英ガーディアンが、Googleが成層圏に飛ばした太陽光発電ドローンなどによる5Gインターネット計画Project Skybenderを推進していると報道しました。同紙によれば、本計画は2013年から開始された高高度気球ネットワーク計画のProject Loonと同じスタッフにより担当。主にミリ波を使った5G(第五世代移動通信システム)高速通信の実現を目指しているとのことです。
実験はアメリカ・ニューメキシコ州にあるヴァージン・ギャラクティック社の民間宇宙港スペースポート・アメリカにて実施中です。使用されているミリ波は現在のLTE通信の40倍は速いとされ、5Gの基礎としてとして期待を集めている電波です。昨年の11月、NTTドコモも商業施設でミリ波を使った5G技術検証実験を成功させています。
ワシントン大学のJacques Rudell教授によると「ミリ波の大きな強みは、飽和している携帯電話通信網とは違った、新たな周波数が使えること。問題は、短距離で減衰してしまうために携帯電話ほど遠距離には届かないこと」。よってGoogleは空からミリ波を送ることで、弱点を克服しようとしているわけです。
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太陽光発電ドローンで5G通信、グーグルが成層圏ネットワーク計画『Project Skybender』推進 - Engadget Japanese
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