OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

花はストレスで美しくなるのか

2008-07-31 21:05:56 | Weblog
昨日は一日中、滋賀を駆けずり回って取材してましたです(^^;。滋賀の取材は、いつもアウトドア派なので、けっこう楽しんでます。ただ、土地勘がないので迷ったときの修正が巧くなくて、けっこうロスが出てしまいます。まっ、そのうち慣れるでしょう(^^)。

そして、今日は、その原稿作成に忙殺されていました。こんなに急いで仕上げなければならないケースは、そう多くないのですが・・・まっ、こういうこともあります(^^;。

で・・・昨日一日、自然の中にいて、なんとなく思ったんですが・・・花を美しく咲かせる場合も、ストレスを与えた方が良いんでしょうかね。ほら、果物などの実は、水を最小限しか与えないことによって糖度が増すとか言うじゃないですか。麦なんかは、若い芽のうちに踏みつけて強くするって聞きますしね。実り系は、厳しく育てると、良いもの・・・少なくても、人間を喜ばせるものが出来るらしいじゃないですか。

でも、花はどうなのかなって思って。イメージだけなんですが、花は、奇麗に咲かせようとする場合、ものすごく過保護に育てられているような、そんな気がするんですよね。そんなことないですかね。

で、考えたんですよね。わたしは、わたしという花を育てたいのかな、それとも、わたしという実を生らせたいのかなって。するとね、どう考えても、花も実も、両方、欲しがっているわけで・・・そうしたら、自分のこと、過保護すればいいのか、厳しくストレスフルな生活を送らせればいいのか・・・どうするのが良いんでしょうね。なんていっても、結局、ぬるい生活しかできないと思いますけどね(爆)。

ユーラシア大陸は発酵している?

2008-07-29 15:35:18 | Weblog
特定の国(場所)に行ってみたいと思う感覚って、どこから生まれてくるんでしょうね。その場所が舞台になった小説を読んだり映画を見たからとか、興味のある人物に所縁のある土地だからだとか、旅行会社の宣伝が見事だったからとか、理由が思い当たるものも多々あるんですが、いったい、何故惹かれるのか理由が全く見当たらないのに、妙に惹かれるってこともありますよね。

逆に、どうも興味をそそられない場所もある。ちなみに、わたしは不思議と、北アメリカとオーストラリアに興味が沸かないんです。オーストラリアは、とても好い所だと聞きますし、北アメリカは好き嫌いとは別に一度は体感しておくべき場所かなとは思うんですけど、限られた予算と限られた時間の中では、これらの場所は、どうしても後回しにしてしまう地域です。

南アメリカとアフリカも、北アメリカ同様、「一度は体感しておくべし」という命令が下っているのですが、その命令を下している者が、北アメリカの時には理性ですが、南アメリカとアフリカの場合はもっと感覚的なもの発信のように感じています。だから、優先順位は、北アメリカやオーストラリアより上になります。

ということは・・・つまり・・・わたしの中で、もっとも優先順位の高い地域は、ユーラシア大陸ってことになります。えらくデカくて、それぞれの地域によって個性もバラバラですが、ユーラシア大陸に関しては、どこをとってもそれぞれに、行ってみたいと感じる何かがあります。いったい、どうしてなんでしょうねぇ~。

ただ、なんとなく思うのは・・・「発酵」がキーワードなんじゃないかと。なんだか、ユーラシア大陸って、それぞれの場所で、それぞれに何かが発酵しているような、そんな感じがするんですよね。

で?いや、それだけのことで、何の広がりもない話題なんですけどね(^^;。さて、そろそろ、出かける準備をしましょうか。

写真は、伸びに伸びた雑草です(^^;。

写真への密かな意欲(^^)

2008-07-28 21:25:11 | Weblog
藍那に、小川洋子さんの『アンネ・フランクの記憶』という本を渡しました。彼女は、小川さんの『博士が愛した数式』が好きだったので。『アンネ・フランクの記憶』は小説ではないので、楽しむかどうかの確信はなかったのですが・・・読み終わった彼女が、アウシュビッツ関連の資料が見たいと言いだしたので、それなりに得るものがあったのだと思います。よかった(^^)。

