OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

懐かしい味(^^)

2020-11-23 09:13:21 | Weblog
たしか十代のころ、マクビティーのチェダーチーズビスケットにドハマりしました。当時は、スーパーなどでもよく売っていたと記憶しています。チェダーチーズビスケットとコーラ、なんともジャンクな好みでありますが、当時は、それを食べていると幸せでした(^^;。

でも、いつからか、店頭でこのチェダーチーズビスケットを見なくなりました。その頃には、私の中のチェダーチーズビスケットブームも終わっていて、さして気にも留めていなかったのですが・・・その後何度か、思い出して探してみたりもしたのですが、見かけたことがありませんでした。

それでも、似たような商品を見つけたら、試してみるのですが、わたしが欲している味とは程遠く・・・最近では、すっかり諦めていました。きっと生産中止になってしまったのだなと・・・わたしは好きだったけど、一般的には人気がなかったのかなと・・・。

それが、つい先日、海外ではまだ販売されていて、ネットで輸入品を購入できると知りました。いわゆる並行輸入という奴です。で、さっそく注文してみました。ちょっと時間はかかりましたが届きました。それがこの写真です。

味は・・・わたしの思い出の味とは微妙に違いました。もう少し塩っぱくて、こんなに粉っぽくない・・・でも、たぶん、それは想い出を美化してしまっているから、そう感じるだけだけなんでしょうね。あるいは、日本で販売していた時は、日本用に味を多少アレンジしていたのかも・・・包みも、日本版はシッカリした箱でしたしね。

とにかく・・・ずっと探していたものを見つけはしたけれど、それはもはや探していたものと同じでありながらも別のものでした。わたしが、この商品を、再度注文することはないと思います。でも・・・もやもやはスッキリしました。買ってみて良かったと思っています(^^)。


日付の呪縛

2020-11-21 15:27:25 | Weblog
誰にでも、人生で何度か、特別なことが起こった忘れられない日というのがあるだろう。それは、一生の宝物といっていいような嬉しいことの場合もあれば、なかったことにしたい辛い出来事のこともあるだろう。

そんな忘れられない特別な日は、当然のごとく特別なわけだけど・・・その一年後、二年後、あるいは十年後、二十年後の同じ日付の日というのは、その特別な日とはまったく関係のない只の一日にすぎない。いやいや、そういってしまうと、その日に失礼だけど・・・その日はその日として大切にされるべきであって、過去の特別な日と関連付けられる必要はない。

けれど・・・どうしても、その日付に縛られてしまう・・・

それが嬉しいことなら、それもまた好しと思うけれど・・・そうでないことに縛られ続けるということに・・・ふむ・・・

ミニ耕運機デビュー(^^;

2020-11-11 08:55:48 | Weblog
母は農家に生まれ、農家に嫁いだ。でも、農業が大嫌いだった・・・らしい。

母の実家では、一家の大黒柱である母の父を早くに亡くしており、さらに男子が出征したり、丁稚奉公に出たりして、家にいる男子は父親代わりの長兄だけだったらしい。母には姉妹がいたけれど、体が弱かったり、幼かったり・・・母曰く、野良仕事はもっぱら体が丈夫な母の役割だったそうだ。だから、結婚する年頃になった時、唯一の望みは、実家より農地が少ないところに嫁ぐことだったらしい。

そんな母は、溺愛する一人娘の私に、一切の野良仕事をさせなかった。自分たちが野良仕事をしている傍で私を遊ばせることすら嫌っていた。だから、わたしはずっと、農家の娘でありながら、農業のことはほとんど知らなかった。

けれど、父が亡くなり、少ないながらも農地が残され、さてどうするかとなると・・・母は俄然、頑張り始めた。野菜作りは一人でもなんとかできるが、米作りは一人では無理なので、裕太と私が手伝わざるを得なかった。それでも、だんだん米作りを続けることは難しくなり、今は専ら、自宅周りの畑で、細々と野菜を作って、農協の直売所で販売するのが楽しみになっている。

が・・・その野菜作りでも、出来ないことが増えてきている。野菜の出来が悪くなってきたのは、それはまあ、わたし的にはどうでもいい。野菜を売って儲けることが目的ではなく、母の老後の楽しみというか生きがいというか・・・畑仕事をするということ自体が大切なのだと思うから。問題は、力仕事や機械類の操作だ。少し前に、ついに農協の直売所の係りの人に、「パソコンの操作は娘さんがしてください」と言われた。やっぱり、忙しい時に、農協の人が、一会員である母のケアをするのは無理だとのことだった。

で、先日は、耕運機の操作でつまづいた。というより、私から見ても、よくもまあ、米寿のおばあさんが、あの機械を操作できるものだと感心していたので、今まで出来ていたことが奇跡のようなんだけど・・・ついにいよいよダメだなということになった。操作できないことを、耕運機のせいだと思う母は、何度も農機具メーカーに電話して来てもらおうとするけれど、「故障じゃないのに、うまく操作できないからと来てもらえないよ」と説得し、「わたしがやるから」と納得させた。もう、"愛娘には絶対に農作業をさせない"と頑なだった母はどこにもいない(爆)。

ただ、ここで問題が・・・耕運機って、どう操作するの? 説明書はどこかと母に聞くと、そんなものはないという。ないはずないなんて押し問答は無駄だから、最初からしない。ネットで農機具メーカーのホームページを探し、耕運機の型番から取扱説明書を探し出しダウンロードして熟読した。

それで知識は仕入れたけど、頭で理解しても、機械の操作がそう簡単に出来るわけがない。ここ数日は、耕運機と土との格闘が続いている・・・が、今朝の作業では、少しコツがつかめた気がする!

母が畑仕事が出来なくなったら、わたしは家の周りの畑をイングリッシュガーデンにしようと目論んでいる。まだまだ先のことであれと願ってはいるが、将来的には実現させるつもりだ。その時のためにも、このミニ耕運機が使えるようになるのは悪くないと思う。毎日少しずつ作業して、無理なく慣れていきたい・・・今のわたしの最大のミッションは、このミニ耕運機を使いこなせるようになることなのだ(^^)。