OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

つゆ草が枯れるのを見て、共生を考える

2006-10-16 16:36:23 | Weblog
この季節、道端を見ると、つゆ草が、いっぱい枯れています。つい先日まで、あんなに瑞々しく、あんなに可憐に花を咲かせていた露草が、赤黄色くなって・・・はっきりいって、綺麗ではありません。むしろ、景観を損ねています。

けど・・・これが、自然の姿なんですよね。壮大であったり、雄大であったり、鮮烈であったり・・・美しいばかりが自然の姿じゃない。枯れていくものの姿も、朽ちていくものの姿も、やっぱり自然の姿なんですよね。

それにしても・・・つゆ草たちが見せてくれる、自然界の「時(季節)の住み分け」って、植物たちの知恵ですよね。地域の住み分けもありますが、わたし的には、この「時の住み分け」っていうのには、本当に感心させられます。だって、限られた土地の中で、沢山の植物たちが生きていくのに、最高に適した方法じゃないですか。

人もね・・・植物と同じように、サイクルを持っているでしょう。前世に現世に来世みたいなことじゃなく・・・一つの人生の中での浮き沈みって、あるじゃないですか。なんていうかな・・・「調子の良い時」とか「上手くいかない時」みたいなもの。だとしたらね・・・うまく行かない時は、上手くいっている人に場所を譲って、自分は少し休んでいるってことが出来るといいですね。年がら年中、同じ花ばかりが咲き誇って、他の花に養分も水分も太陽の光も分けてあげないなんてことしないで、いろんな花が、順繰りに咲いていくようなことになると、いいと思いませんか?それが、再チャレンジできる世の中ってことじゃないのかな。季節は巡る・・・どの人にも同じように、冬の時もあれば夏の時もある・・・そういう公平さがあるとイイですね。もちろん、そんな単純にはいきませんけどね(爆)。