OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

漫画本を捨てる親

2007-01-05 20:27:07 | Weblog
たぶん・・・十代二十代の方の場合は、あまり経験は無いんじゃないかと思いますが、三十代後半や四十代くらいの方の中には、けっこうあるんじゃないかと思います・・・大事な漫画本を、親に捨てられたことが(涙)。

十代二十代の方たちの親って、つまりは我々の世代ってことですから、まんま漫画&アニメ、加えてゲーム世代なんですよね。だから、我が子が漫画やアニメに夢中になってても、注意するどころか喜んじゃう。下手したら、一緒に楽しんじゃうわけです。実際、わたしは、うちの子を育てるときに、(アニメじゃないけど)自分が見て育ったウルトラマンとか仮面ライダーのビデオをレンタルショップで借りてきて見せてましたからね。自分が子どもの頃に楽しんだものを、自分の子どもたちにも味わわせたいと思うものなんですよ。っていうか、子どもをダシにして自分が楽しんじゃうんですよね(^^;。

けど・・・そんなワタシ達の親の世代は、下手したら子ども時代が戦時中だったりしますから、漫画やアニメの良さが、今ひとつ分かってもらえないんですよね。だから、油断してると、まとめてバッサリ愛蔵漫画本を捨てられてしまう。うちの場合は、わたしだけじゃなく、うちの子ども達も、同居している祖母ちゃん(つまりワタシの母)に漫画本を捨てられて、怒るのも忘れて「なんで?」とビックリしてましたもん。

それほど、世代によって価値観が違うってことを承知しておけってことなんですかね。まっ、世代が一緒であっても、誰かにとって大切なものが、他の人にとっても大切とは限らないですからねぇ~・・・当たり前みたいに、誰かが大切にしているものを踏みにじってしまうこと、ありますよねぇ~。

けど・・・子ども達が捨てられた漫画本なら、お金さえ出せば、まだ買いなおすことは出来ると思いますが、わたしが捨てられた漫画は、もうなかなか手に入らないものも多かったですよ。もし、まだ手に入ったとしても、わたし、けっこう初版本、持ってましたからね・・・その価値、君には分からんのだろうな、母よぉ~!!

で、なにが言いたいかといえば・・・自分とは違う他人の価値観を尊重しようよってことですかね(^^;。他人が大切にしているものを、ちっとも大切に思えなくても、それは仕方の無いことだと思います。無理して相手の価値観に合わせる必要はないと思います。けど、少なくても尊重はしようよってことですね。だから、母よ、もう、わたしの漫画本を捨てないでってことですね(爆)。