Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

老いても、ある栄養素で身体ごと強くなる!~その1 2017年5月28日

2017-05-28 16:39:39 | 日記・エッセイ・コラム

去る5月24日水曜日、小生は、夜7時30分から始まったNHK総合ガッテン!筋肉!血管!免疫!ある栄養素で身体ごと強くなるスペシャル!”を観ていた、2016年3月までは“ためしてガッテン!”のタイトルネームで、小野文恵アナと立川志の輔のMCで毎週水曜日の夜8時から8時44分まで放映される人気番組だ!2016年4月13日の放送からは、MCの小野アナと志の輔コンビは変わらないが、夜7時30分から8時14分までの放映となって、タイトルが、ただの“ガッテン!”に変わった!・・・

 

スタジオにはレギュラーゲストの笑福亭笑瓶(しょうへい、60歳、上方落語家)の他に、ホリㇷ゚ロ所属の山根千佳(21歳、米子東高、早大)と、ノースプロ所属の眞鍋かをり(36歳、愛媛・西条高)がゲストとして招かれていた!ここに、その録画の内容を3回に分けて、リリースしていくことにしょう!その1として、今日のタイトルを“老いても、ある栄養素で身体ごと強くなる!”と名付けてお送りすることにする!・・誰でも老いて、おじいちゃん・おばあちゃんになっても、何時までも寝たきりにならずに、自分で動ける身体でいてほしいと願う!・・・

実は、そのために貴方が出来る“魔法の声かけ”がある!ガッテン!を観ていて、ある健康に良いあることを知った中年の息子が、自分の年老いた母親を心配して実家に電話した!『今、テレビを観てて、良いことを知ったんだけど、かあさんも、もっと?????しなよ!』と勧めた!さあ、親を寝たきりにさせない”魔法の声掛け”とは、どんな言葉でしょうか??読者の皆さんも一緒に考えてみてみましょう!その言葉掛けをすれば、寝たきりにならないようである!少なくても、その危険性を大きく減らせること間違いなし!歯磨き?恋なのか?貯金なのか?ブブブ~~~!・・・

  

この息子はお母さんの何を防ごうと心配して、この言葉掛けをしたのか?その目的である、ヒントは栄養失調である!食べ物が不足して栄養が足りてなかった戦後じゃあるまいし!?息子は母親に、現在では“低栄養”と言われる栄養失調になって貰いたくなかったのだ!厚生労働省が毎年行っている最新の国民健康・栄養調査の報告によると、70歳以上の高齢者1007人のうち、何と325人が、3人から4人に一人が、殆ど無自覚で、低栄養の恐れ・危険があることが判明した!まさか、寝たきりになる要因・リスクを抱えていたとは!?今は戦後とは違い、喰いものが豊かな飽食の時代である!栄養が足りてないって意外である!・・・

 

また東北大学の調査によると、71歳以上のお年寄り832人を、3年間、追跡調査した結果、栄養の低い人は栄養の高い人に比べて、3年後、要介護にになったり、亡くなったりしていた割合が、何と2.3倍も高くなっていた!・・ここで、可成りヒントが飛び出したところで、もう一度、小野アナと志の輔 コンビが、先程の『もっと?????しなよ!』の“声掛けの言葉”の答えは何であるか?をボードに書くようゲスト3人に要請した!なぬ・・外食??リバウンド??レシピのレパートリー増やし??・・ブブブ~~!ワケが判らん答えだ!?・・・

実は、低栄養の状態に陥っている方、枝川きみさんに、7年前の2010年から、前もって取材をして協力をして貰っていた!当時、枝川さんは87歳のかなりの高齢者であった!一見、お元気の様に見えるが、あることに悩まされていた!それは、歩いている時によく躓(つまづ)いて、転倒することが多くなっていた!そして遂に階段から転び落ち、立ち上がろうとしても動けなった!診断の結果、大腿骨を骨折する大けがを負っていた!実は、その背景として浮かび上がったのが、身体の栄養状態の指標となるアルブミン値が、基準値より低く出て、低栄養の診断が下された!手術適応の骨折患者の血液検査をすると、殆どが低栄養の状態であると言われる!・・・

高齢者の割には旺盛な食欲があり、何でも美味しい、美味しい!と3食きっちりバランスよく食べる様に見えていた枝川さんに、一体、何が足りなかったのだろうか?主治医の先生から『栄養が足りていなかった!』と言われても、枝川さんは納得いかなかった!・・だが、血液検査の結果、低栄養と診断されるその基準値があった!枝川さんの場合、血清蛋白中のタンパク質量を表わすアルブミン値が、2.8g/dLしかなく、基準値を大きく下回っていた!4.0g/dL以下は低栄養の危険があると診断されていたのだった!ここで3人のゲストに3回目の同じ質問『もっと?????しなよ!』がされた!今回は『もっと?????を食べるようにしなよ!』と大きなヒントが与えられた!・・・

山根の“白米を食べる”以外、笑瓶が“肉を食べる様に”、真鍋が“肉を食べるように”と答え、今回はゲストの答えが的を得てきた!寝たきりにならないために年老いた両親に是非食べて欲しいものは、仙台市の高齢者を対象にし、毎日200食以上の手作り弁当を配達しているNPO(特定非営利活動)法人“あかねグループ”の皆さんが教えてくれた!その宅配弁当には高齢者向けに色んな工夫がされた、歯にやさしい“さわら西京漬けミキサー食”であった! いよいよ低栄養を防ぐカギとなる正解は、ミンチながらであった!更に大豆料理がたっぷり詰められていた!詰まり重要なのは、病院の薬が減り、弱っていた体力もモリモリのタンパク質を多く含んだ食材を食べることだった!もう老人の息切れも目まいもおさらばだい!・・・

  

2017年3月には厚労省から、地域高齢者用の健康支援を推進する宅配食事業の栄養管理ガイドラインも作成された!即ち、『もっと?????食べなよ!』の正解は“肉を食べる”であった!アルブミンとは血液中にある蛋白質のことで、これが少ないのは、身体にタンパク質が足りていないサインである!身体のタンパク質を増やすのは、肉・魚・卵・大豆であるが、中でもはタンパク質を増やす効率に、ずば抜けて優れている!これからは、肉を進んで喰らうことにしよう!・・次回は“タンパク質パワーを知らないと、一大事!”のタイトルでお贈りしましよう、乞うご期待を!・・・

 

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