で、家にあるナチス関連の書物、特に写真が多く掲載されているものを見繕って渡しました。と、彼女は、なかなか熱心に見ていました。

それを横から覗き見て・・・自分が買った本なのに「お~、すごいなぁ」と感心してしまいました。なんていうか・・・写真が伝える事柄の鮮烈さに驚いたのです。

わたしは、どちらかというと、言葉で思いを伝えることが多いわけで・・・そういう意味では、言葉の可能性というのを信じているのですが・・・写真には、言葉とはまた違う力と可能性があるということを、改めて感じました。

なんていうんだろう・・・写真にも、もちろん、その写真を撮った人の意志や、その写真を採用した人の意図というのがあるのだけれど・・・それも含みこんで、見る人と、撮られた被写体とが、より直接対峙する緊張感があるような気がします。

言葉の場合は、表現されているもの自体と読む人が対峙するというより、表現されているものと表現している人との対峙を、読む人に感じてもらうことになる場合が多いのですが、写真は、より撮られているものと、撮られたものを見ている人の距離が、近いように思うんですよね。

それぞれに良さがあるわけで・・・どちらが良いということではないのですが、そんな感じがするんですよね・・・やっぱり、写真、もっと頑張りたいなって思いました(^^)。

営業活動も出来るようになりました(笑)

2008-07-27 12:26:39 | Weblog
父のことで、わたしが判断して決めなきゃいけないことが出てきたりして、それに一つ一つ対応していたら、「迷わないし、躊躇わないねぇ」と評されました。一瞬「エッ?」って思いましたが・・・客観的に自分を眺めてみたら、そう見えても不思議はないなぁとも思います。自分の中では、すごく迷っているし悩んでいるし・・・頭の中がグチャグチャになってグルグルしているんだけど・・・たぶん、その時間が、かなり短いのだと思います。だから、迷っていないように見える・・・そういうことなのでしょう。

けど、それは頭の回転が速いとか、冷静であるとかというのとは違うんですよね。どちらかというと・・・迷いながら、より良い結論に辿り着く方法を知らないから仕方なしって感じです。

ただ・・・今回は、その決断に関して・・・どうも自分の中でスッキリしないんですよね。間違ったとは思っていないから、後悔はしていませんが・・・たぶん、決断自体を下したくなかったんだうなぁ・・・どんな決断であろうと・・・うん。

はっきりと内容をお話ししていないので、何の話だか分からないとお思いでしょうが・・・たぶん、おおむね、想像下さっていることに間違いないと思います。けど、わたしの気持ちは、推し量ってくださっているような感じとは、たぶんちょっと違うのじゃないかと思います。なんていうか・・・具体的な喜怒哀楽の感情っぽくはなくて・・・もっと虚脱感のある・・・無重力空間に漂っているような感じで、酔ったみたく気分が悪い・・・という感じでしょうかね。ふむ・・・

ああ~、こんな話はやめて、話題を変えましょう。じゃあ、何にしましょうかねぇ~・・・ん~、では、仕事がらみの話を一つ(^^;。

学生さんの夏休み時期は、わたしもライティング分野に関しては緩めに仕事しようかなと思っていたのですが・・・もろもろ事情もあり、そうも言ってられないので、稼げるものなら稼がなきゃと、新規取引先の開拓活動を始めました。で、先日も一つ、面接を受けてきたのですが、見事に落選いたしました(^^;。なんだかもう、面接恐怖症になりそうです(爆)。

なぜか、例外なく「最初にお会いして・・・」というところとは、実質的な仕事関係が成立しないんですよね。面接して契約までこぎつけた会社は何社かあるのですが、立派な契約書を交わし社名入りの名刺なんぞも用意してもらっているのに一度も仕事の発注がないところや、そもそも面接で落とされてしまう場合やら・・・とにかく、面接から入った会社とは、ほんとうに縁が繋がらないんですよね。

