OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

無為なる生に至る

2024-02-21 14:17:05 | Weblog
昨日、介護すらする必要がなくなり、ほんとうに無為に時を過ごしていると嘆きましたが・・・考えてみれば、もう数十年"時満ちるのを待ちましょう"と言い続けていましたよ、わたし・・・・特に、ここ十数年は(^^;。

今になって、少しずつ分かり始めているのは・・・というか、認知症の兆候が出始めてから亡くなるまでの母の姿を間近に見てきたこの数年間で教えられたことは・・・人の価値、自分も含めた人の価値、いえ人に限らず全ての命の価値、いえいえ命に限らず全ての"在るもの"の価値を、その有益性で測っていては、その人は幸せではいられないのかも、ということです。

きっと、もうずいぶん前から、そのことは頭では理解していた・・・だから、ときどき言葉にもしていたかも・・・でも、心底納得はできなかった・・・

今でも、決して納得は出来ていないし・・・だから、もんもんとしているわけなんだけど・・・

ほんのちょっと、ほんのちょっとだけ・・・心底の納得の欠片が、わたしの心の中で固まり始めたかも・・・と、感じています。その欠片が、わたしの心の中で溶けて、全体に浸透して、心と一体化できたなら・・・わたしは、存在価値とか存在意味といったものから解放されるのかも・・・

意味も価値もありゃしない。在るから在る・・・そのことを当たり前に受け入れられたなら・・・本来の無為なる生に至れるのかも・・・

過去にヒントを求めるのは情けない?

2024-02-20 17:36:49 | Weblog
数日前から、WOWOWプラスで『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』の放送が始まりました。私にとって、何度見ても面白いドラマの一つなんですが・・・久しぶりに見て、呉磊(ウー・レイ)君がまだ子供で、背もこんなに低かったんだと・・・なんというか・・・近所のおばさん、あるいは親戚のおばさん的な感覚で・・・なんだか、うるうるしちゃいました。

同じく、WOWOWプラスでは、『宮廷の諍い女』も放送してていますが、久しぶりにこのドラマを見た時には、譚松韻(タン・ソンユン)ちゃんの幼さに・・・今の堂々とした大女優さんぶりからして・・・ああ~、これまたうるうるしちゃいましたっけ。

本来、わたしが大いに肩入れしてしまう中華圏の俳優さんたちは、もう少し年上、いやもっと随分と年上の方たちなんですが・・・かれらの後輩だと思えば、みなさんが愛おしく感じられるんですよね・・・

特に贔屓でなくても、幼いころを見ていた役者さんたちのことは・・・やっぱり、その成長に目を細めてしまいますよね・・・そんなことありません?国内でも、『北の国から』の吉岡秀隆さんとか、『Mother』の芦田愛菜ちゃんとか・・・ねっ、特にファンってことでなくても、大きくなったねぇ~、立派になったねぇ~って、その頑張っている姿が嬉しいってことないですかね(^^;。

年を取ることの、一つの表れなのかなぁ~・・・こういう感覚って・・・

なんだかね、最近、過去が押し寄せてくる機会が、結構多くあって・・・

今、空の巣症候群じゃないですが・・・育児からはもちろん、介護からも卒業し・・・仕事もやめ、地域活動からも身を引いてる今・・・何をして日々を過ごせばいいか、ほんと、分かんないんですよね(涙)。世の中には、いろんな楽しいことがいっぱいありますから、何かに夢中になれば、時間なんて足りないくらいだと思うんですが・・・時間が有り余ると、かえって、何をする気にもならない・・・ああ~、なんてこった・・・

そこで、過去に何かヒントはないかなと・・・かつて夢中になったものに、また助けてもらえやしまいかと・・・そう思わなくもないんですか・・・それもなんか、情けない気がして・・・それになにより、無理やりじゃだめなんですよね・・・

まっ、時満ちるまで、焦っても仕方ない・・・出会うときは出会うんでしょうから・・・その時を待ちますか・・・思いもかけない出会い、あると面白いんだけどな・・・

伝言伝言を重ねると、間の人たちの人間関係で、ニュワンスが大きくかわる

2024-02-07 09:28:24 | Weblog
原作のドラマ化に関する課題についての議論に参入するつもりはありません。たぶん、その作品ごとに状況が異なり、問題点も異なるでしょうから。もちろん、それでも共通する課題もあるでしょうね・・・それはきっと、どんなお仕事においても起こりうるものなのかもしれません・・・

