Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

加古川市民の憩いの名所、日岡山公園! 2020年5月28日

2020-05-28 14:17:37 | 日記・エッセイ・コラム

姫路と明石の中間に位置する人口26万都市の加古川は、決して際立って有名な名所がある観光都市ではない!そんな加古川にも小生が他市町村、また他府県の人々にお奨めしたい日岡山公園と云う名所がある!加古川の中心部から北に10キロほど離れ、周囲35.8ヘクタールの豊かな大自然に恵まれた敷地には、標高80m前後の丘陵(きょうりょう)の峰々が連なる広大な日岡山公園がある!またその公園に隣接して日岡神社と日岡御陵が鎮座して居る!日岡神社には、1300年前、第十二代・景行(けいこう)天皇が治める天平時代に創祀(そうし、神をまつること)された安産の神“天伊佐々彦命(あめのいささひこのみこと)”が祀られている、また、そこから石畳の細長い階段の径を登ったところには、静寂の日岡御陵が君臨し、景行天皇の播磨のお妃(きさき)であり、日本武尊(やまとたけるのみこと)の母、稲日大郎女(いなびのおおいらつめ)の御陵が祀られている!・・実は小生、2か月ほど前から平道だけを歩くのに飽き足らず、雨天の日以外は出来るだけ時間を割いてほぼ週4回のペースで、更なる下半身強化のために坂道の多い日岡山公園の中を、登山ウオーキングコースを決めて2時間近く歩くようになった!今78歳だが、現在の体重75から8kg減量して、それまで日課の様に楽しくジョギングしていた75歳当時の67kgを取り戻したい!また楽しくジョギングを再開したい!・・・

今日は、この小生お気に入りの登山ウオーキングを、諦めず中断せず何時までも長く歩き続けらるようにと、自分に活を入れる思いで、押しつけがましくも、ここに紹介していきます!特に小生がポイントとして重視している結構きつい勾配のある3箇所の坂道にご注目あれ!・・家を午後4時前後に出て、別府川沿いに上流に進み、大野の町内を横切り、新井(しんゆ)用水路に架かる石橋を渡ると最初の竹藪の中の急勾配を前方後円墳“勅使塚(ちょくしづか)古墳”を左に見て登る坂に差し掛かる!それをグイグイ進んで登って行くと、目の前に日岡公園墓地が開ける!そこを横切ると、なだらかな坂が続く日岡山公園内の森林の中へ進んでいく、ゲートボール場を過ぎ、日岡スイミングプール、日岡体育館と武道館を過ぎ、外野観戦スタンド越しに眺めながら野球場を過ぎると、左にデッカいサッカー・フィールドが拡がる!この日岡山公園近辺には多くの古墳が点在する日岡御陵古墳群に指定されている・・・

 

前方にそびえる山峰を観ながらサッカー場のゴールエリア側に拡がる駐車場を横切って登山道に入り山道を登り始める!暫く登ると80.1mの頂上へ向かう急な登山道へ右に折れていく!人通りはほとんどなく静寂が拡がり、ここから2番目の急勾配に差し掛かって行く!岩石と石ころ混じりの山道を登り切ると、今は埋め尽くされているが、戦時中・戦後まで配水池があった頂上最高峰に達する!最高峰から木立越しに下界をチラチラ眺めながら、山頂から下山していく!元の山道まで降りると、割と長い距離が伸びる宿泊施設OAAハリマハイツの方向へ歩(ほ)を進めていく!はりまハイツ手前で、右に折れてこの日岡・山岳コースで最も急勾配を有する第3番目の、この山岳コース一番のキッツ~~い急勾配を登りつめていく!そこをクリアすれば登りの最終地点“はりまハイツ展望台”まであと一息だ!この“OAAはりまハイツ”には第九合唱団などの合宿で5回ほど宿泊したことがある・・・

 

昔、小生が高校生頃までは、現在、財団法人・野外活動協会に属する宿泊施設OAAハリマハイツの建物が立っている丘には、聖徳閣(しょうとくかく)と呼ばれる可成りデッカイ楼閣が君臨していた!小生が高校生の時、度々学校帰りにこの楼閣に登って独り下界を眺めていたものだ!この聖徳閣は多木化学(株)の創始者・多木久米次郎氏の施行によって昭和10年10月に起工され、昭和11年7月に完成された!その後、聖徳閣は解体されて、1960年(昭和56年)に兵庫県・神戸市・神戸新聞社・神戸商工会議所の提唱を受けて再建されて、1960年の加古川市制10回施行を記念に加古川市に寄贈され、青少年育成施設OAA(Outdoor Activities Association)として生まれ変わった!OAAの展望台からは、南には瀬戸内の島々が、東には明石大橋が、北には六甲連山から加西・加東までの山々が一望できますぞ!また今、ハリマハイツの直ぐ下にある“ハーモニーの丘”には、美しい草花が咲き誇り、その中に平和な世を願う“平和の塔”が凛として立っている、皆さんも、日岡山公園へ一度お越しあれ!(*^^*)・・このあと小生、来た道を家路に向かって下山して行った・・・

 

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