ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

WBC 決勝

2006-03-21 15:14:02 | スポーツ
つい今しがた、決勝戦で日本がキューバを破って初優勝しました。おめでとうございます。実に嬉しいニュースですね。

それにしてもキューバ、やっぱり強かった。よくぞ勝てたものです。あの豪快なスイングと、剛速球を観れたのは嬉しい。あ~ドミニカやベネズエラと試合する日本、見たかったなあ。まあ、いろいろ思うことはあるのですが、今は素直に喜んでいたいです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WBCってさ

2006-03-20 12:20:10 | スポーツ
試合そのものは、ほとんど観ていないので論評は差し控えたいと思いますが、来年あるのかいな、WBC。なんだって韓国と3回も試合するの?あたしゃ、ドミニカやキューバ(決勝で当たるが・・・)などとの試合だって観たかったゾ。

だいたいサッカーのW杯でも、予選A組1位とB組2位を試合させたりして工夫するものなのに、どうも腑に落ちない。新聞などでは、開催国であるアメリカ優位に仕組まれていたと書いてありますが、そのアメリカが予選リーグ敗退なのだから、お粗末な仕組みと言わざる得ない。

一生懸命プレーしている選手たちの責任ではないけれど、なんとなく興が削がれたのは如何ともしがたい事実だわさ。いずれにせよ、アメリカが勝てなかったWBCに、来年以降アメリカが協力するとは思えない。

私は子供の頃、米軍基地の隣町に暮らしていたことがあります。米軍の払い下げ住宅に住んでいたこともあり、近所には米軍基地勤務のアメリカ人家庭が何件もありました。敗戦国の野蛮人と日本人を見下げるアメリカ人の子供たち(なぜか全員白人だった)とは、日頃喧嘩ばかりしていました。

おかげで、英語の悪口だけは子供の頃から馴染んでいたものです。後年、中学校で「FAIR」という言葉が「公平」を意味すると教わった時、思わず「嘘だ~!」と声を挙げてしまいました。てっきり、「自分たちに有利にする」といった意味だと思っていたのです。

まだ4~5歳の頃の片言英語でのやりとりでしたが、あいつら負けそうになると「NOT FAIR!」とか叫んでいました。卑怯だと言っているようにも思えましたが、勝ち誇る時にも「FAIR FIGHT」とか言っていたようなので、理屈っぽい奴らだと子供心に思ったものです。

勝った者こそが、正義の看板を掲げる権利を有するのは当然にしても、その勝ちに対するこだわりには少々違和感を感じてしまいます。勝ち負けを繰り返してきた、長い歴史を有する国々との間で紛争が耐えないのも、むしろ当然かもしれません。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消されかけた男 (B・フリーマントル)

2006-03-17 17:08:39 | 
なぜか忙しくなると、ホラーものやミステリー、サイコ、SFが読みたくなります。法廷ものや、スパイ小説も面白い。まあ、現実逃避の匂いが濃厚ですがお許しあれ。

ハイテク花盛りのスパイ業界で、時代遅れの役立たず扱いを受けているイギリス情報部のベテラン・スパイの主人公チャーリー・マフィン。ツギハギだらけの古びたツイードの上着と、履き潰したハッシュ・ハッピーの靴が妙に似合う地味で、さえない窓際の中年男。されど内に秘めたる想いは熱く、しかも冷静沈着。まさにベテランならではの味がある中年スパイ。

ジェームズ・ボンドを筆頭に艶やかなスパイと比べると地味で色気のない、このベテランスパイですが、英国やアメリカ、ロシアらの情報部を敵に回しての大活躍。近年のスパイ小説では、もっとも控えめで、しかもしたたかなチャーリーは、フリーマントルの代表的主人公となり、いつの間にやらシリーズものとなる人気ぶりです。

このフリーマントルやグレアム・グリーン、ジョン・ル・カレのような欧米のスパイ小説を読むと、背景にある白人の欧米文化の重層的な精神気質を深く感じざる得ません。誠心誠意の笑顔で、暖かい握手を交わしながら、心の奥底でどす黒い悪意を育む。それでいて、友情とか愛とかに敬意を払う。でも、自分が生き残るためには平然とそれらを踏みにじる。とてもじゃないが、あのように嘘と真実と、その上を塗りたくる虚像と虚構を描くことは、日本人の作家には到底無理(私小説なら可能)。これらの作家を読んだ後で、馳星周ら日本人作家の犯罪ものを読むと、その薄っぺらさにうんざりします。

もっとも、この日本的な気質は、ある意味ホッとさせられる部分もあり、日本人の良い点でもあるので、別に欧米に習う必要はないでしょう。でも、スパイ小説のような作品では、どうしてもその重厚さに押され勝ちなのも事実です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソーセージ

2006-03-16 15:39:09 | 健康・病気・薬・食事
誰のエッセイか忘れましたが、世の中には「ハム」派と「ソーゼージ」派に分かれるそうです。私はどちらも好き(美味しければ)ですが、食べている量から判断すると「ソーセージ」派に入りそう。

調理方法は概ね、ボイルするか、フライパンに油を引いて炒めるかのとちらかです。今朝新聞を読んでいたら、フライパンにお湯を入れて蒸し焼きにする方法が載っていました。なるほど、これもなかなか美味しそう。最後に水分を飛ばして、軽く焼くと皮がパリッとした見るからに美味なソーセージが簡単に出来ます。タマネギやピーマンなどの野菜も途中から入れて、付け合せにすれば栄養のバランスも良さそうです。

ソーセージといえば、以前ドイツを訪れた際、食料品店の店先に並ぶソーセージの種類の多さに唖然とした記憶があります。味も個性的で、ほぼ毎日食べていたが、同じ味のものはなく感心しました。もっとも、付け合せの野菜が皆ジャガイモか、キャベツの酢漬けだけなのには参りましたがね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確定申告、雑感

2006-03-15 16:34:54 | その他
所得税の確定申告の締め日でもある、今日15日。既にスタッフは帰宅し、私一人事務所に残って残務整理。ここ8年ほど、いつも夜半まで仕事に追いかけれていましたが、今年はスタッフの頑張りもあり、午前中でほぼ終了。ありがたいことである。もっとも、ここ三週間は深夜の帰宅が相次ぎ、TVはもちろん、新聞すら流し読みの情報不足。

正直、頭がフニフニの状態なので、まともな事書けそうもない。まあ、書き溜めた原稿が数部あるので、しばらくはそれで済ませよう。いまは只、休息が欲しい。ただそれだけ・・・

それにしても今年はきつかった。やはり景気回復の流れは確かにあったようで、土地取引が非常に活発であることを実感した。ただ、商店主などの零細事業者には、相変わらず厳しい一年であったようです。もう少し落ち着いたら、ゆっくり分析したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする