OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

痛みが教えてくれるボーダーライン

2006-10-11 22:15:22 | Weblog
ああ、明日は、また、歯医者さんの日だ・・・(涙)。

けど、大丈夫なんだ。だって、やっぱり神経が死んでたみたいなんだもん。一番奥の歯で、しかもかなり進行しちゃってるから、まるで道路工事のような治療なんだけど、神経が無いから、ほとんど痛くないの。

とはいえ・・・怖いことだよね、痛くないって。そういえば、少し前に・・・何かにぶつかっても、こけても、とにかく全く傷みを感じないから、身を庇う術を身につけられなくて、無理な動きをして骨折を繰り返して、骨が変形してしまうっていう難病の子どもたちのドキュメンタリーを見たけど・・・ほんとうに「痛みを感じない」って、怖ろしいことなんだと思う。

それとは、少し違うかもしれないけど・・・我が家の老犬ヘンリーさん、すっかり体力が落ちて、散歩もポトポト歩く程度しか出来なくなっているんだけど、少し体調がイイと、ついつい調子に乗って、沢山歩いたり、早く歩いたり、斜面を登ろうとしたりして、その後、疲れてしまって体が動かなくなって、そんな自分に落ち込んでいる。

自分というものが、正確に理解できるなんて、なかなか出来ないことだけど、少なくても「傷み」って奴は、「私のボーダーライン」を知らせてくれる、大切なものだよね。君って人は、これ以上進むと、かなり辛くなるよ・・・って知らせてくれる。

だからといって、痛くない範囲でばかりで、生きているわけにもいかないけど、痛みを越えて進むところに、覚悟が出来るしね(^^)。

だから、痛いって感じられることには、感謝しなくちゃね。不幸にも、痛みにも、慣れるってのが、一番マズイ状況だからね。