OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

だから、○○は××だと思われる・・・

2009-02-28 18:13:28 | Weblog
ライティングの方の仕事、一月は結構ハードだったんですが、二月はボチボチで、ついに三月はかなり暇な状態になってしまいそうでした。ですが、まっ、ここ数日で、かなりガッツリ書くタイプの単発の案件がいくつか入り、半月分の仕事は確保できましたが・・・三月下旬は、またどうなることやらです(^^;。けど、まっ、それがフリーで仕事をするってことですからね、愚痴を言っても詮無いことです。

それにしても・・・発注いただく立場から言うのもなんですが・・・単発で、かなり書き込む仕事、つまり報酬もある程度の額になる仕事を、見知らぬフリーライターに依頼くださる方は、勇気があるなぁって感心します。だって、絶対に、ちゃんと仕事してない不良ライター、いっぱいいますもの。実際、クライアントさんたちから、そういう好ましくないライターの噂を色々と聞きますしね。

もちろん、わたしたちの側にもリスクはあるんですよ。報酬が支払われず、踏み倒されるようなことも無いことはないですからね。

実は、昨年の秋のことなんですが・・・とある会社の新規プロジェクトの為に集められたライター同士として知り合った人から、下請けの仕事をしてくれないかと依頼されたんですよね。決して親しくはなかったけれど顔見知りの仲だし、とても忙しくしているとのことだから、引き受ければこちらも幾ばくかの安定した収入が確保できるかなと思って引き受けたんですよね。下請けと言うことは、当然、ギャランティーは低くなりますが、それでもいいかって思って。

なら、打ち合わせしようってことになって、彼女のオフィスの近くの喫茶店まで出かけゆき、彼女の共同経営者の人と三人で色々と話したんです。二人からは、若いライター志望の人たちには自意識はあるけど責任感がないから、その尻拭いなんかも大変だみたいな愚痴も聞かされたりして・・・

で、その数日後、早速だけど、助けて欲しい案件があるとの連絡があったんですよね。すごく報酬の低い面倒な仕事なんだけど、それをやりたいといった下請けライターが急に出来ないといいだしたので困っているんだって。話を聞いてみると、報酬額が低いだけじゃなく、今のわたしなら絶対に手を出さないタイプの仕事だったんですけど、お付き合いがはじまったばかりだし、すごく切羽詰ってるみたいだったし、挨拶代わりにと思って引き受けたんです。で、徹夜で仕上げて納品したんです。

そしたら、その後・・・別の案件の打ち合わせも途中だったんですが・・・パタリと連絡がなくなりました。もちろん、こちらからコンタクトとって、セッツクことも出来たんですが、相手を試す意味で放置していたら、そのまま本当に音沙汰なくなりました。報酬も支払わないままです。そうなると、あらためてこちらから連絡するのも面倒で・・・っていうか、もう関わりたくない気持ちの方が大きくなって、そのまま縁を切ることにしました。しっかりした人たちに見えたんですけど、ダラシナイ人たちだったんですね・・・なんだか、ものすごくガッカリでした。

でね・・・そういう体験をした時は、苦々しく思うんですよ「こういうヤツらがいるから、フリーライターの信用がなくなるんだ」って。でもね、そう思った後で、すぐに思い直すんです、「それを承知で、わたしはこのやり方で仕事をしているんじゃないか」って。するとね、逆に妙に楽しくなってくるんです。そういう責任感のない仕事をする奴がゴロゴロいる業界だからこそ、その中でシッカリと仕事をする自分が好きだなってね(笑)。

『センス』って何だろう・・・

2009-02-27 12:30:12 | Weblog
少し前に、藍那と雑談していた時のことなんですが・・・(その時、話したかな?たぶん、話題にしてないと思うんですが、同じ話してたらゴメンなさい)・・・彼女が、こんなことを質問してきました。「藍那の命で、世界を救えるとしたら、お母さんはどうする?」って。だから、わたしは迷わず「世界を救う」と答えましたよ。でも、「それ以外に方法がないという確信と、そうすれば必ず世界が救われるという確証が得られないなら無理だけどね。それに、藍那一人ではいかせないし」って。

そう・・・だから問題はたぶん、「確証」があるのかってことなんですよ。上記のような極論じゃなくても・・・自分にとって一番大切なものを犠牲にしてでも、しなければならないことがあるとしたら、それはもう、それをするしかないとは思うけど・・・自分が置かれている状況を大局的に見て判断できるような状態ではないんですよね、われわれが何か決断を迫られている時って。何もハッキリした事が分からない、しかも先の約束は何もない、そんな中で、大きな決断を下さなきゃいけない・・・ものずごく不安ですよね。だから、知力も精神力も持ち合わせているはずの権力者が、意外にも占いにはまったりする気持ち、分からなくはないですよ(^^;。

