Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

花燃ゆ22話“妻達と奇兵隊!” 2015年5月31日

2015-05-31 18:04:00 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日は黒田で勝ち、昨日のジョンソンと金子との投手戦は、9回表、2塁打で出た田中広輔を菊池涼介がバントで三塁へ送り、平野のワイルドピッチで田中が帰った!その1点が決勝点となって4-3で勝った、今日の3回戦は、福井優也が8回1失点で抑え9回裏を中崎翔太が締めた、4回裏にT-岡田の4号ソロで先制されたが、7回表、シアーホルツのタイムリー3べースで追いつき、8回表の松山竜平の2号ソロが決勝点となり広島が2-1でオリックスに3連勝し、福井が4勝目を挙げた!このあと広島は、6月2日からパの先頭を行く日本ハムをズムスタに迎え3連戦を戦う・・・

花燃ゆ第22話“妻と奇兵隊!”を観た、文久3(1863)年5月、250年続いた大平の世の沈黙を破る馬関海峡での久坂玄瑞等による攘夷決行 は、アメリカとフランスの艦隊を一時追い払ったに見えたが、その6月の報復によって長州の軍艦と砲台は全滅し、アメリカ・フランス軍の上陸を許して、付近の村は焼き払われ、多くの仲間の命を失い、下関は壊滅的な打撃を受けた!その不満を異国と戦さを始めた久坂等に降りかかって来た!その知らせは山口藩庁に届いた、また再度の列強の来襲が恐れられ、直ちに久坂を呼び寄せ、沿岸防備が急がれた!久坂は海軍の増強と萩からの兵と弾薬の補充を願い出た!・・・

萩にも異国が攻めて来る噂が立ち始めた、男達は下関にとられてしまったが、父・百合之助、兄・梅太郎、弟・敏三郎等、残った少ない男たちは、すでに、菊が浜に台場(海防のための砲台)を造り始めていた、その頃、周布の計らいで、東行から復帰し藩庁を訪れた高杉に、異国を観てきた経験を生かした良い考えが求められた、高杉は、身分にかかわらずカビの生えたような武士だけでなく、百姓、町民、商人、戦う志のある庶民から成る混成部隊“奇兵隊”を募り、例え隊長が倒れ指揮を失ったとしても、上のものの命令で人形の様に戦うな、己の頭で考え、己の意志で戦う!誰でもすぐ隊長の代わりを果たすことが出来るという奇策を持って戦わねば勝てぬと主張した! ・・・

周布(すふ)は、久坂と共に闘うと決意し生まれかわった高杉晋作を、その奇兵隊の総督に推した!しばしの沈黙の後『そうせい!』毛利敬親は高杉にその許しを与えた!豪商白石の力強い援助も得た、『草莽崛起(そうもうくっき)、身分や生業(なりわい)に拘わらず、民が立ち上がるべし!大事なのはその志なり!』寅次郎の唱えた考え方であった!文の従兄でもあり、松下村塾の生みの親、叔父・玉木文之進(ぶんのしん)の長男・玉木彦介も奇兵隊に加わった!・・・

文久3年の萩の菊が浜は活気づいていた!久坂と下関で戦う長州藩士の力にならんと、文は立ち上がった、文の母・滝、梅太郎の嫁・亀、伊之助の嫁の姉・寿(ひさ)、吉田稔麿(としまろ)の妹・ふさ、その母・イク、入江九一の妹・すみ、高杉の妻・雅、はたまた、椋梨(むくなし)の妻・美鶴(みつる)まで、萩の女子達は身分を越えて一丸となり、直ぐできること、萩の海を萩の街を防御する台場造りに立ち上がった!お家のため、椋梨の計らいで女の嵯峨である着物の調達も許され、多くの女性たちが押し寄せた!参勤交代が廃止され、江戸から戻った毛利家の奥御殿総取締役、老女・園山(そのやま)殿をも動かし、その奥女中までが参加した!・・・ 

だが、久坂は共に攘夷親征を画策した三条実美(さねとみ)に文を書き送った、今度は朝廷を説き、弱腰の幕府を動かし、日本国、君臣一体となって攘夷を実行させると豪語して京に向かおうとした、「今、京で動くは危険です!攘夷反対派が力を増していて、久坂さんの命を狙って居る!」と情報通の稔麿も反対した、『構わん!俺が勅使様を攘夷機関にお連れし、長州だけでなく、幕府も攘夷を実行するよう、お命じ頂く!』・・・

高杉が言った「そう甘う行くもんか!異国にあれだけの大敗を記した今、他藩は動かん!捨て駒となって朝廷を動かそうとするより、今、長州を強ようするが先だ!」、久坂『それをお前がやりあええ!』、高杉「今、奇兵隊にはお前の力が必要なんじゃ!」、『わしは一人京へ行く!』、「“死して不朽の見込み有らば、いつでも死ぬべし!生きて大業の見込み有らば、何時でも生くべし!”」高杉はこの寅次郎の教えを、旅立つ久坂に惜別の言葉として贈った!「久坂、死ぬな、生きろ!」・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする