小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

臨時議会

2008年08月20日 | 議会活動報告
【臨時議会】
臨時議会がありました。
議題は車持第2踏切の移設拡幅工事をJR金沢支社に委託協定を締結する議案と、老人保健特別会計の補正予算などです。
上程された議案は全て全員賛成で可決しました。

他には高騰する漁業用燃油の高騰対策を政府に求める意見書の採択があり、これも全員賛成で可決しました。
この意見書の原案は私が起草しております。以下に内容を紹介いたします。

漁業用燃油高騰への緊急対策を求める意見書

当町の漁業を取り巻く現状は、従事者の高年齢化や、魚価の低迷、水産資源状況の悪化による漁獲高の減少など構造的に厳しい状況にある。こうした状況の下、最近の異常な原油高は、操業に欠くことができない燃油価格が漁業者自らのコスト削減努力を遙かに上回り、操業中断や出漁の断念など苦汁の決断を余儀なくされている状況である。
この状況を放置すれば当町の漁業の衰退は明らかであり、海の恵みによって成り立ってきた当町にとっても大きな影響がある。
このため当町としても厳しい財政状況の中、昨年11月より1リットル当たり5円の漁業用燃油に対する助成制度を創設し緊急対策を実施しているところではあるが、昨今の急激な燃油高騰では十分とはいえない。
今や、この燃油高騰は町単独で対応できるような状況になく、国、県において、緊急に下記事項について対策を講じられるよう強く要望する。

              記
1高騰する漁船用燃油価格の低減化のため、直接的な助成措置を講じること。
2漁業用燃油価格高騰に伴う漁業経営体の所得減少に対して、補てん措置を講じること。

以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

【浜の飾り付けの撤去】
午後は、若狭和田観光協会による海水浴シーズンの町内飾りつけの撤去作業に参加しました。
私はライフセービングクラブのパトロール拠点と和田診療所医師と医学生による救護所の施設の後片付けを手伝いました。

【打ち合わせ】
浜の飾りつけ撤去作業終了後、来る9月9日に開催を計画している「若狭和田ライフセービングクラブ発足式」の打ち合わせを関係者、クラブ員が集まって行いました。
発足式の準備状況、クラブ運営のための財源問題等について話し合いを行いました。