だから、後世の人間が、歴史のターニングポイントを書物などを通じて眺めながら、「この時、こうしていれば良かったのに。馬鹿だなぁ~」なんて思うの、ほんとに失礼な話ですよね。

けど、そういう部分を逆手にとって・・・擦れ違いの面白さなんかを巧く利用しているのが小説やドラマ・映画・芝居などですよね。読者や視聴者・観客には全体が見えているけど、登場人物たちにはそれが見えないから、擦れ違ったり、勘違いしたりして、どんどん話がこんがらがっていくのを観客は、ハラハラドキドキ、時にはイライラ、時には大笑いしながら楽しむわけですね。

えっと・・・何の話だっけ・・・そう、当事者には、ほとんど何も見えてなくて・・・そんな中で、大きな決断を下さなきゃいけなくて・・・だから、藍那の命を差し出せとか言われても、実際には、絶対に出来ないだろうなって話です(^^)。

でも、今日の話題は、それじゃないんです。また、枕が本題より、長くなっちゃうパターンのヤツですね(爆)。

今日、わたしがお話したいなぁと思っていたのは、「どうしても山師にしかなれない起業家」と「センスのある起業家」の境目って何だろう・・・って、そういう話だったんですが・・・いみじくも、今、わたし、自分で、かなり良い答えを一つ、出しちゃったかもしれませんね。つまり・・・両者を分けるのは「センス」なのかな。

真面目に考えると、リサーチ力だとか、分析力だとか・・・どっちかっていうと、頭の中のアイデアを現実の世界にもってこられる、ロジカルな能力を問題にすべきかなとは思うんですよ。けど、そういうのも含めて「センス」かなぁって、そう思いますね。

発想力とか、行動力とか、勢いとか・・・成功するために必要なものは数々あれど、それらが全部揃っても、センスがないと、わたしが思う成功には辿り着けない気がするんですよね。逆に、成功するための条件で欠けているものがいくつかあったとしても、センスがあればどうにかなってしまうような・・・そんな気すらするんですよね。

その「センス」ってヤツは、いったい何者なんだろう・・・一度、逢ってジックリお話させて頂きたいと思うんですけど・・・なかなか、お会いする機会が得られないんですよねぇ~、わたしの場合(爆)。

心の緑化作戦っ!!

2009-02-26 22:02:46 | Weblog
少しずつ少しずつ、本を読めるようになり、映画も見られるようになり・・・最近、かなり本調子に戻ってきました(^^)。

本を読めなくなった理由と、映画が見られなくなった理由は、まったく質が違うのだけど、戻るときは同じなんだなぁって思って、それが不思議です。

というわけで、ちょっとずつ、本や映画の感想なんかもUPしていければいいのだけど、そっちの方は時間との相談かな(^^;。

本に限らず、映画に限らず、感じることに欲張りでいたいから・・・砂漠化が進んでいた感性が、生き返ってきた感触が嬉しいなと思う、ここ数日なのでありました(^^)。

なのに、プログネタがないって・・・それは、どういうことなのだぁ~~~っ!!

失敗に慣れすぎてしまいました・・・(^^;

2009-02-24 19:04:04 | Weblog
比較的、物怖じしないタイプの人間のつもりです。新しいことを始めるのが好きだってことは、つまりそういうことだろうなと、自己分析しています。

けれど同時に、期待するのも苦手な人間です。たとえ新しいことを始めてワクワクしていても、どこから醒めているんですよね。成功することをイメージしていないっていうか、全くといっていいほど成功を期待していないんです。

けど、それって矛盾していますよね。だって、期待するのが苦手ということは、つまり失望する事を無意識に恐れていることに他ならないでしょ。ということは、かなり臆病で、自己防衛本能が強い性格ということになるので・・・そんな人間が、物怖じしないって、理屈に合わない気がします。

と、考えていくと・・・一つ、思い当たることがありました。わたしって・・・たぶん、あまりにも失敗する事に慣れすぎているんですよ(爆)。

なんやかやに手をだして・・・いつも、営業的には成功しなくて・・・でも、お金は儲けられなくても、その都度、いろんな楽しい体験をして・・・だから、成功を期待せずに、何かを始めることが、普通になっちゃったんですね。なんだか、最悪の負の連鎖に閉じ込められてますよね(爆)。

そういうのって、匂うんでしょうかね。今日も、「わたし、お金儲けが苦手で・・・何かする度に、持ち出しになっちゃうんです」って言ったら、「だと思いました(^^)」って言われちゃいました(^^;。

