OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

山猫軒の在る意味(^^)

2007-09-29 16:56:44 | Weblog
最近、正直に言うと、山猫軒に対する愛が薄らいでいた。あいびーが、他のメンバーのおかげで順調だということもありーの、内職が忙しいということもありーの、加えてココ数週間は、裕太の結石騒ぎに、藍那の引越し騒動で、週の半分ぐらいを臨時休業にしなくちゃならなくて、なんとなぁ~く「そろそろ、もうイイか・・・」なんて思い始めていた。

そもそも、山猫軒を作ったのは、子ども博物館の同窓会館として機能させようという思いからだった。就園前の幼い子どもたちを預かっていた子ども博物館としては、子ども達が巣立っていってからも、お母さんたちや子ども達のサポートが何らかの形で続けられればと思い、いつでも訪ねてきてもらって、せめて愚痴を言ったり、悩みを吐き出したりする場所にでもなれればと思ったのだ。

けれど、その役割も、そろそろ終了した気配だし・・・あまりに臨時休業が多いのも良い事じゃないし、これからのことを本気で考える時期にきているのかなと。もちろん、子ども博物館の卒業生だけじゃなく、山猫軒で知り合えた方たちも居てくださるし・・・実際に、最終的な決断を下すと言うのは、なかなか自分の中でも難しいんだけど・・・でも、考えなくちゃいけないかなぁ~などと思っていた。

けど・・・今日、ものすごく懐かしい人が尋ねてきてくれて、また気持ちが、ググッと押し戻されてしまった。その懐かしい人とは、子ども博物館の初期メンバーと、彼女のお嬢さん。彼女が、初めて子ども博物館に来た時には、まだ赤ちゃんだったお嬢さんの大学進学が決まり、その挨拶に来てくれたのだった。で、かなりシッカリと話し込んだ・・・ふうむ。

やっぱり、山猫軒は、必要かもしれない・・・・

以前には、よく話していたと思うんだけど・・・山猫軒を始めて、わたしは「教会」の意味を知ったんだよね。中学から大学まで10年間通った学校がミッションだったこともあって、尊敬できる人にクリスチャンが多かった。けど、わたしには、まったく人格神を受け入れる素養がないので、彼らがどうして神とやらを信じるのか、それが全く理解できず、彼らの気持ちが知りたいと大学で神学を専攻した。そこで、神論やらキリスト論、精霊論なんかを学んで、心の底からの共感はないまでも、頭ではソコソコそれらを理解できたと思う。ただ、いくら勉強しても、頭でさえ理解できなかったのが教会論。なぜ、信仰において、人が人とツルム必要があるのか、それがどうしても分からなかった。っていうか、ますます反発すら感じた。特に、一神教であるキリスト教は、神と我という一対一の関係が重要視されるのに、なぜそこに教会なんてものが介在するのか、卒論を書き終わっても納得していなかった。

それが、OBERONを立ち上げ、子ども博物館をはじめ、山猫軒の必要性を感じた時に、はじめて「あっ、教会って、そういうことか・・・」と思い至った。いくら精神性を尊んでいたとしても、人にはシンボルは必要だし、器も必要だし、横の係わりというのも必要なんだと知った。その、記念すべき・・・っていうか、そんな大切なことを教えてくれた恩人みたいな山猫軒のことを、わたしは、こんなに粗雑にしていたんだなぁ~と思うと・・・う~ん、恥じ入った。

大事にしなくちゃ、山猫軒。お世話になります、山猫軒。これからもヨロシクです、山猫軒さまぁ~!!