それって、何が原因でしょう。面接して契約書交わしてという、キッチリした会社の社風に合わないってことなんでしょうか(^^;。今回は、ちゃんとスーツを着て行きましたし・・・いつも敬語で話しますし・・・感触は良かったんですけどね。やっぱり、外見でしょうかね・・・オバサンだから? だとしたら、仕方ないと思いますけど、人柄に問題ありってことなら、ちょっとショックですね。わたし、そんなに駄目人間なんでしょうか(^^;。

実は、週明けにもまた一つ、面接に行くんですけど・・・なんか、もう「きっと駄目だろうね」って思っちゃっています(爆)。けど、まっ、それでもいいかと。相手に断られるのはいいけど、どうせ断られるに違いないからトライしないというが嫌ですからね。いつか、どこかの奇特な会社が、面接をした上で、お仕事を下さったら、わたしのこの悲しいジンクスが打ち破られますから、その日まで、コツコツと頑張ってみます。とはいっても、どんどん歳は取っていくわけで・・・よけいに条件が悪くなりそうですけどね(^^;。

なんだか、こんなことばかり書いていると、とんでもなく駄目なライターだという印象が固まってしまいそうですから、ちょっとアピールをさせていただきましょう(笑)。

面接なしで、とりあえず仕事を下さったところは、かなりの確立で、継続的にお仕事を下さるんですよね。だから、仕事は悪くないと自負しております。取材系ですと、アポ取りも上手だと褒めて頂きますし、人当たりも好いと評判です(^^)。さらには、筆が早いですし、肝心の文章力にも問題はないはずです。特にお薦めポイントは、大手企業の役付きさんであろうと、老舗のご主人であろうと、相手の肩書きや背負った歴史に恐縮してしまわず、でも礼儀正しく対応できるというところが、若い方と比べたときの強みかと思います。

って、上記一段落は、まるまま営業コメントになっちゃいましたね(^^;。

ほんらいは、典型的和風美意識の持ち主で「自分を売り込むなんて下品なことはできません」って思う性質だったんですが、最近では、これくらいのことは言えるようになりました。とまあ、そのご報告もかねた営業コメントでありました(笑)。以上。

好みの違いを楽しめるか

2008-07-25 23:33:40 | Weblog
手から、カレー粉の臭いが消えない(^^;。キッチン用の除菌ソープで洗って、その後、お風呂で洗髪などもしたというのに・・・すごい威力だぁ~、カレー粉さん!!

何かで、女性タレントさんが言っていた・・・若い頃は、同じ映画や同じ小説が好きな、つまり趣味が一緒な人が好きだったけど、今はむしろ違いが面白いと感じるって。

けど、いい歳をして、未だに、好みが重なる人に出合うと嬉しいんだよなあ~、それが異性でも同性でも。逆に、ツマラナイと思うものを絶賛されたりすると、好意すら褪めてしまうこともある。へぇ~、あれをそんな風に捉えるんだ・・・って。

さすがにもう、自分と違う好みや感じ方を否定はしないよ。それから、創作物以外のモノに対する反応の違いなら、楽しめることもある。たとえば、風景に対する印象とか、出来事とかの捉え方なんかなら。でも、創作物や人物に対する評価あたりでは、まだまだ違いを面白がる包容力はないなぁ~。ったく、お子ちゃまが治らないなぁ(^^;。

筋肉がないと・・・

2008-07-24 22:05:12 | Weblog
ふむ・・・いや、気持ちを切り替えて・・・

あの~・・・・わたし、すごく姿勢が悪いんですよ。特に、座っている時の姿勢が猫背で、おばあさんみたい。で・・・これじゃ駄目だと思って、意識して姿勢良くしようと努力しているんですが、これがヒジョーに辛い。たかが姿勢を正しているだけなのに、ものすごく大変なんです。

