曖昧批評

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極私的FFXIVジョブ観・竜騎士編

2024-01-15 21:34:00 | デジタル関係
極私的ジョブ観はDPS編に入る。第1弾は竜騎士。

竜騎士は僕のメインキャラが最初にカンストしたジョブだ。つまり、最初は本職竜騎士だった。しかし、レンジ(遠隔物理DPS)のほうがギミックの処理が格段に楽だと知って機工士に転向して今に至る。

竜騎士はコンボが長く、コンボを繋げながらバフを維持するのも大変で(敵の攻撃を避けながらだからね)、苦労して撃てるようになる最終スキルがいまいち強くなくて、というのもやめた理由だった。

その後竜騎士は何度も改修され、今ではかなりスキルが整理されて使いやすくなっている。が、それでもスキル数が多くて、ホットバーに収まるかどうかギリギリである。

◾️循環するコンボ

竜騎士の攻撃スキルのコンボは長く、最後まで行くと最初に戻ってまた始まる循環性に特徴がある。「次のスキルを打てる状態」、公式の表記では「●●●実行可」という状態を切らさなければ、永遠に回していられる。FFXIV全体に言えることだが、スキルはコンボとして撃つと威力がアップする。ので、多分竜騎士のコンボは切らさず永遠に回しておくのが理想。

敵単体用のコンボは
・トゥルースラスト→ポーパルスラスト→ヘヴンスラスト
・トゥルースラスト→ディセムボウル→桜華繚乱
の2系統ある。
ヘヴンスラストの威力が大きいので、トドメはこっちかな。ディセムボウルで与ダメ10%アップの「竜槍」が30秒付与、桜華繚乱で24秒間に威力45ずつのHoT(継続ダメージ)を敵に付与。

昔は(そして今もレベル50以下なら)ヘヴンスラストではなくフルスラスト、桜華繚乱ではなく桜華狂咲だったので、この二つの系統は「フルスラコンボ」「桜華コンボ」と呼ばれていた。回しとしては、先に桜華コンボで与ダメアップしつつHoT、フルスラコンボで大ダメージ、を繰り返すのがセオリーだった。

レベルが上がるとコンボが長くなり、途中から両ルートが合流する。ヘヴンスラストの後、竜牙竜爪、竜尾大車輪と続け、竜眼雷電に戻る。戻るというのは、竜眼雷電はトゥルースラストが変化したもの(竜眼雷電実行可になるとボタンが置き換わる)だからだ。トゥルースラストなので、ポーパルスラストかディセムボウルのどちらかに繋げることができる。これが前述の循環するというやつである。

桜華繚乱の後は、竜尾大車輪→竜牙竜爪と、ヘヴンコンボとは逆の順序になり、やはり竜眼雷電実行可になる。


まるで東名高速のように途中で分岐する単体コンボ

ヘヴンスラスト。強さの割にエモートが小さい。ちょっと上がってくるっと回るだけ

桜華繚乱。謎の浮遊力で浮いて突く。なぜか桜の花びらとともに


範囲攻撃もコンボだ。しかも単体コンボと途中から合流するので、そこから状況に応じてルートを切り替えられる。

範囲はドゥームスパイク→ソニックスパイク→クルザントーメントの3連で、ソニックスパイクで竜槍が付く。クルザントーメントの次が竜眼蒼穹で、これはドゥームスパイクの置き換え。またソニック→クルザンと続けられる。

一直線だから図にするまでもなかった範囲コンボ

竜眼蒼穹または竜眼雷電を撃つと天竜眼というリソースが1つ付く。天竜眼2つで天竜天晴という直線範囲攻撃ができる。どれかのコンボルートを2周するたびに強攻撃が可能なわけだ。威力420なのでそこまでじゃないかもだが。

ちなみに竜騎士の範囲攻撃は前方直線範囲なので、IDの雑魚などをまとめて殲滅する時など非常に使いにくい。


クルザントーメント。青い稲妻

天竜天晴。青と赤、二匹の竜を投げる技

単体コンボ2ルートと範囲コンボの関係図。グレー四角でどちらも選べるので、単体・範囲コンボの相互乗り入れが可能


◾️空中戦コンボ

FFシリーズの竜騎士といえば、超高速で飛び上がって急降下攻撃するジャンプだろう。FFXIVの竜騎士にも、3系統の地上コンボとは独立した空中コンボとでもいうべきジャンプ系スキル群がある。

まずハイジャンプ、続けてミラージュダイブ。これでドラゴンアイが1つ付く。ドラゴンアイが2つになった状態でジャンプ範囲攻撃のゲイルスコグルを撃つと「紅の竜血」状態になる。紅の竜血効果中はナーストレンドとスターダイバーを実行可能。紅の竜血は30秒。ナーストレンドのリキャストは10秒で、スターダイバーは30秒なので、効果中にナーストレンドを3回、スターダイバーを1回撃つことができる。

スターダイバーはどうやっても1回なので、効果中のいつ撃っても良い。僕は紅の竜血効果中にナース・スター→(10秒間他の行動)→ナース→(他の)→ナースと撃っている。

このジャンプ系連続スキルは地上コンボとは無関係。地上コンボを回しながら隙を見て(GCDの回転中に)ジャンプ系を挟む感じになる。ハイジャンプのリキャスト(=2回目のジャンプ系開始までの時間)は30秒で、地上コンボを2周終えたあたりに戻る。
具体的にはこんな感じだ。