気持ちさえ高まれば達成率95%(^^;

2007-09-28 21:47:27 | Weblog
基本が怠け者のワタシは、何かをする時に「さぁ、しようっ!!」と本気で思えたら、それで作業の95%を達成したも同然です。つまり、それほど「しよう」という気持ちにならないってことでもあるわけですが(爆)・・・少し巧く纏めた言い方をするなら、それほど「精神性」が大切だってことでもあります。

すごく分かりやすい例でいうなら、お料理における実際の調理って、クライマックス部分に過ぎないっていうか・・・メニューを考えて、材料を用意して、さぁ作るぞってところまで持ってくるのが大変でしょ。特に、何を作るかメニューを考えて、レシピを頭の中で組み立てるっていうのが一番大切で・・・そこができれば、もう料理はホトンド出来あがったも同然じゃないですか。つまり、そういうことなんですよね。

まったく同じ事が、こういう書く作業にも当てはまっていて・・・このテーマで、この段取りで、この落ちでってのを、アタマの中で組み立てられて、「ヨシッ!」とペンを握る事ができたら、あとはもう流れに身を任せるだけって感じでしょ。

つまりは、下準備が混沌とした状態だと、気持ちも定まらず、そんな状態で台所に立っても、ペンを持っても、そこからは何も生まれないんですよね。何時間たっても、何も出来あがりやしない・・・そういうものですよねぇ。

隠された匂い(^^;

2007-09-27 23:42:46 | Weblog
我が家では・・・というより、どこのオタクでもだと思いますが・・・一日に、タオルを何枚も使用します。使い道は色々、お風呂や洗面所で使うもの、台所で使うもの、掃除などの時に使うもの、外回りに使うもの、農作業関連で使うもの、その他色々。もちろん、台所にはフキン、掃除には雑巾などと、タオルの仲間でも用途を限定された専用のグッズも使うけれど、ぷらすタオルは便利なので欠かせません。

となると、洗濯の時や、収納の時にも、それなりに気をつけて、用途の違うタオルが交じり合わないようにしないといけないのですが、大雑把な我が家では、時々混じってしまいます。なので、顔や髪など用にタオルを使うときには、一応、ふんふんとタオルの薫りを嗅いでから使うのが、わたしの癖になっています。それで、間違って、とんでもないタオルを使用してしまう危機を回避するのであります。

けれど、見た目はもちろん、ふんふん匂いを嗅いでも、まるで分からなかったけど、濡れた髪などを拭くことにより、タオルが濡れて始めて匂う匂いというのがあって・・・その時には、本気で「ちくしょぉ~っ!!」と、悔しがってしまいます。

それにしても・・・一つの物体の中には、いろんなものが隠されているんですよね。それが、段階別に顕れるっていうか、状況別に姿を見せるっていうか・・・面白いですね(^^)。

そうそう、絵の先生に、じっと被写体を見つめれば、通り一遍に眺めただけでは見えない、色んな色が見えてくると教えられたことがありましたけど、それも似たようなことですよね、きっと。ほんと、面白いなあ~。

で・・・全然、関係ないんですが・・・タオルって、自分で洗ったり干したり管理しなくていいのなら、ガンガン使いたいですよね。しかも、大判のバスタオルとかも、どんどん使いたいですよね。洗濯や管理や面倒だから、出来るだけ使う量を減らしたり、嵩の低いものを使ったりしますが(^^;。つまり、人任せにすると、人はドンドン怠け者になるっていうか、贅沢しちゃうっていうか・・・人任せしている、その相手の人の苦労には、心が至らなくなりますよね。ん?「人は」じゃなくて、「わたしは」か(^^;。

大人になって・・・

2007-09-25 23:46:18 | Weblog
おお~、またまたこんな時間だぁ~。ふぅ~む、またまた、裕太ネタで急場を凌ごう(爆)。

裕太曰く、
「多少大人になって変わったこと、ニュースと野球に興味が出てきたこと」
だそうです。

ニュースは、言っちゃあ~何だけど、当たり前っていうか平凡。だけど、野球っていうのが面白い。そんなこと、ないですかぁ~(笑)。

負うた子に・・・

2007-09-24 23:31:16 | Weblog
「裕太おる?」
「ん・・・なに?」
「(農業)機械の調子が悪くて、ちょっと移動させたいんやけど、重ぉ~て動かせへんねん。ちょっと、こう(懸く)てくれへんか」

