1月の配信パック「ZEROGRAPHY SNAPPAK」のレビュー。
例によって公式のサンプルが遅れている。どう使えばいいのか分からんが、待ってると遅くなるのでレビュー。
ゼログラフィーは、Wikipediaにも載ってる技術。元々はチェスター・カールソンという人が発明した複写技法らしい。それが発展して、現代では複写機の技術としてゼロックスなどが使っているらしい。今回のギアは、当然チェスター・カールソンの原始的な方である。
その名もCarlson Cレンズは、コントラスト爆上げとランダムでCMYが選ばれて色付け。現象だけ言えばこうなるが、初期のゼログラフィのプロセスを再現したものなのだろう。たぶん。
今回フィルムが2つ。と言っても白黒版とカラー版があるというだけ。Laser BWフィルムは、白黒でランダムに昔のコピー機で複写をミスった時のようなノイズが乗ったり像が微妙にずれて二重になったりする。
Laser CMYKは、カラー版。元の写真の色を残しつつ汚して複写ミスっぽいノイズを乗せてくる。ギアの名前からは、こっちがCMYに色分けのように思えるが、それはレンズの方でやる。Kとあるが、黒は選ばれない…と思う。
エディターでテストすると、Carlson Cレンズで、どれか一色の濃淡だけになっても、フィルムにLaser CMYKを適用すると、元の色が戻るときがあるような気がする。この辺の理屈は不明。
作例は白黒がBW、色付いてるのがCMYKを使用。