― 本日、40歳のお誕生日を迎えられた玉椿関にお話をうかがいます。お誕生日おめでとうございます。
(玉椿) 「いやあ、もう四十か。もうちょっと立派な大人になってるかと思ったけど、ガキのころからあんまり成長せんかったね」
― まらずもうをはじめられたのが33歳のとき。この七年間でなにか身体的な変化はありましたか?
(玉椿) 「勝率も2勝1敗ペースを維持できてるし、思ったほど衰えてないと思うんだよね。減量して体脂肪率も下がったし、むしろ33歳んときよりも健康かもしれん。まらずもうが健康維持に有効ってのはもっとアピールしたほうがいいかもしれんね」
― 一般的に三十代後半というのは人生でもっとも充実する時期だとおもうのですが、その貴重な時期をまらずもうに浪費したことについて後悔の念などはございませんか?
(玉椿) 「まらずもうをやってなければ、ほかに有効な時間の使い方ができたか? と考えても、あんまりいい使い方はできなかったと思うし、時間の使い方としてさほど悪くもないと思うよ。後悔はないよ」
― 論語によると「四十にして惑わず」と言われる年齢ですが、精神的な落ち着きなどはでてきたと実感されていますか?
(玉椿) 「論語ねえ……? たしかあの本って『三十にして立つ』ってなことも言ってるけど、べつに三十のときに勃起が強くなった感じはしないんだよね。孔子、適当なこと言ってるだけじゃね?」
― 四十歳ということで、ファンからはより円熟味を増したまらずもうを期待されていると思いますが、どのような相撲をとりたいと思いますか?
(玉椿) 「がんばりすぎても続かんからね。あんまり気合を入れすぎないで、たんたんと土俵にあがるよ」
ー きょうは四十歳になった玉椿関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
(玉椿) 「どうもね」