と、祖母に呼び出されて外に出て行った裕太が、しばらくして微妙な表情で戻ってきた。

「どないしたん?動かんかった?」
「いや、その反対」
「ん?」
「めっちゃ軽かった」
「そお・・・で、なんで?」
「ん・・・おじいちゃんも、おばあちゃんも、こんなに暑くても、毎日、田んぼ出てて、めっちゃ元気やと思っとったけど・・・」
「やっぱり、年とったなぁ~と思たん?」
「うん」
「それで、なんか悲しなったん?」
「悲しい言うほどちゃうけど・・・」
「そぉ」
「うん」

そりやぁ、そうだよね。人は年をとる。いっぱいのものを得て、いっぱいのものを失って・・・それが生きると言うこことなのさ・・・って大袈裟(笑)。

今日の出来事(^^)

2007-09-23 21:37:29 | Weblog
おお~、日記らしいタイトルだ(笑)。

今日は、朝から山猫軒で店番。夕方まで店番。で・・・いつものごとく、かなり暇な店なので、合間にはセッセと内職、そして内職(爆)。

と・・・年輩の女性のお客さまに「ここは、外とは全く別世界ですね」と言われてしまった。お客様、それは褒め言葉ですかぁ~、皮肉ですかぁ~(^^;。

で、夕方になって、そろそろ店を閉めようかという時に、大学生くらいの男性三人が、山猫軒のドアを押し開けて、入ってきた。「すみません、もうそろそろ閉めるんです」「あっ、そうですか・・・あの、ここからJR三田駅まで、どれくらいかかりますか」「お車ですか」「いえ、歩きです」「えっ・・・それは、たぶん無理じゃないかと」「そんなに遠いんですか」「地元の野球部の子どもたちなら何とか・・・でも、一般の人にはオススメできませんねぇ~」

青年たち、車が故障してしまって、途方にくれているのだそうだ。アマの子達だということなので、ツレにでも連絡して迎えに来てもらえればいいかなと放置していたのだけど、ワタシが店を閉めて帰ろうという頃にも、まだ途方にくれたまま溜まっている様子だったので、「宝塚までなら、ついでがあるから送りますよ」と声をかけた。

で、無事に駅まで送り届けてあげました・・・とは、いかなかったんだよなぁ。宝塚までの道が、ダダ混み。途中でUターンして、別の道を探ったら、そっちもダダ混み。結局、もとに戻って、彼らが帰るのとは逆方向の最寄り駅に送り届けたのでありました。

けど・・・全く知らない初対面の人を車に乗せるのって、やっぱり落ち着かないね。危険を感じるとかじゃなくて、気ずつなくて(^^;。自分が乗せてもらう立場なら、それでも頑張って世間話なんかをするんだと思うけど、乗せてあげている側だったから、申し訳ないけど何も話しかけなかった(^^;。実際、お互いに、話したいわけじゃないわけだしね(爆)。

それにしても、人間三人集まると、キャラの振り分けがあるなぁと関心(^^)。人なっこく親切なおばちゃんの相手を担当する子、人見知りなのか我が侭なのか仏頂面のままの子、そして影の薄い子(爆)。

で、わたしは本来の目的を果たすべく、混んだ高速に乗って、大阪まで参りました。混んでしまったら、一般道より高速の方が、まだ早いからねぇ~。

さてと・・今夜は、これから「火星シリーズ」を、一気読みするんだいっ!! よしださんの「ガラクタ風雲」の「大丈夫日記」で『火星のプリンセス』という文字を見て、もう我慢できなくなっちゃったのであります!!火星シリーズ&金星シリーズといったら、わたしの青春のファーストシーズンそのものぉ~でありました。思い出して血がグリングリンと沸き立ち知恵熱が出てきそうだったので(爆)、ソレを鎮めるためにも、読み直すしかないと判断したのであります(笑)。ではでは、中学時代に戻ってきますぅ~、バイバイ!!

