Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

タケダ製薬スペシャルThe 61st Fukuoka International Open Marathon Chanpionship 2007年12月2日

2007-12-02 17:58:36 | 日記・エッセイ・コラム

氷丘南混声には7月のサマーコンサートと11月の市民合唱祭の他に3月恒例の定期演奏会“ラ・ファミーユ”の3大ビックイベントがある、小生は忘れていて欠席したが先週の土曜日の練習からその定期演奏会のための練習が始まっている、今朝初めて受付で“千の風になって”、“翼を下さい”、“大きな古時計”などのお馴染みの8曲ほどの大量の譜面を受け取った、ざぁ~と一通り通して今朝の練習は終わった、椅子を片づけ氷丘公民館を飛び出し家に向かった・・・

今朝の福岡はやや高めだが気温12℃、湿度47%、東北東1.3mの微風、博多湾の浪も穏やかである、高速マラソンにふさわしい絶好の晴れ舞台が整った☆☆国内外招待エリート選手10人と2°27′以上のタイムを持つ一般選手Aグループ76人がスタートを切る、その先頭を5人のぺースメーカーが走る、あっ!!4人のアフリカ勢ペースメーカーをペースメークするかのように日本人初のペースメーカー立石慎士(23歳安川電機)が少し前を先導して平和台陸上競技場を飛び出して行った・・・

立石は慎重に1キロを3分ペースを守って刻んでいく、5kmを15′04″で・・・5kmから10kmを15′02″で刻み4人のペーメーカーにキロ3分ペースを身体に叩き込んで10キロまでのペースメーカのお役目を果たしてコースから消えた、残された4人のペースメイカーは10kmから15kmを15′05″で無難にに刻んでキロ3分ペースをほぼ守った☆☆

ケニア生まれ日本育ちのワンジルが少し前に出た、慌ててペースメーカー達は追いつきワンジロを制するように前に出て16人程の先頭集団を先導して行く・・・このまま行くとゴータイムは2時間6分台が出るペースで安定している、18km~19kmのペースが2′55″に上がった!!かつては旭化成の全盛期築いたひとり小島宗幸(32歳)が堪らず遅れ始める、高岡の汗の量が多すぎると瀬古解説が指摘する・・・

20kmを1°00′12″で通過する、依然と好タイムが期待できるペースを維持する、あっ!!22キロ過ぎ瀬古の指摘が的中した!!あの高岡が遅れ始める・・・先頭から25m離されていく、先頭集団は早くも10人に搾られた、25kmを1°15′04″で通過す、確かにペースが徐々に上がってきている、27km過ぎ箱崎宮前を高岡は先頭から52秒260m遅れとなり完全に戦意を失っていく、ペースメーカーは2人と減り先頭集団も8人に搾られていく・・・

ペースメーカーが外れる30km地点を1°30′03″で通過する頃、油谷と藤田と松宮が遅れ始める・・・またまた今日は冴えている預言者瀬古が先頭集団にいる海外一般参加のメルガ(27歳エチオピア)の調子がよさそうだと言い切る、優勝争いは日本選手ただ一人残ったハーフ日本ベストを持つ佐藤敦史とハーフの王者ワンジルとこの10月イタリアでの世界のハーフの王者を決める世界ロードランニング選手権4位に入ったメルガのハーフの達人3人のサバイバルレースとなった!!油谷が25メートル遅れ、藤田は30メートル遅れとなる・・・

32km過ぎ香椎(かしい)の折り返し地点を佐藤が少し前に出て折り返して行った、遥か後方では高岡がキロ3′20″ペースに落ち完全に死んだ、34キロ付近佐藤が仕掛けるとワンジルも仕掛け返すメルガもピタッとつく、互いに譲らず3人のキロ2′56″前後の死闘が続く、油谷と藤田の差が30メートルと広がる、松宮が藤田をかわし日本人3位に上がる・・・

35kmを過ぎワンジルとメルガがキロ2′52″にあげスパート!!佐藤は堪らずあっという間に50m後方に下がるが必死に追い差を縮めていこうとするが・・・折り返して36kmのあたり箱崎宮前をワンジルとメルガの後18秒90m遅れで通過して行く、油谷がトップから400m、1分20秒差となりづるづる置かれていく・・・松宮が油谷の直ぐ後ろ20秒差まて゛に迫る、38km優勝争いは完全にワンジルとメルガの2人に絞られるも一杯一杯となる、ややペースが落ちキロ3′05″となり佐藤が差を縮め迫る・・・

39km付近、松宮が油谷を捉え☆かわし☆4位(日本人2位)に上がる、スタジアムが直ぐそこに迫った40km付近ワンジルがスパーク☆☆メルガを見る見るうちに引き離していく、ワンジルは単独首位に躍り出て彼の初マラソン初優勝を確実なものし、ケニア本国でのマラソン北京代表選考大会に弾みをつけ41kmを過ぎスタジアム内に凱旋して来た、ラスト100mガッツポーズを掲げ大会新記録2°06′39″でゴール☆☆☆ヽ(^。^)ノヤッタ~~~

