OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

妖精を見なくなった・・・

2007-01-19 20:57:31 | Weblog
もともと、人生の中で、可愛い不思議少女であった時期が、一時もない。ということはもちろん、妖怪にも、幽霊・亡霊にも、妖精のたぐいにも遭遇した経験は無い。だから、藍那がコロポっクルを信じてたり、幼い裕太が妙なものを見かけたりしているのが、とっても羨ましかった。そのことを霊感があるという人に話すと、不思議と「ホントに?」と驚かれる。どうも、その筋の人から見ると、開花してないだけど資質はあるようなのだ。それが本当なら、ちょっと嬉しかったりする。だって、あまりに何もないと、鈍感な人のようで、素敵じゃない感じでしょ(爆)。

そういえば、中学の頃、霊感が強いという先輩から「資質は十分にあるけど、一生、見ないタイプね」と言われたことがあったっけ。「なんでさ、資質があれば見るでしょうよ」と、不思議に思ったので覚えてるんたけど・・・大人になってから、それってもしかすると、わたしが異次元なモノたちに怖がられる、もしくは嫌われるタイプだってことだったのかなと思うようなことが数回あった。

たとえば・・・OBERONのスタッフが、夜中にイベントの準備をしている時、事務所に異次元の人たちが出没するって怖がったことがあった。わたしが一階で作業をしてたら、数人のスタッフが二階からパタパタパタと降りてきて「今、二階にいます!!」って言うのだ。このままじゃ仕事にならないし、ここは一つ話し合わなきゃと思って、ワタシは一人で二階に上がった。でも、案の定、二階には何もいない、っていうか、わたしには何も見えないし感じられなかった。仕方なしに、心の中で「あなたたちにとって、この場所は大切な場所なのかもしれないし、居心地がよい場所であるのかもしれない。けど、わたしたちにとっても、ここは大切な場所で、わたしにとっては自分の城たる場所です。だから、お互いを尊重しあって共存できるなら共存しましょう。でも、それが出来ないなら、わたしも覚悟を決めますよ」とだけ言って、みんなの待つ下の部屋に戻った。そしたら、スタッフは何ともいえない表情で「居なかったでしょ」って言う。「どうだろう・・・わたしには何も見えなかったけど」って答えたら、「だって、入れ違うように、ここに来てましたもん。で、今、戻っていきました」って。「それ、どういうこと?わたし、嫌われてる?」って、わたしは少し憮然とした(^^;。みんなは「いや~、嫌いっていうより、怖いのかも」って・・・オイオイ、フォローになってないし(^^;。

けどね・・・確かに、自分でも、そうかもと思う部分はある。たとえば、子ども達が一人暮らしを始める時、わたしがストーカーだとか通り魔とか強盗だとか、そういうことを心配してると、子ども達が「それより、霊関係が怖いかも」って言うんで、思わず「それは大丈夫。悪戯の範疇を越えて悪さをするモノがあったら、うちのオカン怖いでと言えばいいから」って、本気で言ってたし(爆)。なんていうか・・・肉体のない「想い」のようなものが相手なら、わたしの子ども等への「想い」の方が勝つに決まってるっていう自信あるんだもん。だから「怨念対決なら負けへんで」と、本気で思ってるし・・・たしかに嫌われるタイプかもね(^^;。

あっ、けど、子ども博物館の入口に、いつも子どもが一人立ってて、中で遊んでいる子ども達を羨ましそうに見てるって言われたときには、指摘のあったあたりに向かって「一緒に遊んでもいいよ。でも、あの子達を怖がらせたりはしないでね」って、出来るだけ優しい心の声で言ったりしたんだよ。お互いに、相手を傷つけないように共存できるなら、異次元の人とだって仲良くしたい派なんです、これでも一応。異次元の人たちだけじゃなく、動物や植物とだって、何とだって、出来るだけお互いを尊重して共存したいでしょ。生きてる人間たちは、空間も時間も、すべて自分達の所有物だと思ってるけど、そんなの自分達で勝手に言ってるだけのことだもんね。

と・・・周辺には色んなことが起こりつつも、本人的には、まったく霊的なこと、不思議なこと、異次元的なことを体験することなく、淡々とアリキタリな生活を送ってきているワタシなんですが・・・ここからが本題(^^;・・・少なくても自分の脳の中には、ずっと、異次元や不思議世界を持っていた気がするんですよね。それが、どうしたことだろう・・・いつの間にか、自分の脳内まで、現実世界一辺倒になっている気がするんですよね。おいおい、いったいどうしてしまったんだ・・・ワタシ。だめだ、それはダメだ・・・絶対にダメだよぉ~。現実の生活の中では、正直、霊体験的なものは無くてもいいと思っているんですが・・・脳内からは失いたくない世界なんですよね。それなくして、生きていくのは味気なく辛すぎる・・・でしょ・・・ね。

また、枕が長くて、本題が一寸だけの文章になっちまいました・・・ごめんなさい!!