OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

大量の書類を提出させる理由

2006-10-19 18:04:33 | Weblog
昨日は、わたしの個人的定休日だったので、いつもの通り、家でゴロゴロしていたら、あやや、携帯が鳴り出した。なんとなぁ~く、嫌な予感がしつつ電話に出たら、やっぱり事務所からで「市役所から、○○の件で電話ありましたぁ。連絡してくださ~い」とのこと。「はぁ~、なんでまた今日なんよぉ~。手元に、何も資料もないやんかぁ~」と、一人文句を言いながら連絡してみたら、「○○の件で、まだ書類が出ていないようなので、至急よろしく」とのことだった。「ええ~、そんな書類、出さなきゃいかんのぉ~・・・ふうむ、出さなきゃいかんのね・・・仕方ねぇ・・・でも、今日はヤラナイ、明日にする」と、わたしは頭からベットに潜り込んだ。

と、数時間もしないうちに、また携帯が鳴る。今度はメール。「なんやねん!!」激しく愚痴りながら文面を確認すると。また事務所から「県民局からFAXが届いてます。□□に関しての書類、提出して欲しいとのことです」だって。「おいおい、その書類は、もう半年も前に出したはずやでぇ~」と、今度は首を傾げながら、県民局に電話したら「あれは、あくまでも仮提出で、本提出をしてもらわないと、資格停止になります。もう、期限はとっくに過ぎてますよ」とのこと。なんか、やたらとムカついた(爆)。

細かく文句を言ったらキリなくあるんだけど・・・とにかく、公的機関から提出せよと言われる書類には、無駄に思えるものが多すぎるんだよね。しかも、同じようなものを、いくつもいくつも、こちらの部署ごとに、あちらの部門ごとに提出しなくちゃならないから、ほんとうに無駄感が募っていく。「まったく、何の目的があって、この書類が欲しいっていうんだろう。これが本当に必要なのかどうか、あたしゃ、はなはだ疑問なんだけどさ」と思いつつ書類を作成していて、ふと、子どもたちからの質問を思い出した。

「ねえねえ、これ勉強したら、大人になって役に立つの?」「う~ん、正直に言っちゃうと、あまり直接的な役にはたたないかもしれないね」「なら、どうして、これを勉強しなきゃいけないの?」って質問。

その時、わたしは、どんな風に答えていたっけ・・・たしか・・・「勉強している中身が大切なんじゃなくて、目的をもって勉強という作業を積み重ねていくってことを勉強しているのよ」なんて、ワケの分からんことを言ってたかなぁ(爆)。

でも、要するに・・・今、わたしが書かされている、この大量の書類の山にも、同じような意味があるのかな・・・などと思った。つまり、書類の中身が必要だというより、これくらいの書類が作成できないような事務能力欠如の事務所は認可できないというようなフィルター機能(資格審査的な機能)か、これだけの面倒を乗り越えることによって、重要な責任ある仕事をしているんだぞという意識を持たせようという精神論的な意味合いがあるのか・・・とにかく、書類の中身以外のところに、本当の目的があるのかなと。

ちなみに・・・偶然にも、昨日一日で、同じような内容の連絡を、二箇所から受けたわけだけど、市役所の人の応対は感じヨカッタなぁ。「はい、頑張って、すぐに提出します。連絡ありがとうございましたっ!!」って言えたもん(笑)。けど、県民局は、正直、ムカついた。ほんと、内容的にはそんなに変わらないことなのに、言い方で、こんなにも、こちらの気持ちが変わるんだね。

そういえば、うちの市役所は、たいてい、いつも対応が好い(^^)。けど、すぐ隣の政令指定都市の役所とか県の職員は、はっきり言って高飛車だ。市民や県民として接したら、もしかしたら、そんなことはないのかもしれない。わたしが、県や隣の政令指定都市の役所に連絡するときは、いつも出入り業者としてだから、それであんな上からの態度なのかもしれない。まっ、市民や県民に、ちゃんとサービスしているなら、業者として小突かれるくらいは我慢しようと思うけどさぁ~・・・どうなんだろうねぇ。