メルガが2位でゴールしたあと、佐藤が笑顔で自己ベスト2°08′36″を大きく更新して2°07′12″で日本人1位総合3位でテープを切り初五輪北京を確実なものにした☆☆☆そしてそして松宮佑行が2°09′40″日本人2番手で帰ってきた、油谷は3分50秒遅れの2°10′30″日本人3番手でゴールする、遥か遅れて藤田が今にも倒れそうな前のめりの走りでトラックに帰ってきた、ゴール直ぐ前でヨロヨロと倒れるが立ち上がり8位で無事ゴールを果たした、高岡も疲れ切っていたが完走は果たしている・・・

初マラソンで見事優勝を決めたまだ21歳と前途洋洋のトヨタ自動車九州所属サムエル・ワンジルの今後の活躍を見守って行きたい(*^。^*)

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エイサー本番と東家夢助・落語寄席 2007年12月1日

2007-12-02 01:08:25 | 日記・エッセイ・コラム

今年も東家夢助さんが天満南小学校の“なんなん広場”に呼ばれた、夢助さんは昭和15年生まれで小生より1歳上の67歳である、ちゃきちゃきの江戸っ子で高校卒業後、柳家小さんに弟子入りし7年間落語修行を積み重ねた、が芸に伸び悩み行き詰まり柳家一門を離れて函館に移り住み独立・・・東家夢助と芸名を改め全国を転々とする出前落語と講演活動の半生をこれまで続けて来ている、なんなん広場での寄席は今回で3回目になる・・・

                                                                                                                                                                夢助さんとは1996年の“労音大學in沖縄”ツアーで一緒だったので馴染みが深い、楽屋にあてがわれた“ワクワク広場”でエイサー踊りの衣装に着替えながら、夢助さんにさぞ寒かろうと思い今の函館の気候を尋ねると、彼は11月の初めから全国行脚に出ていて函館には帰ってないとのことであった、この度は加古川エイサー隊の集まりが悪く6名だった、夢助さんの高座の前の景気付けに例のごとく例の5曲をぶちかまし☆☆今回も大喝采の大うけだった☆☆

本番後いつものように“語らい喫茶コーナー”の部屋で挽きたてのあっつ~~いおコーヒーの接待を受けてから、なんなん広場に戻って客席で夢助さんの落語に聴き入った、1席が終わって2席目の幕間になんなん広場のマジックサークル5人の会員達のマジックショーが展開された、中には10年のベテランもいて会場の皆を唸(うな)らせていた(・_・)

加古川労音のおやつ作りの達人、粕谷さんのアンパンと日本茶が振舞われた後、夢助さんの2席目が始まる・・・ある大荒れ吹雪の晩、江戸からの旅人が山中に迷い込み生死の境をさまよっていたとき、薄っすら明りのともる小さな民家にたどり着き囲炉裏の火で暖をとり玉子酒を頂き命拾いをした・・・そこの住民は浅草観音さまの裏手にある吉原のおいらんと、その時は出かけていた男が駆け落ちをして来てそこに住んでいた、旅人がお礼に財布から謝礼を渡したときその女は財布の中味を見て奪おうと企み玉子酒の中にしびれ薬を忍ばせた、やがて長旅の疲れと酔いで旅人は眠りに落ちていった・・・

その女は底をついたどぶろく酒を買いに出かけた・・・そこへ外出から男が帰ってきた、鍋の中の玉子酒に気付きそれを全部たいらげた、しびれが全身を襲った・・・夢助さんはそのもがき苦しむ様を実にリアルに演じあげた、そうしている間に女が戻り「馬鹿だね、しびれ薬の入った玉子酒を全部飲んだのかい!!」大騒ぎとなり旅人が目を覚まし女の企みを聞いてしまう・・・あとは夢助さんの寄席に出かけて時下にその話の続きを楽しんでください(^^ゞ

明日いよいよ男子の実力者が集い北京5輪3人の代表枠(今年世界陸上大阪で5位に入賞した中国電力の尾方剛もすでに有力候補に上がっているが)を争う高速コース福岡国際マラソンが開催され12時10分のスタートを待つ、小生非常に残念に思うに、今年9月30日のベルリンマラソンでゲブレシラシエ(エチオピア)が2°04′26″世界記録を樹立するまで2°04′55″の前世界チャンピオン、ポール・テルガト(38歳ケニア)が11月27日に欠場を決めたことである・・・あとの外国招待選手達は日本人選手でも充分戦える・・・ただ脅威はハーフマラソンの世界記録58′33″を持つ仙台育英高からトヨタ自動車九州に入ったサムエル・ワンジル(21歳ケニア)が初フルマラソンに挑戦するが・・・どこまで戦えるか彼の走りに注目していきたい・・・

日本の有力選手のなかでは今年9月の全日本実業団10000mで日本人トップになり、また10月世界ロードランニング選手権大会で9位に入りハーフマラソン日本新記録1°00′25″を出し益々スピードに切れが冴えてきた佐藤敦之(29歳中国電力)の存在が大きい、最近は低迷しているが2002年シカゴマラソンで出した日本ベスト記録2°06′16″を持つ高岡寿成(37歳カネボウ)と2000年に出した福岡のベストタイム2°06′51″を持つ藤田敦史(29歳富士通)がどこまで粘れるだろうか・・・2004年アテネで日本人トップ5位に入った本番にピッタリ合わして来る油谷繁(30歳中国電力)にも希望はある・・・コニカミノルタのツインズの弟、松宮祐行(27歳)にも健闘してもらいたい・・・

明日午前中氷丘南混声の練習日であるが直ぐ帰ってきて観戦するテレビ生中継が楽しみである(^^♪

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