OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

尊敬できる人って、能力がある人というより、人柄が良い人・・・かな

2014-03-31 13:35:03 | Weblog
実は、わたし、尊敬って感情が、今一つ、よく分からないんです(爆)。

自分が出来ないことが出来る人のことはスゴイなって思いますが、それは尊敬とは少し違いますよね。大きなことを成し遂げた人のこともスゴイなって思いますし、時には羨ましいな妬ましいななんてことも感じてしまいますが(^^;、それも尊敬ではないですよね。

やっぱり、尊敬って、能力の部分の優劣に起因する感情じゃないのかな。むしろ、人柄の方向なのかな。ん~・・・それはそうかもしれない・・・という気がします。そう・・・だから、評価できても愛せない人のことは尊敬できない・・・ってことかな。

と・・・なんで、こんな埒もないことを話しているかというと・・・いっぱいいっぱいの人を尊敬できる人間になりたいなと、そう思うからなのです。善良な人になりたい・・・心から、そう思うのであります(^^;。


『てんちゃん日記』
http://ameblo.jp/oberon

『A SCRAP』
http://moon.ap.teacup.com/oberon/

『君へ』
http://air.ap.teacup.com/oberon/

『人間実存理解・雑談編』
http://oberon4.cocolog-nifty.com/oberon4/


命に関わらない程度のことなら・・・仕方ないか

2014-03-29 16:50:17 | Weblog
年が明け、てんちゃんの体調もスッカリ安定したころ、今度は、わたしの体調が思わしくなくなった。とにかく体中が痛い。特に寝起きの時が酷く、痛みですぐには起き上がれない。また、常時、胸が圧迫されるような感じで苦しく、無意識に何度も深呼吸している自分に気付く。けれど、だからといって、倒れるほどではない。ずっと床に伏せっていなければならないほどではない。毎年経験する春病が早く来て、しかも重い感じ・・・やっぱ、心因性かなと、自分で勝手にそう思った。

それで、家族に内緒で、近くの心療内科に行ってみた。家族に話すと、きっと必要以上に心配するだろうから、内緒で。

最初、電話で症状を話し、予約をお願いしようとしたら、まずは内科で診療を受けてみては・・・と言われた。年齢が年齢だし、だれでもまずは更年期障害を疑うよね。それで、藍那のことを話すと、やっと診てもらえることになった。けど・・・ドクターの診断は、心の問題ではないとのことで・・・結局、更年期障害に効く漢方薬を処方された。(漢方なのは、わたしの希望。)

けど、念のためというか・・・それで、わたしの気がすむならという感じで、二週間に一度、心理相談員の先生にお話を聞いてもらうことになった・・・今も、それは続けている。

このドクターの診断に不満はない。一番最初の心療の日・・・心理相談員の先生と話をし、その後、ドクターに診察を受けるまで、受付の椅子に座って待っている時・・・自分でも、そう思ったから・・・

わたしは・・・自分が、今だに普通に暮らしいてることが許せないのだ・・・心が壊れてしまわないことにどうしようもなく申し訳なさを感じているのだ・・・だから、体調の悪化に便乗して、プロから「一見、普通に見えても、あなたの心は悲鳴をあげていて、壊れる寸前なんですよ」と言ってもらいたかったのだ。それで、申し訳をたてたかった・・・自分を許したかった・・・楽になりたかった・・・

でも、浅知恵だったね・・・きっちり否定されちゃった・・・

けど・・・それにしても、体の調子が悪い。心療内科に通い始めて二カ月が経つけれど、一時、少しマシになりかけたものの、二週間前には今までで最高に辛くなっちゃって・・・それが少し落ちついたかと思ったら、また今日は最悪な感じなのだ。

それをドクターに話しても、気温の変化が激しいですからね・・・で、終わってしまった。三カ月に一回、膠原病に関する要観察で通い続けている病院でも、今まで、春病のことを何度も訴えたけれど、いつもコメントももらえずにスルーされるので、もうずいぶん前から訴えることもしなくなっていたのだけど・・・