お金儲け・・・すごく大切なのになぁ~・・・ほんと、苦手なんだなぁ~(^^;。しかも、実は、そういう自分が嫌いじゃない。それって、家族にも、仲間にも、迷惑極まりない話なんですよねぇ~。

ただね・・・いっつも思うことは・・・お金か、お金をもうける能力か、どちらかがないと、人をサポートすることもできないことが多いんですよね。お金がすべてじゃないのは勿論だけど、お金で出来る事、けっこうありますものね・・・当たり前ですけど(^^;。

というわけで・・・ボロイ儲けとか、うまい話には、危険だからじゃなく、好き嫌いの部分で、絶対に手を出したくないんですけど・・・コツコツとは、儲ける努力をしなくちゃと思う、今日この頃なのでした。そして、やっぱり、新しい事は、いろいろとやってみたい・・・そういう思いがつのる、今日この頃なのでした(^^)。

体調悪し・・・

2009-02-23 21:12:17 | Weblog
なんだか、体の調子が変です。熱もなく、咳や鼻水や喉の痛みもなく、頭痛すら感じていないのですが・・・体の全体の鈍い痛みと倦怠感、そして悪寒が、何かがクルゾクルゾクルゾと言っています。非常にヤバイ感じです。早めに対処して、軽く済ませたいと思っています、はい。

ところで・・・子どもたちと話していて思うのですが、彼らは、実に何気ない親の一言というのを記憶しているんですよね。案外、心をこめて語った事は覚えていなかったりするみたいですけど・・・でも、まあ、そういうものですよね。うん、そういうものです(^^;。

愛用のモンブランです(^^)

2009-02-21 21:00:33 | Weblog
今日は、『ニュース雑記帳(http://blog.goo.ne.jp/rotten-go)』の方に、久々のエントリーをしたのですが・・・そしたら、本日分のネタも気力も尽きてしまいました(爆)。というわけで、よかったら『ニュース雑記帳』の方、覗いてやってください。

写真は、愛用のモンブランの筆先。今さらなんですが・・・つくづく美しいなぁと思って(^^)。

適切な負荷のかけかた

2009-02-20 22:35:43 | Weblog
ほんと、難しいんですよね・・・どれだけの負荷をかけるのが好ましいのかの判断って。主に、自分に対してってことなんですけど(^^;。

もちろん、他人に負荷をかけることも難しいですよ。実体験上、成功もしたけど、失敗もして・・・相手はもちろん、自分自身も傷つけることになったりもしました。

成功例は「子ども博物館」の初期メンバーで、今も「あいびー」の仲間であるKちゃん。彼女は、ものすごく謙虚で優しい子で、骨身を惜しまず働くし、いつも自分以外の人のことを優先的に考える子だったんだけど・・・わたしの目からみると、謙虚が過ぎていたんですよね。「わたしなんか・・・」って気持ちが強くて、責任ある立場を避けたがる傾向にあったので、いつも「それじゃ駄目」って、無理やり責任あるポジションを押し付けてました。本人は「やめてくれ」「勘弁してくれ」「無理だって」って言い続けていましたが、それから十数年・・・今や「あいびー」は彼女なしには回りませんから。本人も、それを自覚して、ビシバシやってくれてますし。彼女に関しては、ほんと、重い負荷をかけて成功したなって思います(^^)。

失敗例は、子ども博物館時代に数々あって・・・特に、自分自身も傷ついたのがNさんのこと。彼女は、いつも「してね」って言った以上のことをしてくれる、真面目で出来る人だったので、わたしは彼女をとても頼りにしていたのだけど・・・ある日、突然「あなたといると振り回されて、心も体もボロボロになってしまう」って退職してしまいました。子ども博物館時代は、わたし自身が今以上に未熟で、いろんなトラブルを経験したし・・・人に鬼だ、独裁者だ、信長だって言われたこともあったけど、そう言われる時と言うのは、こっちも覚悟を決めて鬼になっているので、何を言われても傷つくことはないのだけど・・・彼女に「あなたの心は氷ですね」って言われた時は、まったく予期していなくて、不覚にも傷ついてしまいましたっけ(^^;。もちろん、当然のことながら、わたし以上に彼女を傷つけていたってことなわけで・・・わたしの彼女に対する期待が、逆に、彼女を孤独にし追い詰めていたのだなって思います。Kちゃんに言うみたいに、ストレートに負荷をかけたことはなかったつもりなのだけど・・・常に、言った以上のことをしてくれる彼女の性格を理解していなかったんだなぁって、今になって思います。彼女には、期待とか、感謝とか、頼りにしている等の言葉は、まったく好ましいものじゃなかったんだなぁ。

