久々に社会情勢の予測でもやってみますか。これ以上投稿間隔が開くと数少ない読者様から見放されそうだし。
緊急事態宣言が6/20まで延長された。東京五輪の開幕が7/23なので、予定通り宣言が解除されても、残り1か月しかない。1か月前まで緊急事態宣言が出ていた国で、世界最大規模の国際運動会をやれるのか。
…というのが、主にTVマスコミなどの風潮だが、僕はやると思う。一部の国のチームなどが、もう来日して合宿するみたいだし、IOCはもちろん、国とか組織委員会に中止の動きがない。誰も止めないから進んでるだけ、という雰囲気も無きにしも非ずだが。
先日、BSフジのニュース番組で三浦瑠麗が言ってたんだが、ファイザーがワクチンを5000万回分も追加提供してくれるのは、五輪をやるためらしい。現状世界で一番信頼性の高いワクチンを、先進国の中では異例に感染者も死者も少ない日本にそれだけの数を提供してくれているのは、そういうことだと。他の出演者が、そうすることでファイザーの利益が極大化するからか、と質問すると、いや、ファイザー社の社会的使命として東京五輪に協力したいのだと(ここ実際の表現は忘れたが、そんな感じ)。
僕はずっと自宅の居間でテレワークしてるので、奥さんがつけっぱなしにしているワイドショーを毎日のように聞いて、たまにチラ見しているのだが、そういう話は一切出ない。五輪反対の急先鋒は朝日新聞と立憲民主党らしいが、坂上忍のバイキングも、フジなのに政府の五輪推進には否定的だ。しかし、実際には世界は結構前向きらしい。たぶん。
政府は、そういう世界の東京五輪感(観)を把握してるだろう。他国も協力すると言ってくれているし、IOCも強引な表現ではあったが開催を確約した。もうこれはやるしかない。国民やマスコミ、まして朝日新聞に批判されたからって何かをやめたことがない政府である。やるでしょ。
おそらく感染者数は、開催直前の段階でもそんなに減ってないだろう。東京で1日の感染者数100人台、最悪300人台ってとこか。それでも5月末の今の数よりは少ない。
そう、今より少なくするために、効いてるのかどうか怪しい緊急事態宣言を延長したのだと思う。さすがに宣言中は増えないだろう=減るだろうから。じわじわでも減っていって、まあ減って来たし、プロ野球をはじめスポーツイベントもなんとかやってるんだからやります、という、なんとなくな流れで開催するんじゃないだろうか。
観客は一部無観客で、一部ちょっとだけ入れて。客入れるのかと批判されれば、いや有観客は準決勝以上だけです、みたいな、各部分に言い訳ができるような、事態がどっちに転んでもいいような、やる/やらないの両方に足を突っ込んだ状態で何とか押し切ると僕は予想している。