でも、まっ、つまり・・・この胸の圧迫感にしても、体の痛みにしても、それに伴って気がめいるのも・・・我慢できない程のことじゃないわけだし・・・日常生活に支障も出てないわけだし・・・何より、命に別状ないことは、何年も続いていることで逆に証明しちゃっているわけで・・・ドクターたちにすれば、対応する必要のない症状ってことなんだな。

それでも、心療内科なら、何かしら別の対応をしてもらえるのじゃないかと思ったら・・・やっぱり、軽くスルーだな。でも、まっ、更年期障害に効く、血の巡りをよくする漢方薬を処方してもらえただけ、有難いのかも。

ただ・・・たぶん、更年期ではないと思う(^^;・・・膠原病でもないと思う・・・そして、たぶんドクターのおっしゃる通り心因性でもないのだろう・・・ならなに? うつ病とかそういう心の病気ではなく、怠け者病とか、気持ちの問題とか、結局そういうことなのかな。それにしても・・・痛みは現実なのだけど・・・正直、つらいな(^^;。

古池や・・・

2014-03-21 08:22:35 | Weblog
芭蕉の句に、古池や蛙飛び込む水の音、というのがありますよね。

これってスゴイ句だなって、いつも思うんでよ。けど、どう凄いのか、なんで凄いのか、自分でも何を感じでスゴイと思っているのかが全く分からない。で、他の人はどう感じているのかなと思って調べてみると、奥深すぎる意味を解説してくれる方も少なからずいらっしゃるんですが・・・どうも、わたしが感じているのは、そういうことじゃない気がするんですよね。

むしろ、意味がないところがスゴイっていうか・・・だって、素直に読んだら、バカみたいな句ですよ・・・カエルが池に飛び込んで、ポチャンと音がしたってだけのことを言ってるんだもん・・・でしょ。

でもね・・・なのに、なんか感じるでしょ・・・これって、どうして?

なんやかやいっても、芭蕉の名前に無意識にビビっているのかな・・・それは、やっぱり、完全には否定できないかな。でも、それだけじゃないようにも思うんですよ・・・なんかね・・・意味とか背景とかじゃなく・・・ふむ・・・音かな、リズムかな・・・生理的な部分かも・・・

と・・・これ以上、いくら考えても、何も発展しないので、毎度おなじみ、自分話に切り替えます(爆)。

なんていうか・・・いろいろ考えて、やっぱり、わたしには、何にしろ書くしか能がないって思うんですが・・・じゃあ、何を書くかって考えると、何を書きたいんだか、何を書くべき何だか、自分の中に何もないんですよね。やっと阪氏続けてきた方法を見つけたっていうか・・・まあ、結局は青い鳥だったんですが・・・書くしかないかって覚悟を決めたんですが・・・そうしたら、なんと肝心の何を書くのかの部分が、空っぽだったんですよね。

わたしって、理屈っぽく話すので、理論家だと思われがちですが、実際は行き当たりばったりで、その場で思いついたことに、それらしい理屈をつけて話すだけで、何も中身がないわけで・・・だから、学者さんの論文的なモノや、独自の世界を構築して一つの物語を完結させられる小説家さん的なこともできないし・・・

とね・・・ある画家さんが、「ただ描きたいから描く、そうして描ける間はそうして描く」って仰っているのを知って・・・そういう風に書くって可能かな・・・って思ったんですけど、どうなんでしょうね。絵を描く人も色々でしょうけど・・・その画家さんの仰っている感じで文章を書くって、どうなのかな・・・

少なくても、商売にはならないかな・・・とてもとても人の役に立つものにはならないだろうな・・・じゃあ、結局は自己満足か・・・その自己満足を、わたしはどうして肯定できないんだろう・・・

やっぱり、文章を書くって、自己表現以上に、伝達を目的にしなきゃという意識が働くからかな・・・なにかしら、人の役にたちたいという野心も捨てきれないしね・・・人の役に立つ伝達・・・何を伝達すれば、人の役に立つんだろう・・・わたしの中に、伝達して人の役に立つようなものなんて何もないけどな・・・ああ~・・・

で、もとにもどって、古池や蛙飛び込む水の音・・・やっぱり、この句は、スゴイ・・・スゴイと思う。