先日発行したウェブ2.0の本に続き、地方再生の本をシリーズ化しようという計画が始動した。
その取材でいくつかの街を取材に行くことにした。
今日明日とその最初、岐阜県高山市を取材する。
高山は名古屋から特急で行く。
愛知県民にとって高山は日帰圏の観光地、何度も行ったことがあるいい町であるが、ひとりでじっくり回ったことはない。
ちょっと下調べしただけでも高山は地域再生に成功している。
特に海外からの集客がうまくできていて欧州からの入り込みが安定していてそこにアジアからの入り込みが増えているという。
クルマで行っても電車で行っても同じことであるが高山は山深い。
交通の隔絶された隠国であり、日本の歴史を追っていてもなかなか登場しない。
律令制下では飛騨国として独立しており、この小さな盆地が中央直轄となったのは特産の木材と馬、良質な戦略資源を有しさらに「飛騨の匠」
という特殊技能集団が都で重宝された。
よって中央政府は飛騨をないがしろにせず古代から特別な存在においた。
馬も木材も外国産になってしまった今日では観光産業が基幹になっているのだ。
高山駅に着いて荷物をホテルに預けて市役所の観光課に取材。
状況とデータをもらった後、町歩きを始める。
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