というわけで・・・原作の映像化問題ではなく・・・複数の組織が関わってお仕事をする場合に起こりがちなことについての、ちょっとした経験談というか思い出話を・・・

フリーのライターをしているとき、大手企業が契約(提携?)している店舗さんたちを紹介するサイトの記事を担当したことがあります。といっても、もちろん、直接、その大手企業から依頼があったわけじゃなく、企業が依頼したWEBページの制作会社に雇われていました。よく分かりませんが、その制作会社も、どこかの広告代理店的な会社の下請けだったかもしれません。大きな会社になればなるほど、間に入る会社が増えていきます。とにかく、取材先である店舗(会社)と私の間には、最低でも二社、もしかしたらもっとたくさんの会社があるわけです。

でも、何も問題がないときは、どうってことはありません。必要な情報が下りてくるので、それに沿って取材して記事を作り、決められた手順で納品すれば、それが順番にあげられて行ってWEBにUPされる、そしてわたしは報酬を得る。

けど、たまに取材先からの苦情が、その大手企業の担当者に行き、そこから回りまわって私のところにやってきて・・・それがとんでもないことになっていたりします。「ライターは、まるでやる気がなく、頼んだことも無視されて、我慢ならない」みたいに言われたりするんです。

わたしが幸運なのは、わたしに直接仕事をくださっていた会社の担当さんは、この件の会社さんだけじゃなく、おおむねどこも、わたしの仕事ぶりをちゃんと認めてくださっていて、わたしにそれを伝えるときには「絶対そんなことはないと、わたしたちは承知していますが、相手様がそういう風におっしゃってますので・・・」と、すまなさそうに対応を依頼されるので、わたしも「大丈夫です。ちゃんと誠心誠意お詫びして、やり直させていただきます」と答えます。

で、実際に、お詫びかたがた怒っていらっしゃるという方に再取材の連絡をすると、ほぼ100%、相手の方はそんなに怒ってはおられず、むしろ申し訳なさそうに再取材の約束をしてくださるんですよね。で、再取材の当日も、実に和やかだったりします。

いったいどういうことなのか・・・考えられることは、いろいろあります。

まずは、本当に取材先の方は私の態度に怒り心頭で、大手企業の自分の担当さんに荒い言葉で文句を言った、それを間の人たちは、そのまま正確に、わたしのところまで下ろしてきた。けど、時間がたつと、取材先の方も「それほど怒ることじゃなかったな」と思うようになっておられた。

次に、取材先と大手企業の担当者の関係がよくなくて、とばっちり的に私の取材が文句のネタになった。その双方のイライラが増幅されて、わたしのところまで下りてきた。この人間関係の縺れは、別の段階でも起こりえますね・・・クライアントである大手企業の担当者と制作会社の担当者の関係がこじれている場合も、同じようなことが起こりえます。

あるいは、取材先の会社が、クライアントである大手企業の担当者にとって、とても重要な存在であるため、世間話的な会話の中でちょっとした不満が出ただけで過剰反応し、大げさに騒ぎ立てた、ということもあり得ます。実際、そういう大切な取材先の場合には、取材時に、大手企業さんからの立会人が何人も同席して「失礼がないよう頼みますよ」という圧が凄い時もありますからね。

で、これは考えたくないことですが、わたしに「信じてます」と言ってくれた直接の依頼会社の担当者が、ちょっとした意地悪で、注意喚起程度のお話を大げさに伝えて、わたしを苛めようとした・・・というのも、一応、書いておく必要はありますね。まず、ありえませんけどね。

と・・・つまり・・・どの段階で何が起きたのか、関わったそれぞれの人の気持ちや事情はどうだったのか・・・全体像は、当事者である私たちの誰であっても、まったく分かりようがないということなんですよね。

だから、「わたしに出来るのは、わたしが直接かかわる人たちとの関係を、できるだけ悪くしないよう努力すること」だと思って、仕事をしていました。落ち込んだり、怒ったりしても、仕方ありませんからね・・・それが、自分の心を守るために、わたしが選んだ方法でした。