だから、そういう見極めが、ほんとうに難しい・・・

それは、親として子どもに対するときも同様で・・・何をどうしてあげるのが、藍那にとって良いことなのか、裕太にとって良いことなのか・・・ずいぶん親をやっているけど、まだ分かりません。で、分からないまま、彼らも、すっかり大人になっちゃいました(^^;。

で・・・今は、モッパラ、自分に対して、どの程度の負荷をかければいいのか、どんな種類の負荷が良いのかに悩んでます。わたしの場合、周りからの期待も負荷もかけられる機会がなく、自分で自分に負荷をかけないことには、ただただダレ~っとした毎日になっちゃうので・・・この悩みは、かなり深刻なんですよね。

でも、自分だからこそ、判断がつきかねるでしょ。甘やかしていいのか、ここは厳しくした方がいいのか・・・基本、自分には甘い人間だから、たいていは厳しくしておくといいんだろうなぁ(爆)。

たった四万歩・・・(^^;

2009-02-19 22:56:20 | Weblog
というわけで、昨日は、早朝から日が暮れるまで、ひたすら神戸を歩き回りました。西は舞子から、東は岡本まで・・・で、最後の締めに、長田最高峰の高取山に登って終わろうと思っていたのですが、体力と足の豆と時間との相談の後、山頂までいくのは諦めて、登山口あたりで終了としました(^^;。

で、さあ、今日はどれくらい歩いただろうと、携帯電話についている万歩計をみたら、なんと四万ちょっとしか行ってないのです。ええ~、絶対、もっと歩いたよぉ~と、かなりガッカリしちゃいました。

それにしても・・・メリケンパークとか、須磨海岸とか、舞子や垂水の海沿いとか、海の見渡せる場所って、気持ちが落ち着きますよね。高取山にちゃんと登っていれば、山からの眺望にも同様の感慨をもったと思うんですけどね(^^;。

やっぱり、海と山、両方が身近に感じられる神戸って、好い街ですよ。都会具合も程よいですしね(^^)。

っと・・・今日は、それだけです(^^;。

藍那曰く

2009-02-17 17:17:36 | Weblog
明日はまた一日中、神戸を駆けずり回って写真を撮ります。記事はもう書いているので、写真だけ。で、その写真を見て・・・っていうか、現地を体験してから、記事を修正して・・・今週中に入稿。うん、いいペースで捗ってます(^^)。でも、明日は十時間くらい歩くかも(爆)。六万歩いったら、どうしよう・・・自分を褒めてあげましょう(^^;。

ところで、藍那が言ってました。たぶん、お酒の席の雑談かなんかだったんだろうと思うんですけど、友情度をお金で測るような質問をされて不愉快だったって。つまり「君は、友人のためにどれだけのお金が用意できるか」みたいな質問ね(^^;。

藍那は、真面目に答えるのが嫌で「わたしの友達には、お金を用意して欲しいというような人はいない」と言ったそうですが・・・たしかに、そうだなぁって、そう思ったんですよね(^^)。

それから藍那と「友情って」みたいな話になって・・・彼女曰く「お母さんは、友だちに何かあれば出来ることは何でもしてあげるでしょう。で、お母さんに何かあった時、友だちは出来ることは何でもしてくれるって思っているでしょ。それでいいでしょ」。たしかにねぇ~・・・そう「それでいい」と、わたしも思いました。つまり、実際は、何もしないんだけど・・・「いざという時」に頼りになると信じあうことができるなら、それでいいと、うん、そう思います。

だって、自分に何かあったとき、たぶん、わたしは友だちを頼りません。きっと、友だちも、わたしを頼らないでしょう。けれど「頼れる」という信頼が、実際に頼る以上の力になってくれるんですよね。それこそが、友情なんじゃないかなって・・・うん、藍那の言葉を聞いて、そう思ったのでした(^^)。

って言っても、それは「マジで頼ってくるなよ」ってことじゃないからね、友人たちよ!! わたしの助力が必要になった時は、なんだって遠慮なく言っておくれよ!! もちろん、わたしも、どうしてもっていう時は、具体的な頼みごと、させてもらうかもしれないからさ!ねっ!!

訃報に接して・・・

2009-02-16 20:46:31 | Weblog
ある方の訃報が届きました。わたしにとっては面識のない、ある意味、遠い存在の人なのですが・・・わたしの大切な人にとっては、とても近しい人なので・・・ん~、どうしたらいいんだろうと、考え込んでいます。

でも、いくら考えても、どうすることも出来ません。ただ、もし、彼女がワタシに対して何かを望んでくれたとき、すぐにそれに全力で対応できるように、心の準備をしておく他、何もできません。

どんなに大切な人であっても・・・われわれは、他人の悲しみに無力だなぁって・・・つくづく思います・・・