小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

高浜町立図書館協議会

2004年10月28日 | 活動日記
高浜町立図書館協議会の定例会に出席いたしました。この協議会は、高浜町立図書館の運営などを審議する会議体で、私は町議会代表としてメンバーに加わっています。(町議は私だけ)
他には学校教諭、公民館長、婦人会長、保育所長、読書会の方などです。
通常の図書館の運営状況の審議と併せて「高浜町子どもの読書活動推進に関する基本計画(案)」の審議を行いました。

全国的にも県内でも、厳しい自治体財政を反映して公立図書館費は削減傾向にあります。実に情けない話です。高浜町は今のところ(平成16年度予算までは)図書館費の削減はありませんが、今後予算が厳しくなっていきますので、予算削減という愚策をしないようしっかりと監視してまいります。

ところで、図書館活動(特に学校図書館)などは、民間ボランティアなどに比較的容易に手伝いをお願いできる分野だと思います。現に和田小学校の図書館ボランティアなど成功事例のひとつといえます。
これからの行政は、公共領域の仕事の担い手にNPOや民間ボランティアの参加を進めていくことが必要です。この点、高浜町は決して民間との協働が進んだ町ではありませんので、図書館活動などを通じて民間との協働を進めていければと思います。

また、以前この日記にも書きましたが、私の選挙公約のひとつに「児童が自然に本に親しむ環境づくり」があります。従ってこの協議会に議会代表で委員に就任したのも公約実現のためであり、当選後初めての一般質問の項目のひとつに、この「子どもの読書活動推進計画」を取り入れました。
時間はかかりましたが、本日、(案)として協議会に提出されるところまで来たことを嬉しく思いました。県内の市町村では高浜町が少し先行している状況にあります。子どもの読書活動などは後回しにされがちなのかもしれません。
基本計画(案)の内容的には、まだ足らないところもあると思いますし、もっと突っ込んだ議論も必要です。図書館協議会委員にこだわらず、関係者から幅広い意見を聞くとともに、この計画だけで集中論議の場を持つよう提案しておきました。

まずは、しっかとした基本計画を立案して、本好きな子どもを育む環境作りを進めていきたいと思います。今日の協議会では良い議論ができました。

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2 コメント

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本は教育に重要です (塩見まりこ)
2004-10-29 08:50:18
こんにちは、具体的にまた教えて下さいね。

教育基本法の改正については、どうお考えですか?
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教育基本法 (小幡 憲仁)
2004-10-30 17:52:13
コメントありがとうございます。考えを述べるほどの見識もありませんが、教育基本法の改正には賛成です。



教育基本法の改正について、最も注目されているのが「愛国心を基本法に盛り込むこと」についてです。

基本法改正の反対理由はいろいろあるのでしょうが、ひとことで言うと「愛国心は戦争につながる」というものだと思います。

しかし、愛国心がなければ身の危険を承知で戦争に参加する国民はいなくなります。愛国心もなく、自分の国を守る国民もいないでは、もはや国とはいえません。

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