ハイジャンプ
ミラージュダイブ
トゥルースラスト
ディセムボウル
桜華繚乱
竜尾大車輪
竜牙竜爪
竜眼雷電
ポーパルスラスト
ヘヴンスラスト
竜牙竜爪
竜尾大車輪
竜眼雷電(このあたりでハイジャンプが戻る)
ハイジャンプ
ミラージュダイブ
ゲイルスコグル
ディセムボウル
ナーストレンド
スターダイバー
桜華繚乱
(続く)

竜騎士のスキルで最大威力620のスターダイバーの回数を増やすために、僕はハイジャンプから始めるのだが、調べるとハイジャンプはかなり後、桜華コンボの竜眼大車輪の後あたりでやるのが高難易度勢のセオリーらしい。

ナーストレンドとスターダイバーは非GCDなので、GCDで回る地上コンボの合間の好きなところに挟める。なら早いうちからガンガン使ったほうがいい気がするのだが…。

ハイジャンプ。肉眼では捉えられない速度で上昇中。グルポだから撮影できた

ミラージュダイブ。竜状のソウルが飛んでいく。これを2回打つと紅の流血に繋がるゲイルスコグル実行可になる

ナーストレンド。撃ったあとの波乗りポーズがかわいい


スターダイバー。衝撃波を追い抜く超音速ダイブ。ド派手な技

◾️その他のスキル

ドラゴンダイブ:ジャンプして敵の足元に着地、威力300の範囲攻撃。移動手段としても使える。

スパインダイブ:ジャンプして敵の足元に着地、威力250の単体攻撃。リキャスト60秒だが2スタックできる。ハイジャンプ、ミラージュダイブしてから、これかドラゴンダイブで接敵、トゥルースラスト、って感じかな僕は。

イルーシブジャンプ:後方に15mジャンプする。攻撃ではなく移動スキル。目測を誤るとステージから落下したりするので注意。

ランスチャージ:20秒間与ダメ10%アップ。リキャスト60秒。リキャスト毎にコンボの合間に挟んでいく。

ライフサージ:次の5秒間で最初に撃つスキルをクリティカルヒットさせ、HPを吸収する。回復手段が乏しい近接DPSとしては貴重なスキルなのだが、バフとして使わなきゃならないので悩ましい。減ってなくてもヘヴンスラスト前には使わないと、という。残念ながら桜華のDoTには乗らない。リキャスト40秒で2スタック可能。

ピアシングタロン:射程20mの遠隔攻撃。威力150と大したことないが、ギミックなどで敵から離れてる時にこれでチクチクやるとよい。リキャストなし(GCD)だから撃ち放題。

バトルリタニー:15秒間、自分含むパーティーメンバーのクリティカルヒット発動率を10%アップ。こういう確率アップはあんまり信用してないんだよね。やってる感出すために使うって感じ。

ドラゴンサイト:指定したパーティーメンバーの与ダメを5%アップ、自分の与ダメを10%アップかつ方向指定ありスキルの方向をどうでも良くする。効果時間20秒。MMOでありながら誰かに何かすることが少ないFFXIVなので、つける時もつけられる時もちょっと照れくさい。

一応方向指定についても説明しとく。桜華繚乱と竜尾大車輪は敵の背面から、竜牙竜爪は敵の側面から攻撃すると威力がアップする。各自最大限の努力をするのがMMOなので、竜騎士はこれらのスキルを撃つたびに敵の周りをクルクル回ることになる。

ライフサージ。回復もできる貴重なバフ

ランスチャージ。僕が始めた頃は捨身とかいう名前だった。苦しそうな表情はその名残か

◼️まとめ

僕自身もそうだったが、このゲームを始めるときに竜騎士を選ぶ人は多いと思う。FFIVのカインのイメージかもしれないし、アタッカーっぽいからナイトとかより気楽な感じ?があるからかもしれない。その先入観はこのゲームでも間違っていないが、レベル50までの話。56くらいからコンボが長くなり、ジャンプ系が入りだし、方向指定も面倒だし(それでも前より楽になった)、聞いてたのと違う!となるだろう。とにかく竜騎士は手を止められない。一発でかい攻撃がないのにDPS順では結構上位に来る。中威力のスキルを手を休めずに打ち続け、合間の2.5秒間に2個スキルを挟んだりして、その総ダメージを維持している。竜騎士は忙しいのだ。

僕なんかは竜騎士でも人よりダメージを出すことなんか諦めているので、そこまで忙しくしていない(おい)。一度辞めたジョブだが、近接DPSなのに遠隔攻撃がそこそこ強いところがいいなと最近になって見直している。近接DPSはロールアクションとして全員「内丹」という回復500のスキルと、ブラッドバスという与ダメージをHPとして吸収するスキルを持っているのだが、リキャストがそれぞれ120秒、90秒と長い。ほんとに万一の時しか使えないのだが、竜騎士はそれらに加えてライフサージがあるのも魅力。野良PTにどうしても近接出さなきゃならなくなったら僕は竜騎士である。

スパインダイブ。移動に便利だが、逆さまに落ちていたのを今回初めて知った

イルーシブジャンプ。ミスってステージから落ちると「リューさん面白すぎ」とか陰で言われるので注意

ドラゴンサイト。別名鮭の皮。


僕のホットバー。トゥルースラスト後、ボーパルスラストとディセムボウルが実行可の状態

竜眼雷電と竜眼蒼穹が両方実行可の状態。単体ルートに入るなら雷電、範囲ルートに行くなら蒼穹を選択





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