どっちを信じますかぁ~

2007-09-22 20:21:07 | Weblog
ふむ・・・レンジ君に、気になる警告ランプがつく。いつもじゃない、時々。しかも、しばらくすると消えるから、当分は様子を見ていたいと思っているのだけど・・・やっぱり、気にならない事はなく・・・少々、心にゾワッとしたものが残る。

先日は、藍那が乗っているとき、ミニ君にバッチリと警告ランプがつき、これは流石に見逃せないと、ディーラーさんに持っていったら、センサーの接触不良だった。つまり、警告ランプの方の間違い。実際、そういうことも、間々あるよね。

つまり「違ってるよ!!」とか「危険だよ!!」って忠告されても、その忠告の方が間違っているって場合が、けっこう有るってことなんだよなぁ~。でも、それでも、一応、検証してみないと、ほんとうに間違っていたり危険だったりすることだって有り得るわけで・・・アタマから信じるのもどうかと思うけど、アタマから否定するのもマズイんだなぁ~・・・なんか、メンドクサイなぁ~(爆)。

パソコンなんて大嫌いだ!!

2007-09-21 21:45:52 | Weblog
今日は、午後からずっと、障害者自立支援給付支払いシステムと格闘しています。で、今、吐き気がしています(涙)。

前にもお話ししたと思いますが、各自治体にアナログな請求をしていた障害者自立支援の給付請求が、9月分(10月請求)から、やっと今時のインターネット請求になったのです。請求先も、介護保険と同様、国民健康保険中央会にすることになりました。で、その為のシステムを導入して、設定とデータ入力をして、接続確認をしているわけですが・・・最後の、接続確認でエラーが出ちゃう。

同じエラーに苦しんだ人たちのコメントを見つけて、修正版をダウンロードして、バージョンを上げたら接続できたってことだったので、それも試してみたのだけど、やっぱり同じエラーが出ちゃう・・・ぐぅぅぅぅ。

何故か、このパソコン関係の不具合に関わると、疲労が激しいんですよね。どうしてなんでしょうか・・・。

10月10日までに、なんとか解決しないと、請求が来月回しになってしまうので、頑張らなきゃ・・・って、これは、わたしのミスなのか?それすら分からない機械オンチです。でも、やってみせるぜ、見ていてくれよっ!!

五月蝿いと思ってた・・・でも(^^;

2007-09-20 23:39:15 | Weblog
おおぉ~、もう、こんな時間だぁ~。まだ、仕事が終わってないんだけど、とりあえず一行でも二行でも書いておこう・・・何、書こう(^^;。

そうだ、今日、レンジ君の給油をした。レンジ君は、たぶん満タンで100リットル入ると思うから、給油を促すランプが付いたあたりで給油すると、たいてい13000円程度を支払うことになる。いつも、ガソリンスタンドのお兄ちゃんが「凄いですね」と言う。時には「すみません、一回の給油で一万円を超えるのはキツイですよね」と謝ってくれる。こちらの痛みが分かってくれているのは嬉しいのだけど、毎回だと有り難味もなくなり、いい加減、飽きたなぁ~と思っていた。けど、今日のお兄さんは、淡々と給油し、淡々とお会計をし、淡々と「ありがとうございました」と送り出してくれた。なんだか淋しかった・・・それだけ(^^;。

かくも人の目というものは・・・

2007-09-18 23:50:35 | Weblog
まだ、ヘンリーさんと、ぽちぽち散歩をしていた頃、そう、ちょうど一年前の今頃、近所で変わった花を見つけた。大きなラッパ型の白い花が、見事に全部下向きに咲いている花で・・・珍しいなぁと思ったっけ。

その、珍しいはずの花を、今年は、やけにアッチでもコッチでも見かける。去年くらいから流行り始めて一気に普及し、今年はアリフレタ花になったということなんだろうか・・・たぶん、そうじゃない。

つまり、認識の儀式を終えたワタシには、その花が当たり前に見えるようになったけれど、認識の儀式以前は、そこにあっても見逃していたのだと思う・・・ふむ。かくも、人の目と言うものは、モノを見ていないものなのだなぁ・・・。

漠然と見ているだけでは見えないものが沢山ある。一つ一つのものを、認識して初めて、そのモノの姿が見えるようになる。そういうことか・・・たぶん。