小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

監査委員研修

2011年11月17日 | 活動日記
監査委員の研修で、広島・岡山方面に来ています。
今日は広島県府中町役場を訪れ、同町の監査について研修を受けました。

府中町は人口約5万人、マツダ本社と本社工場を立地する自動車産業の町です。
財政も比較的裕福なことから合併をしなかったことで、となりの政令指定都市の広島市が周辺市町と合併した結果、広島市にとり囲まれるような格好となり、まるでイタリアの中にあるサンマリノ共和国のような町ですと紹介されていました。

町が市に移行するには人口5万人以上など種々の条件がありますが、府中町の場合は人口は満たしていますが、高等学校が町内に1校しかなく(2校あることが条件)市制に移行できないとのことでした。
なお、一旦、市制になれば、その後人口減少などで市の条件を割り込んでも市から町に変わることはありません。例えば、北海道の夕張市は人口1万1千人を割り込んでいますので高浜町より少ない人口で市です。

府中町は町とはいえ、この規模ですから、監査委員事務局も専任職員が2名配置されており、かなり内容の充実した監査を実施されていました。
監査をしっかりしたものにするためには、監査事務局の充実強化が必要であることを痛感しました。