OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

縁というもの・・・

2007-01-17 19:54:17 | Weblog
あの日から、映画というもの自体が見られなくなった。とはいえ、やっぱり映画は好きだったんだな・・・しばらくしたら、どうしても見ずにはいられなくなった。とはいえ、亜細亜映画、特に中国語圏の映画は、さすがに無理で・・・もっぱら欧米の映画ばかり見ていた。三年くらい経ってからかな・・・やっと、亜細亜の映画が見られるようになったのは。でも、どうしても構えてしまって・・・どこか、余分なところに力を入れて、緊張して見ているようなところがあったんだけど・・・それも、最近になって、やっと、ほとんど以前同様の感覚で、広東語の映画を楽しむようになった。

ただ、戻ってきてみると、この四年半で、なんか微妙に変わってるんだよね・・・香港映画を取り巻く環境が・・・というより、日本での香港映画の扱いが、かな。韓流に次いで、華流が興り、台湾のタレントさんが台頭してきたってことが大きいんだろうな。もともと、香港映画には、台湾の俳優さんが当たり前に出演してらしたけど、昔は、あえてそれを意識することがなかったのが、今は、香港映画でさえ、華流の映画として紹介されるほど台湾の俳優さんがクローズアップされているのかな。韓国の俳優さんを、主要な役にキャスティングすることも多くなっているみたいだし・・・なんだか、浦島太郎みたいな気分で、取り残され感が募りまくり(^^;。

だけど、もちろん、わたしにも馴染みのある俳優さんたちが顔を揃えている作品もあるわけで・・・それらを見ていると、やっと「帰ってきた・・・」って気分で、ホッと寛いでいる自分がいるんだよなぁ。もしかしたら、日本映画を観ている時より、近しい気分でいるかもしれないくらいだもん。

もちろん・・・なんて言ったら、かなり失礼なんだけど(^^;・・・香港映画が、他の国の映画に比べて特に魅力的だとか、質において勝っているとか、そんなことは、これっぽっちも思ってないの。むしろ、駄目だなぁ~ってところだらけ。けど、そういうところすら愛しいのね。

要するに、恋愛と一緒なのよ。これしかないタイミングで出遭っちゃっのよ、香港映画と、わたし。

世界中に素敵な人は星の数ほどいるのに、何故「この人でなきゃ駄目」ってことになるのか・・・それはもう、客観的な評価の範疇じゃなく、出会いのタイミングと相性、つまり縁、それに尽きるでしょ。つまり、わたしの香港映画との関係も、そういう縁の事柄なのよ、きっと。

とはいっても、今は、香港映画に対して恋はしていないと思う。愛?う~ん、情かな(^^;。とにかく、もう身内みたいな存在なんだと思う。だから、大事にしていきたいと思う。出来れば、盛り立てていければ、もっといいとは思っているんだけど・・・(^^;。

なんだかね・・・最近、こういう縁で結ばれたモノたち・・・人も、モノでも、何でも、こういう縁で関われたモノたちを、大切にしていきたいなと思うようになってるの。だって、それが本当の財産なんじゃないかと思うしね。

香港映画と、すこし離れざるを得なかった時間が、それを教えてくれたかなと・・・休みの日に、映画三昧しながら、そんなことを思ったのでした。

ちょっと重めの恋愛論

2007-01-17 00:06:07 | Weblog
重めって言っても、特に内容がハードって訳じゃないですよ。所詮、書くのは、このワタシですから(爆)。恋愛掲示板に書くには、ちょっと真面目モードかなって程度のことです(^^)。

よく、男性でも女性でも、歳をとってくると年下が好くなるっていうでしょ。ずっと「へぇ~、そんなものなのかな」と、他人事に思ってたんだけど、最近、なんだか「分かるなぁ~」と思えてきてね・・・で、その話を、ちょこっとしようかなと。でも、弊害があるから、具体的には話せないなぁ(爆)。

とはいっても、わたしの場合、正直、もう本気の恋愛は有り得ないと思うんですよね。恋愛に限らず、わたしの場合、完全燃焼した事柄については、もうそれ以上を欲することがないみたいなんです。で、恋愛に関して、わたしはもう燃え尽きましたから、もう十分なんですよね。なので、年下が好いとか言っても、それは「たまらなく手助けしたいと思う」みたいなこと、まっ、せいぜい「愛しく思う」ってくらいなんですけどね(^^;。

でもね、わたしの最近の年下好みは、たぶん、年上の人たちへの大きすぎると期待と、それの裏返しの失望によるんじゃないかなと思うんですよね。となると、これは、かなり深刻な問題じゃないですか・・・ねえ。

いえいえ、年上だからって、決して完璧であれなんて思ってはないですよ。年上であれ、年下であれ、どっちかっていうと「欠点が素敵」だと感じられる人が好みですからね、わたし。愛しい人の欠けたる所が、わたしの居場所になるわけですから、完全体の人じゃぁ余地が頂けないってことだし(^^;。

でも、それでも、やっぱり、年上の人に対しては、年下の人に対するより、期待するものって大きいじゃないですか。完璧じゃなくてもいいけど、時による熟成が全くない人には、さすがに惚れられないでしょ。でも、いい具合に熟成している年上の人との出逢いが、最近、頓に少ないなぁと思うんですよね。

ということは・・・もしかして、わたしも、そういう魅力のない、つまり時の熟成のない人の一人になりつつあるのかなと思うと、猛烈に「嫌だ~っ!!」と思ったんですよね。で、人に好かれるとか、頼りにされるとかじゃなく、惚れられる人でありたいと思ったんですよね。なんだか、燃え尽きたはずの恋愛願望が蘇ってきたかも。もしかして、わたしの中で、精神的回春現象が起こったかな(爆)。

もともと、若い頃から恋愛ゲームには興味はない一本気派だし、今となっちゃ、やっぱり惚れたはれたは面倒なので、自分が恋をしていたいとは、どうしても思えないけど、惚れられる人でいたいとは思っちゃったなあ。そんな虫のいいことを思っても、無理でしょうか(^^;。

注*16日付けでUPしたつもりが出来ていなかったようで・・・日付は17日になっちゃいましたが、これは、16日の日記です。