小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

町営国民宿舎城山荘の今後について

2014年01月15日 | 政策調査
本日(1月15日)、1月20日に行われる臨時議会の招集通知がありました。
臨時議会の議案は町営国民宿舎城山荘に関するものです。

町営国民宿舎城山荘は、これまで株式会社国民休暇村から支配人を招へいして経営再建に取り組んで来ましたが、施設の老朽化などにより期待した経営改善が果たせず、今後の運営について町としても検討を行ってきました。
当初は、建物を建て替えして新たなホテルとしてリニューアルする方向で検討が進められてきましたが、議会から『城山荘の検討にあたっては必要最低限の検討にとどめ、事業化の決定は原子力政策の政府方針が固まり、高浜町の今後の財政に十分な見通しが立った後とすること。』との附帯決議を行ったことにより、先送りされた経緯があります。

このため町としては、城山荘の当面の対応として、これまで長年にわたり町営の国民宿舎として運営してきた城山荘の運営について、
①国民宿舎としての冠を外す
②町の直接運営から民間事業者に指定管理として運営をまかせる
ために必要な議会の手続きを行うというものです。

これまで赤字経営だった城山荘を、赤字が累積して傷が深くなる前に経営を見直し、民間活力の導入により打開していこうとするものであり、過去に城山荘の経営が順調な時代に確保した内部留保資金から約3,900万円をかけて建物を改修し、平成26年度は1,000万円の指定管理料を支出して民間会社に委託して、その後4年間の経営計画を民間会社と考えていくこととしています。

そして、その5年間の間に城山荘の今後の事業化方針を決めていくことになります。

町民の間にも様々な意見のある城山荘の在り方です。しっかりと議論していきたいと思います。

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