小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

国保運営協議会委員研修会

2011年11月10日 | 活動日記
福井県自治会館で開催された「福井県国民健康保険運営協議会委員研修会」に参加しました。
研修会のテーマは「社会保障・税一体改革と国保制度への影響」と題し、厚生労働省保険局国民健康保険課の永峰氏による講演を聴講しました。


国民健康保険は各市町村が保険者となって運営する健康保険で、国民皆保険の根幹をなすものです。被保険者は、農林漁業など一次産業の専業従事者や自営業者、会社を退職した元サラリーマンなどです。

「年齢構成が高く、医療費水準が高い」「所得水準が低い」「保険料の収納率の低下」等々の構造的な問題があって、保険財政が不安定になるリスクがあります。
このため、保険者を市町村から県へ広域化するなどの国民健康保険制度の基盤強化についての検討が国と地方で進められています。
こうした改革の現状について話しを伺いました。

国民健康保険は国民健康保険特別会計として議会で審議もしますので、その仕組みを理解することは大切です。
非常に複雑な制度でなかなか理解が難しいですが、こうした研修を受講して少しでも理解を深めたいものです。