光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

発電量が最大1.3倍に、パネルが太陽を追いかける「自動追尾システム」

2016年02月09日 | 新現象・新技術

 今回採用したのは台湾のTopper Sun社の多方位十字軸自動追尾システムで、全自動で太陽光パネルの最適な角度調整を行い、常に正面から太陽光を捉えることにより集光率を高める。太陽光エネルギーを最大限活用し発電効率を大幅に向上することで、従来のパネル固定型の発電システムと比べて、総発電量は約20~30%増加する見込みだという。


 設置した設備の発電容量は約12kW(キロワット)、売電価格は32円としている。なお、袖ヶ浦発電所の敷地面積は1500平方メートルで、全体の発電容量は約1.3MW(メガワット)となっている。近年、太陽光発電の固定買取り価格は下がる傾向にある。そこで同グループでは追尾システムの導入による発電の効率化と、これが与える太陽光発電の事業採算性への影響などについて検証を進めていく計画だ。


詳しい情報はこちら。
太陽光:発電量が最大1.3倍に、パネルが太陽を追いかける「自動追尾システム」 - スマートジャパン


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