扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

九州行きの前哨戦 #1 まずは東寺

2010年03月21日 | 取材・旅行記

私がまだ行ったことがない県というのがいくつかある。

鹿児島・宮崎・大分・長崎・佐賀の九州各県と高知県である。
他の県の中でも1度仕事で行った程度のところもあるがその土地の大地を踏み、飯を喰ったことがある。

今、幕末の賢候を扱った本を書いており、薩長土肥の中では山口県は萩にしか行ったことがない。
それが苦になったので九州に出かけることにした。
どうせなら行ったことがない県をすべて回ってやろうと思う。
クルマで行くのである。
訪れる先は城址や博物館になるであろう。
面倒でもクルマを持って行った方が所要時間やら荷物やらのことを考えれば効率的である。

東京から鹿児島までは高速道路で約1300km。
さすがに一気に行くわけにもいかないので途中どこかに寄ることを考える。
21日は東寺の弘法市、家人を連れこれをめざして行き、1泊してそこからひとりで九州へ向かうということにした。

朝4時に出発し東名を行く。
浜松辺りで嵐になった。
雷鳴轟き豪雨滝の如しで視界もきかない。
その状態が30分は続いた。
おかげで眠気どころではなく休憩もままならぬ。

伊勢湾岸道に入ると雨はやみ東寺に着いたのは8時過ぎであった。
今日は寺の駐車場は使えずにJRの線路を越えたモータープールにクルマを入れておく。
市を冷やかしていくつか雑貨を買う。
像高30cmほどの彩色されたシヴァ神の金銅仏にちょっと心が動いたがやめておく。
旅の守りになったかもしれないが。
金堂や五重塔初層などの拝観はやめておいた。
まだ旅は始まったばかりである。

今日の予定はこれから浄瑠璃寺、岩船寺、圓城寺と回り、名張に泊まる。
さすがに行楽シーズンでホテル旅館は京都奈良では空いていなかった。





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