なんでも、筋力がないと、こうなるんだそうですね。筋肉でもって、姿勢というのは保たれているので、腹筋背筋などの筋肉がないと、姿勢は美しく保てないのだそうです。

でね・・・ふと思ったんです。わたしの心の筋肉って、ちゃんとあるのかなって。ヤワイ生き方してきているから、体同様ぶよぶよなんじゃないかって。だとしたら、心の姿勢も体同様、歪んでしまっているのかも・・・ん~ん、そんな気がするであります(^^;。

あ・・・やっぱ、気持ちは切り替わらないなあ・・・覚悟はしていたことなんだけど・・・ふむ・・・・・・だれもが経験することなんだけどね・・・・

今日のレコード『デオダート』
 デオダートさんの「シァラトゥストラはかく語りき-Prelude」と「ラプソティ゛ー・イン・ブルー-Deodato2」をまとめたというLP二枚

懐かしの味・・・シャービック

2008-07-23 22:20:33 | Weblog
昨日は、久しぶりに、仕事で大阪に行きました。その帰り、ついでにもう一つ、急ぎでない仕事がらみの用事を済ませようと十三で電車をおりたら、藍那からメールが。もう、家に向っているとのこと。あやややや・・・慌てて電車に乗りなおしました(^^;。

で、わたしが車を止めていた駐車場に先に到着した藍那が、宝塚の駅まで、迎えに来てくれることになりました。あいや~、藍那の運転する車の助手席に座るのは、何年ぶりでしょう。正直、ものすごく恐る恐るだったんですが、意外に安心して乗っていられました。たぶん、藍那の運転も、以前より優しくなったと思います。そして、わたしの彼女の運転への信頼も育っていたのでしょうね(^^)。

というわけで、昨日&今日と、藍那が自宅に居たわけです。その前の、一昨日&一昨昨日は、裕太が帰ってきており・・・この四日、わたしは家でまったく仕事が出来ない状況になってしまいました(^^;。

当然、彼らが家で暮らしている時には、そんなことはなかったのですよ。もし、そうなら、わたしはずっと仕事ができなかったでしょうからね。だから、彼らが家を出てからなんです、彼らの横で仕事が出来なくなったのは。物理的には、いくらでも出来るんですよ。赤ちゃんじゃないですからね、彼らは。そんなに手がかかるわけでもないです。でも、わたしの心が、駄目なんですよね。どうしても、仕事モードになれないんです。仕事モードどころか、日記すら書けないですからね。まったく、どうしたことなんでしょうね(^^;。

というわけで、今日も、何もネタがないんですが・・・(爆)

そうそう、あれっ!!あれの話をしましよう!! 先日、コンビニでアイスクリームを漁っていたら、シャービックっぽい商品を見つけたんです。ほら、イチゴ味とか、メロン味の顆粒を、水か牛乳で溶いて、製氷皿に流し込み、冷凍庫で冷やして固めるお菓子のシャービック。

シャービック、今も売っているんでしょうかね。最近、製氷皿で氷を作るような冷蔵庫って、あまり見かけないし・・・シャービックも時代遅れになったかも。でも、安くて簡単で、しかも美味しいんですよね。そして、あの安っぽい味が、なんとも好いんです(爆)。ちょっと、探してみようかな。また、作って食べたいなぁ(^^)。

それで思い出しました。前にも書いたと思いますが、マクビティーのチェダーチーズビスケット、あれ、もう売ってないんでしょうかね。中学・高校の頃、めちゃくちゃハマッて、中毒のように食べ続けていたのですが、今は、どんなに探しても見つからないんですよね。あれも、是非是非、もう一度食べたい味の一つです。

これも、老化の兆候なんでしょうか・・・最近、懐かしい味を、しきりと求めてしまいますよぉ~(^^;。

成り行き次第もまた好し

2008-07-21 19:13:35 | Weblog
最近、どういう巡り合わせか、カラクリを見る機会が何回かあった。立派なものじゃなくて、手作りのカラクリ。中には、子ども達が作ったカラクリもあった。それぞれに工夫があって、丁寧に一生懸命作られていた。感心した。

