ずっと抱えている劣等感があります。それは"体力がない"ことです(^^;。もちろん、他にも苦手なことはたくさんありますよ。記憶力が悪すぎて語学が出来ない、リズム感がなくて踊れない(歌うのはOKなんですが、ダンスはもちろん手拍子もダメなんですよね、体でリズムをとるのが)、楽器の演奏が苦手、その他、たくさんたくさんできないことがあって、それらすべてに関して「わたしってダメだな」って思いますが・・・意外に、本気で気になっているのが"体力がない"ってことなんです。
子どもの頃に、子ども会で山登りしてしんどくなりました。学校の騎馬戦で人にもまれて過呼吸になりました。友人たちとお寺参りにいっても、山頂のお寺だと皆についていけなくて迷惑をかけました。「わたしって根っからの怠け者で頑張れないからこんなことになるのかな」って、なんというか・・・後ろめたい気持ちがずっと心の底にあったんですよね。
でも、低血圧で貧血だし、免疫疾患が疑われると言われて・・・体力がないのは怠け者だからではなく体質のせいなのかと少し安心したものでした(^^;。
それで、ついでにと言っては何ですが、気になっていた「人見知り」「人酔い」についても調べてみました。それも、体質の問題なのかなと・・・そしたら、意外に性格的なことが多く取り上げられているんですよね・・・でも、その性格の特徴が、何一つ自分に当てはまらないんですよね(爆)。
わたしが「人酔い」をするのは、親しい人ならだれもが見かけたことがあると思います。人酔いだけでなく、電車で長時間立っていても立ち眩みのような状態になるのですが、要するに自律神経のバランスが崩れ、血圧や心拍数が下がってしまうという「血管迷走神経反射」っていうやつ・・・気のせいではなく、ほんとうにわたしにはよくあることなのであります。
それから「人見知り」。これはに関しては・・・わたしにはオフとオンがあって・・・たとえば、講演など人前でお話する時は、演者という役柄をオンにして*/、むしろ恍惚とお話しできます。たとえば、ライターの仕事で初めて会う人にお話を聞く様なときは、ライターという役柄をオンにすれば、人見知りの欠片もなくなって、積極的にお話することができます。たとえば民生委員という役柄で、初めてのお宅を訪問する時も大丈夫です。でも、オフになり、素の自分でいる時には、知っている人であっても話すのがつらくなります。人と接すること自体が苦しくなります。
このオフ・オンが、わたしという人間を読み解く大きなカギかもしれませんが・・・
でも、わたしとしては、"本当のわたし"は、人見知りで、実際にひどく人酔いをする人間なのです。
で・・・じゃあ、人見知り・人酔いする人は、どういう性格の人が多いのかというと・・・言いたいことが言えない(話をするのが苦手)、注目されるのが苦手、マイナス思考、自分に 自信がない、人の評価を気にする、なにかと自分を他人と比較する、傷つきやすいなどなどというのが出てくるのですが、自分ではその真逆の性格だと思っています。長年、自己にこだわって自己分析にいそしんできましたが・・・嫌味なほど自信過剰な野郎です、わたし(爆)。
なら、どうして人見知りして、都会に出れば人酔いするのか・・・性格とは無関係なところに問題があるのか・・・それとも、ほんとうの"本当のわたし"は、さっき羅列したような性格なのか・・・いや~、どう考えても、それはないよ(^^;。
この日記の始まりが、劣等感がありますって話でしたが・・・苦手な項目が多々あったとしても、トータルで自分のことは大好きですし、世間さまが下さるであろう客観的評価にくらべてはるかに高い自己評価を主観的に下しているのは確かです(爆)。
以前、爪の周りの皮を毟る癖の話をした時にも、同じことを言っていたと思うのですが・・・体や行動の個性から説明される性格と、自分が感じる自分の心根が、あまりにもかけ離れているんですよね・・・いったい、"本当のわたし"はどっちなんですかね・・・
わたしとしては、わたしの感じているわたしが本物で、心理学的な解釈の方を再検討いただきたいな(劇爆)。