OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

顔を見て話そう!!

2007-01-15 20:30:55 | Weblog
今日は、朝一で県庁に行ってきた。『あいびー』の定款変更手続きの為だ。あいびーでは、今までに、介護保険法に基づく業務を行う為に1回、その介護保険法が改正になって新たに介護予防事業を始めることになり1回、計二回の定款変更をしているのだが、今回は障害者自立支援法の正式施行に伴う定款変更である。

で・・・前二回の変更の際には、提出先の県との打ち合わせは、電話とFAXと郵送でのやり取りだけで済ませていたのに、今回は県庁にまで足を運べと言われた。最初の電話で、担当の人にそう言われたとき、正直、わたしはカチンときた。大きな訂正があるわけでもないのに、なんで忙しい中、遠方からアンタのところにまで足を運ばなきゃならんのだと不満だった。どうしても必要なことなら、そりゃぁ行かずばなるまいが、電話やFAXや郵送ですむことなら、それで済ませてくれればいいじゃないか。実際、今まで、そう出来た事なんだから。

だから、「今までは行かなくてよかったのにぃ~」と、一応の抵抗を試みた。が、「みなさん、そうしてもらっているから」と、かなりケンモホロロに却下された。なので、渋々、本当に渋々、出かけたのだ、今朝は。

が・・・渋々ながらも、県庁まで行って、直接担当者と会って、話しをしつつ作業をすると・・・あぁ~、そうなのか、県の職員の人が求めているのは、こういうことなのかと理解した。

つまり、書類を整えれば良いわけじゃないんだ・・・いや、必要なのは、書類を整えることだけなのだけど・・・県のNPO係は、もっと突っ込んだ県内のNPO活動の把握を望んでいるのだと分かった。審査や尋問されるわけじゃないのだけど、何気に世間話として、事業内容の変化の理由や経緯、活動状況に関する我々の認識などを聞かれた。

もちろん、それが上からの質問で、何かあれば指導しようとか、ペナルティーを課そうとしているように感じられたら、こちらとしても決して愉快ではない。でも、ほんとうにそういう感じではなく、自分達が認証に関わっている県内のNPO活動の現場の雰囲気を知りたいという風だったので、むしろ好感が持てたのだ。

それに、電話で話している時は、まったくもって愛想の悪い高飛車なヤツだと思っていた人が、実際に話してみると気さくで、むしろ楽しい人だったのも、意外であり、反省させれられる点だった。やっぱり、多少面倒でも、実際に足を運んで、お互いの顔を見ながら、向かい合わせで話し合うのが良いと思ったね・・・うん、そう思った。

そうそう・・・担当さんから、あいびーの定款で「障害者」という言葉を避けているようだけれど、他団体で「障がい者」と表記を変えて使用しているところもあるから、それを使ってみてはと提案された。それで、「そう言われれば、我々は、子供と表記せず、子どもと書くんですよ。似た拘りですね」と言うと、「ええっ!わたしも、子どもに供という漢字は使わないんですよ!!」と、やけに漢字談義で盛り上がった。こういうことも、実際に会って話したから出来た会話だと思う。ふむふむ、やっぱり、嫌がらずに人とは直接話をするように心がけなきゃいかんね。

ちなみに、わたしが一番苦手なのは、実は電話だったりするんだけどね(爆)。