新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

今年の経営成績は?

2023-12-18 23:40:22 | 経営

昨日から降り始めた雪で、今朝の外はうっすらと雪景色となりました。それでも数センチほどですので、雪寄せ(雪かき)するほどでもなく、既に12月中旬ですが、今年は今のところ、運動不足気味になっています。

今年も残すところ2週間を切るところまで来ましたので、本日は帳簿の仮締め作業で着地点の見当をつけてみました。結果は不健全ではないギリギリの大赤字。年初から今年は今までの長期滞在のお客様が欠けることが判っていましたので、大赤字を覚悟していましたが、他のビジネスの長期滞在のお客様方で半分程度は埋めることが出来ました。ただ、世にいう外国人観光客は、今年も当YHにはほぼ皆無という状態でしたし、新型コロナ5類移行による観光需要の回復も、当YHでは今一の反応に留まっています。

今年の決算のもう一つのポイントは、この10月から始まったインボイス制度に対応するため、年初から消費税課税事業者となり、消費税計算が新たに課されたことです。当初のイメージだと、当YHは殆どの年で赤字ですので、赤字だと売上より経費が多い状態なので、消費税は納入ではなくが還付される、ことを期待していました。

実際に計算してみると、夏頃の計算では、かなりの額の赤字になるにも関わらず、消費税勘定はプラス(=支払)と予想に反する結果。この理由を考えてみたら、売上でお客様から預かる消費税は10%なのですが、仕入が当YHの場合、食材(食品)が主でこれは軽減税率が適用されているため8%と低く、売上=仕入なら、その差の2%分がプラス(=支払)になってしまうと云うことがようやく理解できました。

 収益計算  売上(100万円)-仕入(100万円)=利益(0円)

 消費税計算 売上分(10万円)-仕入分(8万円)=消費税(2万円支払) 

仕入側は当YHの場合、食品以外に電気水道などの光熱費などもあるため、実際は8%を上回りますが、思ったよりも赤字にならないと、消費税の還付を受けることが厳しいということが判り、その水準が果たして今までのような「健全な赤字」で済むのか微妙な感じになってきました。

ときどき

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