それを見ていると、物事が進んでいくのは、色んなものが作用しあってのことなんだなぁ~と、つくづく思う。しかも、よくよく計算して道筋を作っても、なかなか思い通りになどいかないものだなぁとも思う。

だからこそ、目的や計画を立てて、それを実現させることに楽しみを見出す人も居るのだと思う。難しい分だけ達成感があるだろうし、征服欲を満足させるみたいな部分もあるのかもしれない。

けど・・・わたしは、成り行きが好きだな。成り行きに乗っかるだけでも、けっこうスリリングだし、それなりに苦労もある。楽しみもある。そして・・・悲しみもある。

わたしのモーツァルト

2008-07-19 17:17:31 | Weblog
日記を一日お休みしているうちに、野茂選手の引退、偉仔とカリーナの結婚式と、感慨深いニュースが届いておりました。そうかぁ~、そうなのかぁ~・・・そうなんだぁ。

それと、ついに日本列島、すべて梅雨明けになったとか・・・これで、いよいよ本格的な夏ですねぇ。多くの学校でも、夏休みに入ったようですし・・・ほお、ほお、そうなのか、そうなのか。

そんな季節のせいかもしれませんし、父が家に居ないせいかもしれませんが、我が屋の周りは、いま、野菜と草でボウボウです。緑がいっぱいなわけですから、心地よいはずだと思われるでしょうが、ここまでくると、若干、暑苦しいです(爆)。で、その父は・・・なかなか、厄介な状況のようです・・・ふむ。

ところで、またテレビネタで申し訳ないのですが・・・・昨夜『NHK クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス 事件ファイル』という番組を見たのですよ。ちょっとしたドラマをからめて、名曲を解説していく番組で、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を取上げていました。で、その曲を聞いた人が、どんな気持ちになるか・・・そうなるのには、どんな理由があるのか・・・モーツァルトのテクニックを、詳しく解き明かしてくれていました。

で、最初は「お~!」「ほぉ~!」と、感心しながら楽しく見ていたのですが、そのうち、なんだか悔しくなってしまったんですよね。なんていうか・・・そんな風に解説しちゃっちゃぁ、モーツァルトをモーツァルトっぽく楽しめないよぉ~って思っちゃったんですよね。

もちろん、わたしだって、モーツァルトが感性だけの天才で、何も考えていない人だなんて思っていません。むしろ、超技巧派だとは思っています。でも、それでも・・・モーツァルトの曲って、なんていうか・・・理屈とか説明が似合わないっていうか・・・感性の世界だけでたゆたわせてくれっていうか・・・

たぶん、そう望んでいるのは、わたしだけじゃないと思うんですよね。だから、映画なんかで、モーツァルトが描かれるとき、ちょっとイッちゃった感じに演じられることが多いんだと思うんですよ。

モーツァルトは、導かれるまま、素直に正直に感じるものを、溢れだすものを、音楽に描き出していっただけで・・・それを、後の人間が分析すれば、心理学的にも音楽的にも普遍化できるテクニックが成っていたのだと、そういうことにしておきたいんですよね。だから、解き明かされたテクニック部分は、あえて鑑賞者には知らせず、音楽を提供する側の人だけで巧く利用してもらって構わないと思うんですよ、モーツァルトに関してだけは。

ほら、恋愛でもあるじゃないですか。本人は自然に振舞っているだけで、何も意図的なことはしてないのに、その言葉、その振る舞い、すべてが異性を惹きつける小悪魔な人に翻弄される快感。モーツァルトの音楽に関しても、そんな風に翻弄されたいんです。

音楽界には、モーツァルト以外にも、たくさんの音楽家がいますが、人によって、こちらが望むことは違ってくるでしょ。その人の創った音楽を通して真摯に語り合いたくなるような音楽家、身の程知らずに挑んでみたくなるような音楽家、その優れた技をトコトン解明し尽したくなる音楽家。人によって、その音楽によって、向き合いたいスタンスが違ってくるんですよね。で、モーツァルトに関しては、その感性にただただ翻弄されたいんです。

