まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(二日目)

2023-03-13 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(2-0)

 きょうは断続的に突如強く降り注ぐ、という一日になったが、「出てもいいな、石!」石化寸前のカチコチまらは、出したぐらいでは少しも柔らかくならない。「立ってもいいな、おい!」と立ち姿を自画自賛。盤石完璧な相撲で余裕たっぷり、古代ギリシャの詩の一節、「12歳の少年の美の盛りは喜ばしきもの。13歳ならより望ましい。14は更に甘美なる愛の華。それよりも魅力的なのは15になりたての子。16は神々の歳。17歳の子を求めるのは私などではなく、ユピテル神さまがなさることだ!」を引き、「ギリシャ人は変態か」と絶賛。

 

○玉椿(1-1)

 きのうは20時過ぎに日雇い労働を終えて帰宅。帰り道にスーパーで買ったパックの焼きそばを無糖の炭酸水で流し込んでさっさと寝てしまった。食生活が荒れるのはメンタルの乱れ、これはスランプの兆候かと思われたが、朝目が覚めると、みょうに調子がいい。「股間も元気だし、頭も冴えているよ。理由がわからんのだけど、きのうの焼きそばになにか入っていたのかね?」と首をかしげる。「やたら頭が冴えてるせいか、朝めし食いながら『うれしいひなまつり』の解釈がするすると頭に浮かんできてさ。忘れないうちにってんで、すぐにブログにアップしたよ」 ぼけ老人も日によって話が通じる日があったりするが、玉椿にとってはきょうがそうなのかもしれない。

 

○大太刀(2-0)

 「友人と通話しながら飲酒。煽られて飲み過ぎてしまい気がつけば3時に。明日は休もうかと本気で考えつつ就寝。6時半に起きるとまだ残っているような感覚はあるが、サイズも硬さも問題なし。この状況で勝てるのは好調の証」と自信たっぷりに報告。「今日は寝ぼけてコート2枚着て会社行っちゃった。こりゃ飲み過ぎだね。それでも勝つんだから今場所かなりいいところまで行けそう」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十両以下の結果(二日目)

2023-03-13 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(1-0)

 「けさは涼しくて熟睡できました」 週末の東京は気温が20度ちかくまであがり、冬着冬布団では汗ばむくらいだったが、月曜日のけさは天気も湿って気温もやや低め。小太り体型の播潟はやや寒いくらいのほうが調子がいいのだろう。元気よく目覚め、幸先よく1勝目。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うれしいひなまつり

2023-03-13 07:24:02 | まらずもうあれこれ

 

 童謡「うれしいひなまつり」の歌詞を検索しようとしたら「ひな祭り 歌詞 怖い」とサジェストが表示されました。なにが怖いんだろうと思って、ちょっと考えてみました。

 歌詞はこんなかんじです。(古い歌だから全文引用しても著作権はだいじょうぶなはず)


  あかりをつけましょ ぼんぼりに
  お花をあげましょ 桃の花
  五人囃子の 笛太鼓
  きょうはたのしい ひなまつり

  お内裏さまと お雛さま
  ふたりならんで すまし顔
  お嫁にいらした ねえさまに
  よく似た官女の 白い顔

  金の屏風に うつる火を
  かすかにゆする 春の風
  すこし白酒 めされたか
  あかいお顔の 右大臣
 
  着物をきかえて 帯しめて
  きょうはわたしの 晴れすがた
  春のやよいの このよき日
  なによりうれしい ひなまつり


 たしかに言われてみればちょっと怖いかもしれませんね。なにが怖いかわからないって? では、1番から順に歌詞を解説してみましょうか。

 

<1番>

  あかりをつけましょ ぼんぼりに
  お花をあげましょ 桃の花
  五人囃子の 笛太鼓
  きょうはたのしい ひなまつり

1番はわかりやすいでしょう。激しくSMプレイが行われているシーンですね。

ろうそくに火をつけ(あかりをつけましょ ぼんぼりに)、背中にろうそくを垂らして桃の花を描きましょう(お花をあげましょ 桃の花)

五人囃子の少年たちはフェラチオやスパンキングにいっしょうけんめい(五人囃子の 笛太鼓) 

きょうはたのしいひなまつり

 

<2番>

  お内裏さまと お雛さま
  ふたりならんで すまし顔
  お嫁にいらした ねえさまに
  よく似た官女の 白い顔

 個人的には2番がいちばん怖い歌詞です。さいきん『チコちゃんに叱られる』などのテレビ番組の影響で「お内裏さま=花婿、お雛さま=花嫁、という解釈は間違いである」という解釈が一般的になってきました。なんでも「お内裏様=ひな壇の最上段にいる二人、お雛さま=だれとは限らない人形一般」を指すのだそうです。

 「お雛さま」が花嫁さんを指すのではないとしたら、最上段にいる二人はいったい誰なのでしょう? なるほど「ふたりならんで すまし顔」というフレーズからは、なにやら怪しい気配を感じます。その謎を解くカギは「お嫁にいらした ねえさまに よく似た官女の 白い顔」という後段のフレーズにありました。

 おそらく「お嫁にいらした ねえさまに よく似た官女」というのは、もともと花嫁になる予定だった女性のことでしょう。高貴な家柄の出身で、ここで結婚式をあげるんだよと言われて来てみれば、わけのわからないうちに召使いの立場に身分を落とされてしまった。最上段を見ればどこの馬の骨ともわからない女(男?)が花嫁みたいな顔をして、すまして座っている。怒りと絶望とで顔面蒼白になっているのが、「お嫁にいらした ねえさまに よく似た官女の 白い顔」ということなのでしょう。

 ほんとうに怖い歌詞です。

 

<3番>

  金の屏風に うつる火を
  かすかにゆする 春の風
  すこし白酒 めされたか
  あかいお顔の 右大臣

 前半部分は、露骨な行為中の描写を避け、屏風にうつる火影だけを描写した、いかにも詩的な表現ですね。個人的には直接的で過激な描写よりも、読者のイメージに任せる描写のほうがむしろエロチックにすら感じます。

 後半部分は、精液を飲まされて羞恥に顔をあからめる若者のことでしょう。行為中の描写ではなく事後の表情だけを描くところや、直接表現を避け「白酒」と言い換えているあたりが、前半の流れをひきついだ詩的な表現と言えるかもしれません。

 

<4番>

  着物をきかえて 帯しめて
  きょうはわたしの 晴れすがた
  春のやよいの このよき日
  なによりうれしい ひなまつり

 ボンテージファッションに身を包み(着物をきかえて)、首輪やロープで拘束され(帯しめて)るのを、「晴れすがた」と表現するセンス。SM趣味への目覚めを描いた歌詞ですね。「春のやよいの このよき日 なによりうれしい ひなまつり」 本人の意志でSMの世界に足を踏み入れるのであれば、周囲がとやかく言うことではありませんね。素敵なSMライフを。

 

 

 「うれしいひなまつり」の歌詞の全文解説はここまでです。まらずもうブログ読者ならばこういう過激な歌詞に耐性があるとは思いますが、日本中の幼稚園や保育園で未就学児の幼女に歌わせると考えると、たしかに怖いです。保育園の先生たちは、ほんとにこんな歌を教えていいのか、考え直したほうがいいかもしれません

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする