アイスランドがテーマのHOFN HIPSTAPAKを紹介した記事を読み返したら、Djammaフィルムは単体でも使えるんじゃないかと書いていた。
Djammaフィルムの公式のキャッチフレーズはOvercast satulationである。非常に色が濃い。
似たような効果があるギアとしては、初期の名作Tejasレンズがある。ノスタルジックな味わいのある色の濃さが良かったが、周辺光量が激しく低下するのがネックだった。
DjammaフィルムはTejasレンズとはまた違うアナログライクな色乗りがありつつ、周辺光量の低下はない。しかもフィルムだ。
ヒプスタ全体の傾向として、絵のエフェクトはレンズ、表面の質感や枠はフィルムと切り分けている。そのフィルムでこれだけのエフェクトがかかるとなれば、合わせるレンズによっては色々遊べそう。
と思ってプロモードで全パターン試したが、元のエフェクトが濃過ぎて合うのがない。とりあえずレンズなし、Djammaフィルムのみのお気に入りを作って撮影に出掛けた。
Djammaフィルムのみ。濃いわー。
Ericレンズを合わせた。青空の抜けは悪くなったが、やや黄色っぽくなりつつクセが多少薄まった。
色が薄くなる訳ではないが、白系のフェードがかかるからという理由でBrunoレンズにしてみた。これは当たりかも。
これもBrunoレンズ。Djammaフィルムの濁りを取り除いてキリッとした描写になるらしい。この写真は問題ないが、シャドー部が潰れるので、そこは注意。