。

Q:道の駅以外の施設は、指定管理者を公募したのか。
A:その通りである。

Q:公募に応じた団体が提示した管理委託料はいくらか。
A:和田駅が264万円、三松駅が21万5千円、他は無償である。

Q:道の駅は従来どおり、3千万円の管理委託料か。
A:その通りである。

Q:公募はどのような方法で実施したか。
A:1月14日に町の掲示板(役場や公民館の前にある掲示板のこと)に告示した。また、文字放送と優先放送で告知した。(告示期間10日間)

Q:指定管理者制度は、公募によって様々な団体が、対象となる公共施設を管理するための事業計画などを提示する中で官では出てこない発想と効率的な施設の運営で、公共施設を民間活力で効果的に運営し、より低いコストでより良いサービスを提供しようとするものである。これの基本となるのが競争原理である。ところが、今回の公募方法ではほとんど誰も公募に気付いておらず、結果として競争原理が働いたとはいい難い。結局、従来から管理委託していた団体のみが応募しており、これでは指定管理者制度の本来の目的を達しているとはいい難い。今後はこうした点に注意して欲しい。

【広報特別委員会】
全員協議会終了後、広報特別委員会を開催しました。議会だより第82号は、4月22日に発刊します。またいつものように、定例会終了後に議会だより編集作業を実施します。この82号を発刊するとこの広報特別委員会としての役目は終了しますので、最後の仕事ということになります。(広報委員に再選されなければ…。)