OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

遊び下手・・・(涙)

2006-10-13 17:53:24 | Weblog
世の中には『遊び上手』な人というのがいる。

要するに、提供される娯楽というものを、徹底的に楽しめる人たちだ。女性に多いのは・・・いわゆる、グルメであったり、コスメであったり、ファッションであったりというものを、情報を上手く活用しながら、味わいつくす人たち。

まったく方向は違って見えるけど、男性に多いゲームやアニメに夢中になる人たちというのも、やっぱり「提供される娯楽」を、上手に楽しんでいる人たちということになるだろう。

それプラス、自分のアイデアや、自分の手足を使って、オリジナルに楽しめる人たちもいる。グルメでも自分が料理を創作して楽しむ人、ファッション好きでも自分で作ったり工夫したりするのが楽しい人、ゲームやアニメでも、自分が製作者になって楽しむ人は、この要素を持っている人なんだろう。そうそう・・・タレントの所ジョージさんは、既存のものをコレクションしながら、それを使ってオリジナルの楽しみ方をしてらっしゃるようで・・・まさに、このタイプの人なのかな。

それから、人工的な提供物ではないけれど、自然から与えられたものを楽しむ人もいる。花を育てたり、生き物を観察したり、釣りをしたり、山に登ったり、キャンプを楽しんだり。こういう人たちも、立派な『遊び上手』な人たちと言えるだろう。

けど・・・わたしは、そのどれもが苦手だ。いったい、わたしは、何をすれば楽しいんだろう・・・我ながら、それがまったく分からない。

そういえば、小学校の時、同じ年頃の子どもたちの遊ぶ様子に感心していたのを思い出す。田舎なので、川に下りて、魚取りやザリガニ取りをしているかと思えば、あっというまに山に行き、猿のように木々の間を飛び回って遊んでいる子どもたち。女の子でも、スカートの裾を、パンツに突っ込んで、ガンガンに遊んでいた。けど、そんな彼らに、わたしは全く付いていけず、結局トボトボと一人で家に戻るはめになっていた。

家の中の遊びでも、女の子たちは、綺麗な布や包装紙、お菓子の空箱、あるいはボタンやオハジキなどを使って、買って貰った人形の家や家具を作ったり、洋服を作ったり・・・文房具もオリジナルにデコレイトしたりしていた。が、わたしには、そんなアイデアも感性も、手先の器用さもなく・・・ただ、それを感心しながら見ていたっけ。

人工的なものであろうと、自然のものであろうと、どっちでも構わないが、とにかく自分の周りにあるものから楽しみを貰うってことは、生活する上で、いや生きる上で、とっても大切なのに・・・ああ、なんて、わたしは遊び下手なのだろう。

そうそう、知り合いに、わたしのようなタイプの男性が数人いるが、彼らには、いずれも、とっても遊び上手な奥さんが付いている。彼らのことは、とっても羨ましい。どうも、女性の方に、遊び上手な人が多いようで・・・家族を楽しませるのは、どちらかというと女性に適した役割なのかもしれない。ふうむ・・・ということは、うちの家族は、わたしのせいで、かなり可哀相だったかも。子どもたちは、もう、自分で遊べる歳になり・・・幸いなことに、母親の遊び下手の影響も少なかったようで、今は毎日、楽しく遊び暮らしているようだが(爆)・・・そうなると、可哀相なのは、我が夫ということなのかな・・・とほほ(^^;。