番組を見ながら、やっと「わたしにとって、モーツァルトって、そういう人だったんだ」と感じた次第です。ほんと、今頃って感じですけどね(^^;。

番組サイト http://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/07.html

女の子は九の歳に悩む・・・らしい

2008-07-17 20:06:15 | Weblog
セキュリティーのバージョンを上げたら、なぜか自動更新しないようにしていたソフトが全て更新されてしまって、また障害福祉サービスの簡易入力ソフトに不具合が出てしまった。修正方法はマスターしているから、そんなに困ることも迷うこともなく、せっせせっせと修正作業に入ったのだけど、とにかく動作が遅くて・・・じぃ~っと待っている時間が長すぎる。すごく、時間を無駄にした気分で・・・今日は、充実感にかける一日になっちゃった。

プラス、昨日、睡眠を取りすぎて、頭痛が激しい(爆)。若い頃は、いくら寝ても、こんなことなかったのに、最近では、たっぷりと睡眠を取ってしまうと、必ずその後の頭痛に悩まされる。悲しい・・・。でも、薬は飲まないんだ。頑張るんだ。だって、藍那が嫌そうにするもん、わたしが強い鎮痛剤を飲んでると。

ところで、世の中では「女の子は、九の付く歳に深く悩む」と言うらしい。まっ、分からなくはない説だよね。九歳はともかく、二十歳を前にした十九歳、三十歳を前にした二十九歳、四十歳を前にした三十九歳・・・十年ごとの区切りに、自らの人生を考えるって、当然の心理だものね。っていうか、むしろ、男の子は悩まないの?と思う。

じゃぁ、わたしの九の付く歳って、どうだったかなぁ~。九歳・・・小学校二年の時の担任に「成人するまでもたないだろう」と言われた実に不安定な精神状態のままだったけど、その時の担任の先生が実に素晴らしい人で(当時は、それが全く分かってなかったんだよなぁ~。大人になって気付いて、お礼を言いたいと思ったときには、先生はもう亡くなっていた・・・)、おかげさまで何とか元気にやっていたと記憶している。十九歳・・・大学で、少し専門的なことが勉強出来るようになって、その点では非常に充実していた気がする。ドイツ語の単位を落としまくったり、クラブの揉め事でガッカリするようなことがあったり、いろいろ現実的な悩みはあったけど、それも含めて、たいそう充実していた頃だと思う。で、二十九歳・・・OBERONを立ち上げた。自分のこれからの人生を考えてというより、まったくの成り行きだったけど・・・十九歳の時以上に充実の時だったと思う。そして、三十九歳・・・今思うと、仕事の面でも趣味の部分でも、一番楽しかった頃じゃないかと思う。それから、人生で一番のモテ期でもあった(笑)。仕事に関しては、正直に言うと経営者として「そろそろ本気で次の展開を考えなきゃいけないな」と思わざるを得ない状況になりつつはあったのだけど、いろんなことを体験して、いろんなことを乗り越えて、自分自身としては脂がのってきた頃だったと思う。そう、いつもわたしは、九の歳にこそ、それまでにない充実を感じてきていたと思う。

でも、四十九歳・・・その予感が、まったくない。四十歳を挟んだ前後は、ほんとうに充実していたのだけど、その後は迷いと苦しみの中にあった。自分の中から抜け落ちた大切なものを、必死に取り戻そうと足掻いたけれど、それがまだ成功してない感じだ。でも、もしかしたら、この時間が、今までで最高の九の付く歳たる四十九歳への道なのかもしれないけど・・・・今のところは、どう考えても、そうはなりそうもないんだよなぁ。

でも、とにかく、世の九の歳の女の子たちよ、思いっきり迷い悩みたまえ!!それが、きっと、君の明日を作るのだっ!! なあんて、言い古した台詞だけど、そう思わなきゃ、やってられないっしょ(^^;。

写真は、トマトの花です。今は、野菜さんの花が花盛りです(^^)。

で・・・明日は、父の検査結果を聞きに病院にいく予定です・・・ふぅ~・・・