OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

欲しいものが手に入らないと、必要以上に貪欲になる・・・かも

2020-10-22 12:31:42 | Weblog
またまた、パン屋さんに行ったときの話です。"出不精ここに極まれり"の権化のような私は、新型コロナウィルスの感染拡大(コロナ禍という言葉の音とリズムが好きではないのです)で、さらに巣ごもりに拍車がかかり、買い物はほとんどネット注文、自分で足を運ぶのはパン屋さんくらいなものだから、日常のエピソードのほとんどかパン屋さんになってしまいます(^^;。

で、そのパン屋さんに行った時の事・・・買おうと心づもりしていたお気に入りのパンが売り切れてしまっていたんですね。とね、わたしは、その買えなかったパンのかわりに、あれやこれやと見繕って、四、五個のパンを買っていたのですよ。一個のお気に入りのパンの代わりに、さして欲しくもないパンを四、五個も・・・あぁ、さして欲しくもないなんていうのは申し訳ないな・・・でも、まあ、そうなんですよ(^^;。

でね、帰ってきてから、その大量のパンを見ながら思ったわけです・・・これってパンに限らないよねって。欲しいものが手に入らなかった時に、人がとりそうな行動の一つだよなって。でも、この行為って、誰も幸せにしてないなって。ああ~、パン屋さんは儲かるか(爆)。

代償行為は、ある程度のストレスの軽減にはなるだろうし・・・案外、思いもよらない好い出会いに巡り合ったりもするかもしれないから、一概に全否定はできないけど・・・何かを大好きなものの代わりにするなら、代わりにしたものを大切にしようという敬意というか責任というか、そういうのも持ちたいものだなと・・・買い過ぎたパンは、どれも有難く美味しく頂きましょう(^^;。

写真は、近所の公園の木が切り倒された痕です。病気をしているようには見えなかったけど・・・わたしが気づかなかっただけなんでしょうね。それにしても、大きな木が切り倒された後に漂う、なんとも言えない侘しさ・・・これは何なんでしょうね・・・その木が生きてきた長い時間への惜別・・・

長い時間というのは、とても重くて・・・

ずいぶん話はとびますが、天皇家に愛子内親王が誕生されて、女性天皇の是非みたいなのが議論されていた時に思ったことなんですが・・・わたしは個人的に、女性が天皇になっても何の問題もないと思っているし、やがて女系天皇が誕生しても構わないと思っているし、何なら、わたしが所属する日本という国が天皇制をとらなくてもいいとさえ思っています。それは、天皇であれ誰であれ、生まれながらに他と区別され尊ばれるべき存在などないと思っているからです。

けど・・・それとは別に、日本という国が営々と守り続けてきた男系継承の天皇制というのは、世界でも稀なケースで、これを今途絶えさせるというのには、かなりの覚悟がいるなと・・・そう思ってしまうんですよね。なんていうか・・・その時間の前には頭を垂れずにいられない気持ちにはなるんですよね。だから、積極的に女系天皇を認めさせようとか、天皇制廃止を訴えようとか、そういう気持ちにはならないんですよね。

時間というのは、努力で何とか出来るものじゃない・・・ほんと、これだけはどうしようもなく、一度失ったら取り返しがつかない・・・

そんなものどうでもいいじゃないかと・・・何であれ、長く続けばいいってもんじゃない・・・そういうこともあるんだけど・・・やっぱり、長く続いてきたものを意図して途絶えされるには、熟考と、それなりの覚悟が必要ですよね・・・ふむ・・・何の話でしたっけ・・・ああ、公園の大木が切株だけになっちゃってたって話でした、はい。あっ、いや、パン屋さんに好きなパンがなかった話でした(爆)。

詐欺グループが持っていた名簿に名前が・・・

2020-10-03 17:09:03 | Weblog
さっき、お巡りさんの訪問をうけました。一瞬「わたし何か悪いことしたかい?」と、貧相な記憶を総ざらえしたけど、思い当たるふしはないんですよね(^^;。

今までに、警察の人が家にやってきたのは二回ほどだったかな。一回は、我が家に入った泥棒が捕まって自白した内容を確認するためだったと思います。盗まれた金額も少額だったし、面倒なので、被害届は出していなかったのだけど、盗んだ本人が白状したそうです。ちなみに、盗まれたお金は、わたしたちの寝室に置いていた、わたしの鞄の中の何通かの封筒に入れていたものだったのだけど・・・夜中に音もたてず、寝ている私たちにも気づかれず、イレギュラーな場所にあったそのお金を盗んでいったという・・・鬼平犯科帳に出てきそうな腕利きの泥棒だと感心していたのだけど、意外にあっさりとお縄になったと聞いて、ちょっとガッカリしたものでした。でもまあ、人を傷つけるタイプの犯罪者だったら、わたしたちの命はなかったわけで・・・それを考えると、ゾッともするんですけどね。ちなみに、盗まれたお金は戻ってきませんでした・・・知らせてくれたお巡りさんも、期待はできないって仰っていたけど、その通りでしたね。

二度目は、殺人事件の目撃者捜しで、刑事さんがいらっしゃいました。わたしが、夫を最寄りの駅まで送り迎えしている道の側に、被害者の方の遺体が遺棄されていたことがあって・・・事件後、その現場に、何日もずっと車が止まっているなぁと思っていたら、どうやら警察の車だったようです。行き来する人や車をチェックしていて、なんでも、わたしが一番多く通っているということで「何か見ませんでしたか。気づいたことはないですか」と聞かれましたが・・・犯人に繋がるような事は何もお伝え出来ませんでした・・・申し訳なかったです。

で、今回は・・・なんでも、警察で詐欺グループを摘発したそうなんですが、押収したリストの中に、わたしの名前もあったということで「注意喚起のための訪問」だそうです。「リストにあった他の方のお名前と私に何か共通点はありましたか」と聞いたんですが、お巡りさんは詳しくは知らないとのことでした。「何か変な電話はなかったですか」と聞かれたんですが・・・変な電話や変なメールはしょっちゅうだから、今回つかまった詐欺グループと関わりあるかどうかは分からないですよね(^^;。お巡りさんも詳細は分からないようだし、そうなると、こちらも的を絞れないし・・・怪しい電話には注意しましょうということしかないですね、はい(^^;。

その時、お巡りさんに家族構成を聞かれたんですが、おもわず(答えて大丈夫かな)と思っちゃいました・・・お巡りさんがなりすましって可能性も、ないことはないですもんね(爆)。で、電話に録音機能がないと言ったら、受話器に取り付ける簡易型の「警告・通話録音機」というのを下さいました。「いただけるんですか? 高額で買えと言われたら、お巡りさんを疑わなくちゃならなくなりますもんね」と笑いながら言ったら、真顔で「本物ですので」と、何度も繰り返しておられました。ちょっと失礼なことしちゃったかな(^^;。でも、やっぱり、この録音機も、よく調べてから使うことにします。まさか盗聴器的なものではないと思うけど、警戒はしないとね。

もともと、あまり警戒心はない方なんですよね。個人情報とか、知りたきゃどうぞって思ってますし。さすがにクレジットカードの番号とか、キャッシュカードの暗証番号とか、そういうのを盗まれるのはマズいと分かっていますが、最近の個人情報保護の面倒くささにも、正直、辟易しています。

とはいえ・・・やっぱり犯罪に巻き込まれたくはないですからね・・・お巡りさんの注意喚起をしっかりと受け止めましょう(^^)。