― きょう、4月29日は玉椿関のお誕生日だそうですね。おめでとうございます。おいくつになられました?
(玉椿) 「あー、えーと……、ことしが2018年だっけ? 118-76だから……、たぶん42さい? 計算あってるよな?」
― あなた、自分の年齢もわからないんですか?
(玉椿) 「さいきんわからんくなったね。きょねんは厄年だったから、ずっと自分が42さいだと思い込んでて、いろんな書類にも42さいって書き込んでたんだよ。んでもさ、数え年と満年齢の違いっていうので、実際は41さいだったらしくてさ。ちょっとそれ以来自分の年齢に自信が持てなくなっちまったよ」
― ちょっとなに言ってんだかわからないですね。ぼけがはじまってるんじゃないですか?
(玉椿) 「んー、それを強く否定できないのが悲しいところだね。まあさ、としをとるとみんなこうなるよ」
― ところで誕生日にはどのようなお祝いをなさるんでしょう?
(玉椿) 「まあ、自分の誕生日を祝うような年齢ではないんだけどさ、毎年4月29日には岩手県の大沢温泉では金勢まつりってのをやってるらしいよ。1.4mの木製のちんぽ像を温泉に入れるお祭りらしいね。春は日本人の脳内がちんぽ一色に染まるからね。春らしいめでたい祭りだね」
― あすはいよいよ夏場所の番付発表です。場所にむけての調整は順調でしょうか?
(玉椿) 「調子がいいもわるいもさ、いま夜中に働いてるから、まらずもうどころじゃないんだよね。睡眠サイクルが乱れまくりで寿命を削ってる感じがするね。場所がはじまるころには夜勤やめてるから、本場所直前になんとか体内時計を切り替えるよ」
― 夜勤というのはそんなにつらいのですか? だったやらなければいいのに。
(玉椿) 「6月に住民税と国民年金と国民健康保険の請求がまとめてやってくるからさ。その金を稼がなくちゃいかんのだよ。今月の給料は税金類でぜんぶなくなっちまうよ。夜勤はつらいっていうか、頭の働きがにぶくなるね。ぼーっとするかんじだよ。まあ、なんのために働くのか……貧乏人から税金とりすぎ……とか考えちまうとつらくなるから、すこしぼんやりしてたほうが精神的にらくだけどね」
― まるで奴隷の考え方ですね。しかし、べつに夜勤じゃなくても、もともと頭のはたらきが鋭いようには見えませんが。
(玉椿) 「もっとひどくなるんだよ。場所前のあおり記事とかも、あんまり書かないかもしれん。ほんとは盛り上げたほうがいいんだけど、体力的にきついわ」
― ちょっとはまじめにやってください。
(玉椿) 「まあ、それなりにがんばるよ」