けど、まっ、一番助かったのは、先にも書きましたが、直接仕事を発注してくれる会社の担当者さんたちが、みなさん、優しくて、いつも「信じてます」と言ってくださっていたことです。これが、ほんとうに、何より心強い。だからこそ、いろいろあっても仕事を続けられた・・・と、心から感謝しています。

とまあ、わたしの場合は、命を削る創作活動ではないですからね。ひょいひょいって、うまい逃げ道も作れますけど・・・そうはいかない厳しい現場で頑張ってらっしゃる多くの方たちには、かける言葉もないですね・・・

目指すべき理想の世界をイメージできますか?

2024-02-05 14:35:00 | Weblog
世にインフルエンサーと呼ばれる人たちがいる。人に影響をあたえる力をもっている人たちのことらしい。人に影響を与える・・・そのことを自覚している・・・そして、そのことを活用している・・・。今の、SNSなどを利用して活動しているインフルエンサーの人たちは、たぶんもっぱら物販方面で活躍しているのだと思うのだけど・・・

一昔前に所属している私にとって、影響力をもつ人と言えば、ボブ・ディランとかジョン・レノンとか、社会的なメッセージを発信するミュージシャンの人たちが思い浮かぶなぁ~・・・

そうだ、忘れちゃならないのが教祖様関連だろう。池田大作さんとか大川隆法さんとか。イエスさんとかムハンマドさんとかシッダールタさんまでいくと、ちょっとスケールが大きくなりすぎてピンとこないけど、でもまあ、もちろん彼らもね。

う~ん・・・

ネットのインフルエンサーさんたちはさておき、社会的なメッセージを発信するミュージシャンや作家、もちろん宗教家たちは、人に影響を与えて、実現させたい理想の世界を、自分の中にイメージとしてしっかりともっている人たちだと思うのだけど・・・

実現させたい理想の世界・・・う~ん・・・う~ん・・・

先に名前をだした人たちは、わたしでも名前をパッと言えるような有名人で、つまりは実際に大きな影響力を発揮して成功した人たちなわけだけれど・・・今、彼らは、自分の影響が、自分の思うように他者を変え得たと思っているだろうか・・・世の中を自分の望む方向へ導けたと思っているだろうか・・・よくやったと自分を褒めたい気分だろうか・・・

信じて突き進むには、信じるものは極力シンプルじゃなくちゃいけない・・・けど・・・

影響というのは、意外にまっすぐには進んでくれないし・・・

ん・・・自分にさえ責任持てないのに、世界に対して責任、負えないよなぁ~・・・

おっと・・・また、何を言ってんだかな話ですね。まっ、ときどき、こういうのが漏れ出ます(^^;。

また、クレーマー発言、いいですか(爆)

2024-02-02 13:49:35 | Weblog
基本的に、ネット等で、まったく関係のない不特定多数の人に向けて、特定の他者に対する自分の不満を公表するというのは、あまり褒められたことじゃないと思っていたんですよね・・・時々、やっちゃっていましたけど(^^;。でも・・・関係のない不特定多数の人にだから吐き出せるってこともありますよね・・・それで発散させてもらって、怒りを昇華し、そのまま何事もなかったかのように日常生活に戻り、身近な人たちには迷惑をかけずに済む、みたいな・・・。自分が匿名だから言いたい放題の逆向きっていうんですか・・・相手が関係のない匿名の人たちだから吐き出せる・・・みたいな(^^;。

と、思うなら、文句なんか言うなよってはなしなんですが・・・ああ~、やっぱり吐き出したい・・・些細な愚痴なんですよ・・・でも、自分の中だけに置いておくと、なんだかイライラが止まらない・・・あれ?わたし、こんな性格の人間だったかな・・・もうちょっと他者に寛大で大らかな人じゃなかったかな・・・すっかりクレイマー気質になっちやったの、いつ頃だろう・・・・いや、もともとそうだったのに、自分で分かっていなかっただけか・・・・

と、弁解タラタラで、これまたなんだかとても不細工なんですが・・・それでも吐き出しちゃいます、しょうもないクレームを!
みなさんには、まったく興味のない、たぶん何を言ってんだか全くピンとこない話だと思うので、読んでくださらなくて、ほんとにいいですからね。これは、マジで、わたしの心の安定のためだけの発言です(^^;。

えっと・・・親の他界に伴う様々な事務手続きで、けっこう厄介ごとがあるだろうと、嫌な思いもするかもしれないと、ある程度の覚悟はしていたんですが・・・今のところ意外にスンナリ・・・前回、愚痴り倒した税務署の対応以外は、ほとんど何も問題なく進んでいたんですが、ここにきて、思わぬ伏兵がっ!!!!

