端島から戻る途中、今度は長崎湾東側の世界遺産などを眺める。
沖の島にかかる橋をくぐると右手に三菱重工長崎造船所、香焼工場が見える。
ドックに朱色の三基のクレーンが並ぶ。
このクレーンはゴライアスクレーンといい1200トン1基、600トン2基でブロック毎に造られた船体を吊り上げてくっつけるといった工法で船を造る。
女神大橋をくぐると小菅修船場跡が小さく見える。
これは陸上から蒸気機関で船を引っ張り上げ修理するための施設で、開港と大船の修理はセットのもの。
明治元年に造られた。
現在は稼働していない。
少し進むと旧グラバー邸がかすかに見えている。
ところで長崎県の産業革命遺産は8つある。
●長崎造船所第三船渠
●長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン
●長崎造船所旧木型場
●長崎造船所占勝閣
●高島炭鉱
●端島炭鉱
●小菅修船場跡
●旧グラバー住宅
この8つは全て海上から見ることができた。
この旅は世界遺産巡りでもないのだが少し得をした気になった。
ツアーが終わり上陸してぶらぶらと歩いてホテルに戻った。
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