-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

ラニャーニャ だてゆたけずニャー

2022-12-14 13:58:48 | 近況報告

 この度の冬はラニャーニャ現象なので寒くなると思っていました。ところが、今年の畑沢は12月の半ばになっても、いつもの年には積もっていたはずの雪がありませんでした。

 令和4年12月13日、畑沢へ。

 どこにも降雪の形跡が見えません。NHKのデータ連動の積雪状況を見ていると、ほんの短期間でしたが積雪がありました。しかし、田畑は勿論のこと山の斜面にも軒下にも雪がなく、まったく冬らしい雰囲気がありませんでした。葉が落ちて枯れ木のように木々が寒々と立ち並び、田畑が枯草をたなびかせている姿は、荒涼としています。雪のベールにくるまれていれば白い世界となり、美しいものです。

 北を見ても、

 南を見ても、

 

 ところが、畑に活き活きとした緑色。最近、よく見かけるようになりました。もしかしたらこれも外来種でしょうか。まだ、正体が分かりません。山形市内の我が家でも繁殖していて、たい肥作りの材料にしています。冬も枯れずに雪の下で成長しています。

拡大すると、冬なのに花まで咲いています。なんという逞しさ。

 

 暗い気持ちでいたのですが、遠く北の山が明るく輝きだしました。厚い雲間から光が漏れて、横に細長く日光が白い山肌を照らしています。尾花沢市と最上町を境界する山並みだと思います。

 

 細野への山道へ向かう車が見えました。この道路は除雪を一切、行わない道路です。通れるということは道路に雪が全くないことを意味しています。恐らく、細野への道だけでなく、五十沢へ行く道も、村山市へ行く道にも雪がまったくないと思われます。しかし、村山市へ行く道だけは12月1日から冬季閉鎖になっています。ゲートを開けてさえくれれば、通れるのですが残念です。

 ところで、タイトルの文言を理解できないと思いますので、説明します。「だてゆたけずニャー」は、「と言っていたよねー」を意味します。最後の「ニャー」は「ねー」を意味するわけですが、畑沢で使われていた方言です。どちらかと言えば女性で使う場合が多く、柔らかい表現になります。しかし、女性同士の会話で多用すると、互いに「ニヤー」「ニャー」となりますので、私の娘は「猫の様だ」とも幼い時に言ってました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 峠の石仏「湯殿山」調査が一... | トップ | 今冬の初滑りー。されど、め... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

近況報告」カテゴリの最新記事