小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

福井県社会福祉大会

2011年11月12日 | 活動日記
高浜町社会福祉協議会の理事のみんさんと、福井県産業会館で開催された「福井県社会福祉大会」に参加しました。


大会では社会福祉活動に貢献された個人・団体の表彰式などが行われていました。
また、会場内には県内各地の物産展のブースが立ち並び、車イスの展示などもあって、予想以上の賑わいでした。

高浜町からは「高浜鮨」が無料で振る舞いされていました。


競技用の車イスや電動カートに車イスがドッキングするタイプなど様々な車イスが展示されていました。


午後は「五体不満足」の著者である乙武洋匡氏の講演を聴講しました。
とにかく凄い集客力で、おそらく千名を超える聴衆があり、会場には講演を映し出すスクリーンも用意されていました。


講演の中で、乙武洋匡氏が今年5月の東北楽天イーグルスの試合で始球式を務めた時の話しをされていました。

これまで、普通の事が出来るだけで、人は驚き感動しほめてくれた。(例えばペットボトルの飲み物を飲むという行為だけで感動されるといったこと)しかしそれは乙武洋匡氏にとってあまり気分のいいものではなかった。
始球式で自分がボールを投げたることができたらきっとみんなは感心してくれる。それは障害者なのにボールが投げれて素晴らしいという気持ちです。だから、これまでの自分なら始球式はしなかったと思う。
しかし、東日本大震災で多くの大切なものを失った東北の人たちが、自分の始球式の姿を見て、震災で生き残ることができた者が頑張って生きていこうと、そういう気持ちになってくれるならという気持ちで始球式に臨んだと言っておられました。
(始球式の様子はYouTubeで視ることができます)