はっきり名前を出しちゃうならJA関連なんですが、JAさんの名誉のために言っておくなら、JAにもいろんな部門があり、たとえば母が所属していた営農部門で対応してくださった方なんかは、とっても感じが好かったです(^^)。問題は、灯油を配達する部門なんですっ!!

寒いでしょぉ~、暖冬と言いつつもやっぱり冬は寒い。暖房は必須ですよっ!! わたしは、エアコンの暖房が苦手で、今も自室は石油ストーブなものですから、灯油は大量に消費するのですよ。なので、ずっとJAさんでドラム缶単位の配送をお願いしていたんです、母の名前でもって。けど、母のJA口座が凍結されますからね、このままじゃ配達してもらえないんじゃないかと心配して、新年早々に配送センターに電話して、どうしたらいいか聞いたんですよね。そしたら、わたしの名前で登録するための書類を送りますと、で「登録が完了するまではお母様のお名前で注文してください」と言われたんですね。「でも、母の口座から料金が落ちませんよ、大丈夫ですか」と言ったら、「落ちなかった時点で振込用紙を送付しますから、それで支払ってください」とのことで、ああ~良かったと、一安心したわけです。で、数日後、実際に注文するときにも、改めてそのことを確認した上で、母の名前で注文しました。で、後日、書類が送られてきたので、すぐに記入して、即日、所属しているJA支所に持っていき手続きをしました。手続き完了まで、二週間ほどかかることもあると言われましたが、次に灯油を注文するのは、二週間以上先のことになる予定だったので、何の心配もしていませんでした。

そして、今日です。書類を支所に提出してから二週間と三日後の今日です。自分の名前で注文したら、まだ登録できていないと言われました。なので、じゃあ~と引き続き母の名前で注文をしたわけです。すると、数時間後に電話がかかってきて・・・「一月末日期限の支払いが完了していないから、振込用紙を送りますので、それでのお支払いを確認してからの配達になります」と言いやがったんですよ、電話の向こうの担当者が!!はぁ~?はぁ~!それを心配したからこそ、新年早々に連絡を取り、言われたとおりに粛々と手続きを進めてきたんじゃないですか!!それを、口座から引き落としが出来なかったから、金を払うまで配達しないだと!!

わたしの性格をご存じの方なら、容易にご想像されたと思いますが、そりゃあ鬼のクレーマーに変身しましたよ。今までの経緯をしっかりと振り返り、それはオカシイと言いつのり、「配達します。振込用紙が届いたら、それで支払っておいてください」ということになりましたよ。だから、ずっとそうすると言ってんだろうが!

けどなぁ~、これからも、注文するときは、この人が電話に出るんだろうなって思うと、ちょっと気が重いです。この地域で、ドラム缶単位の灯油配達してくれるとこ・・・う~ん無いこともないみたいだけど・・・う~ん・・・

それにしても・・・ふと思うんですよね・・・請負のフリーライターをしているときなんか、もっともっと嫌な思いしたことありますよ。理不尽なことを言われ、何も悪くないけど謝るようなことも一回や二回じゃなかったですよ。けど、わりと平気だったんですよね、そういうの。これも仕事の内、くらいに思ってましたから、腹も立たないし、ストレスにもならない。そりゃぁ愉快じゃないですけど、「一定数、こういう人はいる」って割り切ってました。長く付き合う相手じゃないですから、真剣にぶつかり合う必要性を感じてなかったんでしょうね・・・酷い言い方になりますが、軽く流してました、はい。

もしかしたら、今は、相手の人が、わたしのこと、そう思って、軽く流してんのかな・・・なんか、ん? まいっか、こうして吐き出させてもらったから、この話は、これでお終い。もう一分だって、悪い気分を引きずりません!!