○毛呂乃(5-0)
「おはようございます。今日は床で寝てました。ムスコもね、出ました」。床オナで簡単に射出。明治の横綱・太刀山はひと突き半で土俵外に出してしまうことから「四十五日の大砲」と恐れられたが、毛呂乃に至ってはひと突きで出る。とくに今場所の毛呂乃砲の威力はすさまじく、噴射口を見るなど自殺行為。飛び出してきたモノに頭を撃ち抜かれ、命を落としかねない。それでも毛呂乃、自ら発射の瞬間を覗き込もうとしたが、そこは弟子たちに止められる。「この際、と、見ようとしたら危険扱いで見れませんでした」。実際、射出の瞬間を覗き込もうとした毛呂乃を止めんと割って入った弟子を、発射された毛呂乃の精が直撃。倒れ伏す弟子に「痛そう」。無責任な他人事のようなリアクションだが、体を張った弟子に守られ、毛呂乃無傷の5連勝。
○金精山(5-0)
「今日の取り組みは昨日のような突き抜けたものはないものの、白星。地道に勝ったという感じ」と落ち着いた相撲で5連勝。「ちなみにまらは咥えられるより、咥えるほうが相手の反応が見れて面白かったりする」だそうだ。
○玉椿(2-3)
「暑い!」と不機嫌な目覚め。まあ、暑いのも悪いことばかりではない。「医者が言うには暑いほうが血圧が下がるらしいね。たしかにけさは118/80だったから、とくに上はふだんより10くらい低いね」 血圧も下がってまらも快調。ようやく連敗をストップ。