OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

植物二題

2007-01-24 23:01:32 | Weblog
光の中で揺れる編

夜中、車で走っていて、側道から国道に入ろうとしたとき、国道の歩道脇に生えている植物が目に入った。車のライトが、風に揺れる植物に反射した為だ。この植物が、風にそよいでいなかったとしても、ライトは彼らを照らしたと思う。が、きっと、わたしは彼らに気づかなかったに違いない。彼らが揺れることによって、光を躍らせたから、それでワタシの気が惹かれたのだと思う。揺れるって、かなり自己主張になるんだなぁ・・・ここに居るんだ!!とアピールすることになるんだな。ということは、ドッシリと動かずして自己を主張できる存在って、相当なもんなんだ。でも、まっ、そういう主張を必要としない域までいってる存在は、もっと凄いよなぁ(^^;。

花の落ち方編

とても似た花なのに、椿と山茶花では、花の散り方が全く違う。たしか椿は、武家社会文化の流れをくむ関東では嫌われると聞いた・・・花が斬首されたようにコロリと落ちるからだ。それに対して、山茶花は、普通にハラハラと花びらが散っていく・・・と言われている。
言われていると言ったのは、我が家の山茶花は、少し趣の違う散り様をするからだ。決して、椿のようにゴロン&ポトンとは落ちないが、ハラハラとも散らない。そのままの場所で、周りの葉っぱに引っ付いたまま、ベチヨッと朽ちていく。正直、かなり醜く・・・椿がある種の潔さを持っているのに対して、ものすごく往生際の悪い散り方をするのだ。
だから、どっちがいいとも言いがたいが・・・ふむ・・・。

と、今日はこれだけ・・・明日は早いし、もう寝よう(^^;。