Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

自民と公明に改選過半数70を許した参院選! 2016年7月11日

2016-07-11 15:56:14 | 日記・エッセイ・コラム

今日もまた晴れた、昨日も、ここ加古川は朝から晴れ、午後1時開演のサマーコンサートの日を迎えた、身支度を整え、久しぶりに愛車セレナを運転して、平荘湖畔に広がるウェルネスパークまでドライブして行った、公園内の広い駐車場からメインエントランスへ進むと、9時半開門を待つ人々でごった返していた、融通の利かない市職員は9時30分キッチリに成らないと開門しない!やがてメインエントランスが開き、今日のサマコンの会場、アラべス・ホールの楽屋へなだれ込んで行った!直ぐ、グループごとに割り振られた時間に合わせて分刻みで、各合唱団員たちは、音出し、練習リハーサル、舞台リハーサル、直前リハーサルに分かれて館内を移動していく!・・・

今回のサマーコンサートの参加団体は23と多く賑わっていた、小生が所属する2団体の内、まず6番目に登場した加古川第九合唱団が、甲子園篇の2曲、“栄冠は君に輝く”、“今ありて”と交響曲第九番“M”を暗譜で元気よく歌い上げた!そして休憩を挟んで2番目となる14番目に登場した加古川混声合唱団が、今から21年前、1995年1月17日に、阪神・淡路を襲った“兵庫南部大震災(M7.3、震度7)”で亡くなった6434名の御霊への鎮魂歌“幸せ運べるように”と、当時、海洋汚染で無くなった多くの海鳥の命への鎮魂歌“海は無かった”を切々と歌い上げた!今年3月6日に開催された我々の合同コンサートにも花添えてくれた加古川市立中部中学校合唱部が取を勤めた!6時前に帰宅した小生は、近くの小学校に走り、第24回参議院通常選挙の地方区と比例区に清き一票を投じた!・・・

8時に投票が締め切られ即日開票に入った、新しく18,19歳の参選もあってか選挙ムードも上がり、期日前投票も、過去最高の15%を超した!何と、投票率が2013年の前回より2.09ポイント上回る54.70%となった!開票開始5分後から、早くも当選確実が決まって行った!東日本では野党が善戦していたが西日本では自民党候補の当確が目立ってきた、我が兵庫県選挙区選でも、自民党候補の当確が早々と決まった!小生、32選挙区の1人区での野党共闘に大きな期待を懸け、大きな野党台頭の波を楽しみにしていたが、21勝11敗に終わった!だが沖縄で長年のさばって来た現職の自民党の候補・島尻安伊子氏を大差で破った伊波洋一(いは よういち、64歳、琉球大理工部、前宜野湾市職員)氏の勝利は安倍内閣とアメリカ基地に大きな打撃を与えてくれることだろ!・・・

野党共闘には少し積極性に欠けるが民進党は、改選前の45議席から13議席減らしが、選挙区選22/比例選10、計32議席を獲って、新勢力が49議席となった!野党共闘の中心に立った共産党は、選挙区1/比例区5、計6議席を獲って3議席増やし、新勢力を14議席とした!自民党の集団自衛権などの安保法制改正に協力しないことを信じて、小生が投じたおおさか維新は、選挙区3/比例区4、計7議席を獲って改選前より5議席増やし、新勢力を12議席に挙げた!小生は、2010年の結成当時から、“身を切る改革・実のある改革”を訴えて来た大阪維新の会を支援してきた!しかし3分の2を振りかざして解釈改憲を押し通そうとする自公に加担すれば考え直す!改憲したいなら、小生も含める多くの国民が望むように、日本憲法改正を堂々と国民投票に懸ければいい!・・・

翌日に日が移り、選挙結果が全議席揃う頃には、6議席増やした自民党の新勢力が121議席に、5議席増やして公明党の新勢力が25議席に成り、与党勢力が過半数を大きく越える146議席となって居た!しかし、このまま次回も野党共闘で攻めれば、必ず差は縮まっ行く!今や独裁政権化した安倍政権のアベノミクスは、とっくに地に落ちている!このまま独走させてはイケない!日本は、益々世界一の借金大国の一途を辿るだけである!・・・

毎回、選挙戦に入って気付くことだが、何故??日本には、小生が6年間以上暮らしたカナダやアメリカの様に、候補者同士による政見・政策討論会が無いのか!? 選挙前後には政党の党首なり、党の代表同士のNHKテレビ討論会は在るが、選挙区に立候補した候補者同士の白熱した討論会が無い!?各地方に点在するNHK放送局なり、市民会館らを活用して、討論会の場を設けてテレビ討論会やラジオ討論会を開催するべきである!選挙告示日と、選挙戦に入ってから何回か、沖縄基地問題、原発再稼働問題、TPP問題、子育て・教育問題、再生可能エネルギー問題などなど、テーマを決めて、自分自身の白熱した意見や政策を互いに、ぶつけ合うテレビ討論会の時を設けるべきである!そうすれば各候補者一人一人が良く観えてくる!・・・

選挙カーで候補者名を連呼しながら選挙区内を周り、選挙カーを降りては、お願いします!よろしくお願いします!わたしに是非尊い一票を入れて下さい!そうすれば、住みよい明るい生活を約束します?と抽象的なことしか宣(のたま)わず、意味のない握手を強要しながら、赤ちゃんにお愛想したり、選挙人に媚びを売る様な見っとも無い振舞しかしない!そんなことは全く要らない!全くしなくていい!うるさいだけの選挙カーなんぞ要らない!意味のない握手なんど要らない!一方的に言いたい事だけ並べ立てる街頭演説なんど要らない!要るのは候補者各自の政党と顔が判るポスターと、政治家としての候補者たちが政見・政策を互いに交わす公けの討論の場だけである!言わば選挙後進国の日本にも早く、こんな夜明けが来ればいいのが、待ち遠しい・・・

 

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