OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

累積疲労の現れ方

2006-10-30 17:08:12 | Weblog
なんだか、今日も景気の悪い話題でスミマセン(^^;。けど、特定の出来事のせいではなくって・・・もっと、累計的なことがらなんです・・・と、一応、弁解しておこう(爆)。

何か悲しいことが起こって落ち込む・・・これは、本人にも周りにも、比較的分かりやすいですよね。けれど、周りの人たちは勿論、本人にさえ分かりづらい、金属疲労みたいな累計型の心の疲労は、どんな風に見つければいいんでしょうね。運動選手に起こる疲労骨折のようなことが、人の心の中で起こる前に、何か分かりやすいシグナルのようなものがあれば、知っておきたいですよね。

でね・・・先日、わたしは、ある体験をしたんですが・・・これって、もしかしたら、心の疲労のサインじゃないかななんて思ったんですよ・・・ちょっと、聞いてもらえますか。そんな、イヤだなんて言わずに、ちょこっとだけお時間、下さいよ。

とは言ったものの・・・どう、表現したらいいかなぁ・・・(爆)。

ある時、なんだか、突然、ぼーーーっとしてしまったんですね、わたし。で、自分で、自分に「どうしたの?」ってたずねたら、わたしは「どうしたの?」って、投げかけた質問を鸚鵡返しするだけなんですよ。

で、わたしはわたしに「何か悲しいの?」って聞いたわけです。すると「悲しい?ううん、別に・・・」って答えます。「じゃぁ、忙しくて大変なのかな」って聞くと「まぁ、忙しくないこともないけど・・・大変ってほどじゃないよ」と答えます。なので「なら、少し、整理してみようか。今、気になっていることを並べてみて」って言うと、わたしは素直に、つらつらと幾つかのことを列挙しました。するとね・・・それが、仕事のことも、普通の心配事も、なんとなくしたいなと思っている程度のことも、ごちゃ混ぜになってるんですよ。

これは、わたしの頭の中では、あまりないことです。わたしの頭は、けっこう分類好きなので、仕事は仕事、趣味は趣味、個人的な思索は思索と、くっきり仕切られているんです。でもって、仕事の場合は、必ず優先順位というのが重要視されていて・・・自分の行動を決めるときには、この分類され、優先順位が確定された資料でもって、判断していくんです。だから、分類もなく優先順位もなく、データがごちゃごちゃのまま差し出されるなんて、信じられない状況なんですよね。

でも、そのごちゃ混ぜになった項目を、一個一個指差して「これは、どういうものなの?」と、わたしに聞くと「仕事。あまり急がない仕事」とか「遊び。時間が出来れば、したいなと思っていること」とか、ちゃんと間違いなく答えられるんです。だから、認識能力は、まだ生きてるんです。

つまり・・・わたしの場合はってことですが・・・疲労は、まず整理能力に障害が現れる。だから、たとえば、部屋の片づけが、いつもより雑になるとか、鞄の中や机の引き出しの中が乱雑になるとか、ゴミ箱が汚くなるとか・・・そういうことが始まったら、それは心が疲れているサインなんじゃないかと・・・そんな風に思ったわけです。

なんの科学的根拠も無いですよ。疲れると、整理整頓したくなる人というのもいらっしゃるようですしね(^^;。ただ、わたしの場合は、そんなだなと・・・ある日突然、あたまの中の整理機能が停止して、こんなことを思った次第です(^^;。