Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

時津風部屋リンチ殺人事件 2007年10月17日

2007-10-17 19:46:44 | 日記・エッセイ・コラム

昨晩仕事から帰ってきて入浴していると風呂場のWaterproofラジオから流れるNHKのニュースを聞いてドキッとした、おらが街・加古川で不審な男が遊びから帰宅した小学校2年生の女の子を玄関先で刺して逃げたと云う不穏な事件を報道した、すぐ近くにたづみ病院も播磨病院もあったのに・・・設備の整った県立こども病院に救急車で運ばれたが・・・無念にもその幼い生命は悪魔の犠牲になってしまった・・・その憎き犯人はいまだ発見されず警察は懸命に捜索中とのこと・・・

このところ連日朝昼晩のどのワイドショーが取り上げている観るたび腹立たしくなる理不尽な報道事件がいくつもある、その一つが時津風部屋集団暴行事件である、この事件が明るみに出るまで随分時間が経っている、いや両親の強い人体解剖の要請がなければ闇に葬られていたかもしれない・・・

さかのぼること大相撲名古屋場所(初日7月8日~千秋楽7月22日)を控えた6月の末頃に至る、時津風部屋が犬山に稽古場を張っていた6月25日か26日にこのリンチ殺人事件は起こっている、テニスに没頭し相撲音痴で入門してまだ2、3ヶ月しか経ってない17歳の時太山こと斉藤俊(たかし)さんを稽古部屋を逃げたと云う理由で無理やり連れ戻しされた、時津風親方はビール瓶で俊君の額が割れるくらい殴り、『かわいがってやれ!!』の指示で3,4人の兄弟子が金属バットも持ち込んで殴る蹴るのリンチを加え、それにも飽き足らず意識もうろうとした俊君をぶつかり稽古と称して30分に渡り更に暴行を続けて無情にも俊君の命を死に追いやった・・・

俊さんの遺品の携帯電話は真っ二つに折られ、データーカードは粉々に切られていた、時津風親方(57)-元小結・双津竜、本名・山本順は俊さんの遺体を火葬に賭けようとするなどしてこの事件の隠蔽工作を行っている・・・

なくなる直前俊君が運ばれた犬山市の病院はただの虚血性心不全として片付けてしまっている、今日の昼の“スクランブル”に招かれた元監察医、上野氏はあの無惨にも無数の切り傷と腫れ上がった全身の打撲の後と出血のため大きさがしぼんでしまった顔を見たら誰だって直に監察医を呼んで検死の手続きをするはずだと病院側の不手際な対処を非難していた・・・

病院側の診断を鵜呑みにしたのか何か部屋側が働きかけたのか、心不全による死で事件性はなかったと片付けてしまった愛知県警犬山署の初動捜査のずさんさが浮き彫りになっている、亡き俊さんのご両親が新潟県警に遺体の監察・検死を要請して新潟大の解剖医による遺体解剖にってこの事件が多発性傷害致死事件として明らかになった・・・

今後は時津風部屋親方はもちろん、リンチに加わった兄弟子を厳しき取調べ俊さんの無念を晴らしてもらいたい、また俊さんの最後の『いい子になるから家に帰ってもいい!!』の電話に「逃げて帰って来い!!」と一言言ってあげれなかったお父さんの悔しさも晴らしてもらいたい!!彼の“いい子”この幼児言葉には大きな意味があった、俊さんが3歳頃おばあちゃんに頼んだ願いを叶えたい時また許しを請う時いつも言っていた『いい子になるから・・・』は心の叫びだったのだ!!最後のお願いだったのだ!!

コメント
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